アメ車で アソぼう!アメ車と行くアウトドアフィールド
非日常へ繰り出して、日頃のストレスを解消
Go! Outdoors
カスタムしたり、ミーティングしたり、ツーリングしたり、アメ車を楽しむ術は無限にある。何をどのように楽しむかは十人十色だが、たまにはアウトドアフィールドへ繰り出すのはいかが?アメ車とともに行く非日常へのトリップは格別な時間を与えてくれるハズだから。
非日常へ繰り出して、日頃のストレスを解消
最近はアウトドアブームが再燃していることもあって、SNSには楽しんでいる写真が数多くアップされている。それを見て「俺も出掛けたい!!」と思った人は多いはず。しかも時期が8月であればなおさらだ。 アウトドアフィールドに出掛けようと思ったら、やっぱり頼りになるのは4WD・SUV。
なかでもジープがそのイメージにピッタリであることに異論を唱える人はいないだろう。一般的にもヨンクと言えばジープを思い浮かべるっていう人が多いことは検証済み。ジープが何十年という歴史を持っていることや、変わらない機能性を備え続けていることを、たとえ知らなかったとしても。
だが、難しいことは後からいくらでも知ることができるのだから、まずは乗ってみることが大事だと思う。 さらにジープのラインナップのなかでも圧倒的な存在感を放っているのが「ラングラー」だ。以前は2ドアモデルのみにこだわり続けていたが、2007年にフルモデルチェンジして4ドアモデルのアンリミテッドが登場すると、これまでは欲しくても躊躇していた人たちがこぞって手を出し始めたのである。
この人気に後押しされ、アフターマーケットもこれまで以上に活況を呈しており、今回アウトドアフィールドへと繰り出すこととなったJL&JKラングラーも、ボディメイクはもちろん足回りをカスタマイズすることで、よりハードな一面を見せている。
新型のJLはまだ正規導入されていないが、タイガーオートの手によってカスタマイズされ、足回りを中心としたメイクが施されており、もう一方のJKはラグジがメイクし、エクステリアにハードテイストのパーツを装着してヨンクらしさを高めている。そして両車ともにセレクトしたホイールがWORK製「CRAG?T‐GRABIC(クラッグ ティーグラビック)」。
世界一過酷なオフロードレースBAJA1000において、プロオフロードレーサー「塙 郁夫」選手のマシンに装着されていたプロトタイプをもとに、量産型として忠実に再現された力強いデザインとパフォーマンスを特徴とするモデル。
これらのカスタマイズによってアウトドアフィールドへ繰り出す相棒としては最高な状態にブラッシュアップされていると言えるだろう。 とはいえ、アウトドアへ繰り出すクルマとして最適なのは4WD・SUVだけではなく、今は手ぶらでもOKな施設が充実しているため、車高の低いスポーツモデルやセダンでもまったく問題なかったりする。
ラグジが用意したチャレンジャーは一見すると似つかわしくない様にも見えるが、どんなモデルをも受け入れる懐の深さが大自然には溢れているのだ。
TIGERAUTO JEEP JL WRANGLER RUBICON with WORK CRAG T-GRABIC
タイガーオートが他よりも先駆けていち早く日本へとインポートした新型のJLラングラーだが、早くもカスタマイズが敢行されている。
着手したのはサスペンションで、モパーパフォーマンス製リフトアップキットをインストールして2インチリフトアップし、タイヤは今月から販売を開始したばかりのヨコハマ・ジオランダーM/TG003で、サイズは35×12.50R17を装着している。
LUXZ JEEP JK WRANGLER UNLIMITED with WORK CRAG T-GRABIC
ラグジがメイクしたJKラングラーは、ノーマルと変わらぬ快適性をベースにしながら、シーンにかかわらず使い勝手と快適性を高め、さらにオーナーの行動範囲を大きく広げるカスタムが随所に施されている。
リフトアップ量はライトな2インチだが、フラットフェンダーを組み合わせることでそれ以上にアップして見えるほか、細部のカラーリングはマットブラックに揃えて統一感を演出している。
LUXZ DODGE CHALLENGER with WORK EMOTION CR3P
ラグジといえばやはりダッジ・チャレンジャーはハズせない。同社オリジナルカスタムブランド「EDGE CUSTOMS」による独自スタイルで、ノーマルとは明らかに異なる刺激的な加速やサウンド、他を圧倒するフォルムを纏わせて、チャレンジャーを深化させる。
MODEL CRAG T-GRABIC
□サイズ:17×7.0J/インセット 38/5H/P.C.D.127 □カラー:マットカーボンカットリム/アッシュドチタンカットリム □構造:鋳造1ピース構造 □付属品:センターキャップ、エアバルブ □価格:43,000円(税別)
基となる競技用ホイールを再現し、歯車型のディスクデザインで構成される「WORK CRAG T-GRABIC(ワーク クラッグ ティーグラビック)」。市販化においてもオフロードでも使える十分な強度・剛性を確保。リムエンドを縁取るビードロックリング形状のリムフランジを採用するなどして生み出される類まれなる存在感もまた、大きな特徴だ。
Ork Hirugano オークひるがの
ADDRESS:岐阜県郡上市高鷲町鷲見上野2363-988
TEL:0575-73-2425
URL:https://www.ork-hirugano.co.jp
今回撮影で訪れたのは岐阜県郡上市高鷲町にある「Orkひるがの」。東海北陸自動車道を利用すれば名古屋からクルマで90分。ひるがの高原サービスエリア・スマートインターからわずか3分という立地で、「田舎のシャワーを浴びに行こう」をテーマに四季折々の魅力が豊富なひるがの高原。
とっておきの休日を過ごしてほしいと、スタイルにあわせて選べる17棟の貸し別荘、手ぶらでも楽しめる本格BBQ、大自然の中をセグウェイやバギーで遊べるアドベンチャーなど、充実したプログラムが満載。
タイガーオート http://www.tigerauto.com
ラグジ http://luxz.jp
ワーク http://www.work-wheels.co.jp
■Model:立花未来 ■Photo:浅井岳男 ■Text:編集部
アメ車マガジン 2018年 10月号掲載
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