アゲインで現在取り扱うマスタング&カマロは、どちらも1世代前のモデルが中心。

クーペ

オープン

シボレー

フォード

マスタングコンバーチブル

アゲイン

マスタング

アメマガ2018年11月号

Ford Mustang & Chevrolet Camaro

埼玉県

カマロ

1世代前のモデルが狙い目!


安心して乗って楽しい 1世代前のモデルが狙い目!

エスカレードやナビゲーターなど、フルサイズSUVを多く手がける埼玉のアメ車専門店「アゲイン」。近年のマッスルカームーブメントに呼応して、最近ではマスタングやカマロも積極的に取り扱っており、趣味性の高いアメ車も幅広く取り扱っている。今回はマスタングとカマロの失敗のない選び方などをレクチャーいただくことにした。

比較的新しいクルマなら安心して乗れるし楽しいことウケアイ!

アゲインで現在取り扱うマスタング&カマロは、どちらも1世代前のモデルが中心。特にマスタングは2005年に登場した第5世代が流通量も多く、またモデルイヤーや排気量にこだわらなければ、かなりリーズナブルな買い物ができるそう。 全体的に比較的リーズナブルな価格帯になり始めたこともあり、免許を取得したばかりの若いユーザーが中心かと思いきや、ミドルエイジ以上にとっては長年憧れ続けていたクルマ。

そのため、幅広い年齢層のユーザーが購入しているとアゲインの寺本社長は語る。 対するカマロは、まだまだ高年式車が中心なので、価格帯も高値安定。こちらの車両は2010年に新車並行で輸入したモデルで、もちろん日本の法規制に合わせて改善済み。映画トランスフォーマーの影響もあって、比較的若いユーザーに人気が高いとのこと。 ちなみに両車に共通して言えることだが、比較的新しいクルマなのでウィークポイントは特にないそうだ。

もちろん、日常的なメンテナンスは重要だが、ビンテージカーと比べると、間違いなく気兼ねなく乗れる。また、2ドアクーペスタイルである以上、やはり後席の居住性は必要最小限レベル。トランクスペースもあまり期待しない方が良いので、趣味に特化したクルマと考えるべき。その辺りをしっかりと納得して乗れるのなら、気持ちよく楽しく走れるクルマであると断言しよう!

2008 FORD MUSTANG CONVERTIBLE V6 4.0?

2008y FORD MUSTANG CONVERTIBLE、2008年 フォードマスタングコンバーチブル

今回紹介するアゲインのマスタング。最大のポイントは、コンバーチブルモデルという点に尽きる。サンルーフとは比べ物にならない開放感で、シーサイドがよく似合う。エアロパーツはシェルビーパッケージをチョイス、18インチのアルミホイールを装着する。 第5世代のマスタングには、モデルイヤーやグレードによってV6・4.0?/V8・4.6?/V8・5.0?の3種類のパワーユニットが設定される。

予算や経済性を重視したい人にはV6モデルをオススメするが、何が何でもマッスルカーの醍醐味と言うべき「豪快な加速感を味わいたい!」と言う人には、V8モデルはマストとも言える。クーペだけでなくコンバーチブルモデルもラインアップされているので、オープンエアーを味わいたい人にオススメ。

初代マスタングを彷彿とさせる、T字型のインパネを採用。最新のクルマと比較すると、いささかシンプルすぎる印象も。シートポジシションが深めなので、女性にはノーズが長く思えるかも。また2ドアモデルなので、後席の足元は広いとは言い難い。  

エンジンはV6・4.0?のSOHCを搭載。これに5ATを組み合わせる。

エンジンはV6・4.0LのSOHCを搭載。これに5ATを組み合わせる。今時のクルマには当たり前のようにパドルシフトなどが装備され任意のギアを選択できるが、この年代ではまだまだコンベンショナルなATが主流となる。足回りはノーマルで、タイヤサイズは前後とも235/50R18となるが、比較的マイルドな乗り味なので快適性も高い。

2010 CHEVROLET CAMARO RS V6 3.6L

2010y CHEVROLET CAMARO RS、2010年シボレーカマロRS

非常に低くワイドなシルエットを採用しており、攻撃的な雰囲気が特徴。マスタングと同様、初代を彷彿とさせるデザインがそこかしこに盛り込まれている。ただしデザインを優先させたためか、トランクの容量は比較的あるものの、間口が狭くゴルフバッグが入らないので注意が必要かも。  

2010y CHEVROLET CAMARO RS、2010年シボレーカマロRS

第5世代のマスタングが初代のリバイバルというべきスタイルで登場し大ヒットしたのを受け、7年の沈黙を破り登場したのが5代目カマロ。マスタングと比べると、生産期間の短さもあって日本国内での流通量は比較的少なめ。ちなみにカマロにはV6・3.6?とV8・6.2?が設定されるが、排気量が同じでもエンジン型式が異なるので、ハイスペックな仕様が欲しい人は、高年式車をリクエストした方が良さそうだ。

