同級生に負けられないこだわりカスタム
クルマは好きだが知識はない、それでも安心して頼れたショップ
American Car Life of YOUNG GUYS
若い僕たちがアメ車を選んだ理由とは…
アメ車を愛する若者たち
ここ最近よく言われる言葉として「若者のクルマ離れ」がある。果たして本当に若者たちはクルマに興味がないのだろうか?もちろんそういった一面があるのは事実かもしれないが、ここで紹介するのはクルマが好きで、アメ車が好きな若者たちばかり。そんな彼らが何故アメ車を選んだのかをじっくりと聞いてみることにしよう。
2015 Ford Mustang EcoBoost
クルマは好きだが知識はない、それでも安心して頼れたショップ
owner:伊藤光紀さん
同級生に負けられないこだわりカスタム
20歳でカスタムマスタングに乗る伊藤さんは、PTクルーザーから乗り換えたアメ車ユーザー。同じアメ車とは言え、方向性のずいぶん異なる乗り換えでカスタムも多彩。その助けになったのは岐阜県のプロスピードだ。
アメ車への興味はPTクルーザーから
伊藤さんにとっての初の愛車は、地元三重県の某中古車店で見つけ、そのデザインに一目惚れしたPTクルーザーだった。もともと「軽自動車以外ならいいや」ぐらいの価値観だったそうだが、偶然PTクルーザーを選び、そこからアメ車への興味が湧いた。これが18歳のときだ。
そして月日を重ねて成人式直前。伊藤さんは中古車情報サイトで情報を仕入れ、最初はカマロを求めてプロスピードを訪れた。もうじき地元の旧友と久々に会える成人式がある。伊藤さんは「新しいクルマが成人式に間に合えば」という気持ちもあったそうだが、さすがにじっくり検討することを選んだという。
店頭で見つけたオレンジのマスタングエコブーストに心を奪われながら。ところが成人式には、友人がチャレンジャー(ノーマル)に乗っていたのである。車種こそ違えどアメリカンマッスル系を求める同級生としては見逃せない事実。「だから新しいクルマは、とことんカスタムしてやろうと思ったんです」と伊藤さんは振り返る。
そうしてマスタングを1月に成約して、あれこれ仕上がって納車されたのは2018年の春。件の友人には、カスタム分のアドバンテージでそれなりに悔しがらせることができた模様。
GT350のバンパー、リアスポイラー、リアディフューザー、マフラー。さらにフロントスプリッター、サイドスカート、ボンネット、リアウインドルーバー、前後のサイドスクープに20インチホイールと、フルカスタムの仕上がり。いずれはマットグレーのストライプを走らせたいと考えているという。
プロスピードを知ったのは中古車情報サイトから。家から90分ほどかけて初訪問したときには、カスタム展示車が多かったからか、少し腰が引けたそう。しかしスタッフと話してみれば親切で相談しやすかったと伊藤さん。
伊藤さんは「クルマは好きだけど知識がない。だけど、分からないことはプロスピードが教えてくれた」と笑顔を見せる。徐々に完成度を高めていく愛車。それが納車されるまでの待ち遠しさ。
そして自分のものになったときの感動。そうしたクルマ好きの愉悦をすべて、プロスピードと二人三脚で歩んできた。「いずれはV8にも乗ってみたいです」と、すっかりアメ車の魅力にハマっている様子だ。
■取材協力/PROSPEED
TEL:058-273-1188
HP:http://prospeed-623.jp/
■写真&文/加藤山往(ハチメガプロダクション)
アメ車マガジン 2019年 1月号掲載
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