たまたま見かけた50thアニバーサリーのマスタングに一目惚れ
英国車好きから一転、野生馬の虜に
American Car Life of YOUNG GUYS
若い僕たちがアメ車を選んだ理由とは…
アメ車を愛する若者たち
ここ最近よく言われる言葉として「若者のクルマ離れ」がある。果たして本当に若者たちはクルマに興味がないのだろうか?もちろんそういった一面があるのは事実かもしれないが、ここで紹介するのはクルマが好きで、アメ車が好きな若者たちばかり。そんな彼らが何故アメ車を選んだのかをじっくりと聞いてみることにしよう。
Ford Mustang
クールなスタイリングとスポーティな走りに大満足!
owner:青木敬寛さん
映画:007の影響で英車ファンになったものの、たまたま通りがかったディーラーに展示されていた50thアニバーサリーのマスタングに一目惚れ!マグネティックを纏ったその個体を初の愛車として購入!
英国車好きから一転、野生馬の虜に
21歳という若さで2015年型マスタングの50周年記念モデルを愛車にする青木さんは、よほどのアメ車ファンかと思いきや、元々はイギリス車ファンだったりする。映画007シリーズの魅力にハマったことから、劇中車として登場するボンドカーに代表される、アストンマーチンなどの英国車に興味を持つようになった。それだけに、アメ車を意識することも、惹かれることもなかった。
そんな中、父親から譲り受けた日本車をドライブ中に、たまたま通りがかったディーラーにて50周年記念モデルのマスタングが目に入り、一目惚れしてしまった!走行2000km程度の新古車状態とあって、乗り出し価格はほぼ500万円と、21歳の若者の初の愛車としてはかなりの高額車。それでも50周年記念モデルであることや、車体色のマグネティックメタリックもポイントとなり、一目惚れしたその個体を購入!
314馬力を発揮するエコブーストエンジン(2.3ℓ直4ターボ)&パドルシフトによる6速ATによるスポーツカーとしての走りとポテンシャルにも満足している。走りを重視したモディファイとして、ダウンサスを投入し、ホイールは本来の19インチから18インチにダウンサイジング。峠走行から、オーナーズミーティングでは関西方面への遠征にも気軽に出向くなど、とにかく走ることを楽しんでいる。
ホイールのインチダウン&ダウンサスによって、ストック以上にスタイリッシュなフォルムを構築。社外品のグリルインサート、ディフューザーの投入も相まって、全体的にマッシブなイメージが高まっている。
50周年記念モデルならではのシートや、ダッシュのバッジが誇らしい。ハザード、トラクションコントロール、電動パワステ、走行モードが備わる操作パネル下段のトグルスイッチがその気にさせる。インテリアはストックをキープ。
好みの乗り味に向けて、ホイールは本来の19”から、18”に変更。16年型エコブースト車に装着される純正品で対応。タイヤも純正採用されているピレリ製Pゼロ(235/50ZR)。それに伴い、ダウンサスを投入して車高スタンスを調整。
2.3ℓ直列4気筒にターボで武装するEcoBoostエンジンは、314馬力を発揮する。6速ATはパドルシフトによってマニュアル感覚のスポーティーなドライブが味わえる。トラクションコントロールをOFFにするとホイルスピンも味わえるが、ABSが制御して安全性を確保する。
英車ファンとしてマスタングに一目惚れし購入に至ったが、愛車との付き合い方やクルマに対する考え方は、生粋のクルマ好きの青木敬寛さん(21)。初の愛車にしては高額だったが、実家暮らしで駐車場代がかからないので助かっているそう。キャラは物静かでも、マスタングとのドライブやカーライフにおいては、かなりアグレッシブ!
Ford Tochigi【フォード栃木】
Location◆栃木県宇都宮市インターパーク4-8-5
Phone◆028-678-8943
URL◆http://www.ford-tochigi.jp/
元フォード正規デーラーという経緯から、フォード車全般に精通しており、ストックからメンテナンスまで充実のサービス体制の「フォード栃木」。取り扱い車種が幅広いうえ、スタッフのフレンドリーな対応も魅力なのだ。
■Photo:能勢博史 ■Text:石橋秀樹
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載
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