マスタングと比べると後発である分、先進的な技術が盛り込まれたカマロ。ヘッドアップディスプレイやパドルシフトなどがそれだ。ルーフはかなり低めで、身長が高い人はコンバーチブルモデルを選んだ方が良いかもと思ってしまうほどだ。

V6・3.6 ?エンジン搭載モデルで、トランスミッションは6AT。

今回紹介するカマロは、V6・3.6?エンジン搭載モデルで、トランスミッションは6AT。ステアリングコラムにはパドルシフトも備わり、ヘッドアップディスプレイと相まって、視線を移動することなくシフトチェンジが可能。フロントタイヤは245/45R20で、リヤタイヤは275/40R20をチョイス。安定感のあるフィーリングが魅力と言える。


SHOP Info アゲイン

アゲイン、埼玉県八潮市
●所在地/埼玉県八潮市浮塚233-1
●TEL/048-999-5563
●http://www.again-car.jp/


アメリカ本国から車両だけでなく、パーツも取り寄せることができるので、車両の購入だけでなくカスタマイズまで幅広く対応してくれる。自社工場を併設しており、車検・整備はもちろんのこと鈑金塗装まで対応可能。在庫車両は3カ所に展示されており、セダン/SUV/ミニバンの3種類に分かれているので、一度実車を見に行ってみるべし!


Photo /浅井岳男 Text/空野 稜
アメ車マガジン 2018年 11月号掲載


関連記事

RELATED


マスタング&カマロ好きが広島CARBOXに増加中!個性的な5台をピックアップ!

個性的な5台!オーナー撮影会を開催!
Ford Mustang & Chevrolet Camaro

マスタング・シェルビーGT350&カマロZL1には、526hp/650hpを発揮する高出力エンジンが搭載。

マスタング・シェルビーGT350&カマロZL1も、526hp/650hpを発揮する高出力エンジン搭載

カマロのカスタムに込めた “ ワクワク感” あるカーライフ

バーリンズが仕上げたカスタムカマロ3台

『60セカンズ』の伝説!マスタング“エレノア”の忠実再現への情熱

映画『60セカンズ』への出演で一躍有名になったフォード・マスタングのアイコンである "エレノア "。ここで紹介するエレノアは単なるコピーではなく、映画会社とのライセンス契約に基づいて製作されたプレミアム製品であり、映画に登場したオリジナルのエレノアの外観を保っている優れもの。百聞は一見に如かず、オリジナルの魅力を維持しつつ、現代的な特徴を取り入れているぞ!

Ford Mustang & Chevrolet Camaro
FORD MUSTANG “ELEANOR”

マスタングの第6世代では、直列4気筒のエコブーストが設定された。

最新2018年型マスタングを6MTで楽しむという贅沢と優越

 

最新記事


2025/12/11

【ジープオーナーズミーティング】Jeepがあるから楽しい。仲間といればもっと楽しい!

イベントレポート

Jeep owner's meeting in SAGA vol.3
佐賀空港グランド

2025/12/09

【WHAコーポレーション】ユーザーと一緒になって、ジープを楽しむ専門店!

SUV

ジープ

ショップ

日本国内でジープは正規販売されているが、アメリカ仕様は日本にないボディ色やエンジンなどがラインナップされる。正規輸入車は確かに乗りやすいが、それを差し引いてもUSモデルに乗りたい人たちが、WHAコーポレーションの扉を叩く。

2025/12/04

【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

クーペ

シボレー

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

2025/12/02

【Camp Jeep 2025】Jeepとともに全力でアウトドアを満喫できるキャンプイベント

イベントレポート

Camp Jeep 2025 with Feel EARTH
新潟県 苗場高原オートキャンプ場

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2019/02/22

かつては大統領の専用車として採用されたこともあるコンチネンタル。

セダン

ビンテージ

リンカーン

歴史的名車でもある、6人乗れるフルサイズセダン.
クラシカルでオシャレなルックスと往年のアメリカ車ならではの深い味わいを求めて、ビンテージカーに注目する人が増えてきている。憧れだったあのクルマも、現代の技術を駆使すれば、気軽に、毎日乗れるクルマとしての信頼性を持っている。世代によって異なる個性を解説しながら、カジュアルに乗れるビンテージカーを紹介していこう。

AMERICAN DAILY VINTAGE CAR
気軽に、楽しく、毎日乗れるアメリカンビンテージカー

2024/03/22

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

SUV

シボレー

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。

2021/10/13

ライバル達が生産終了するなかエクスプレスは今も現役販売される

バン

シボレー

2017 Chevrolet Express 2500 LONG EXPLORER CONVERSION