今こそ欲しいエッジの利いたスタイリングの第3世代のカマロ&ファイヤーバード

クーペ

シボレー

ポンティアック

ファイアーバード

Fパフォーマンス

カマロ

アメマガ2019年4月号

ファイアーバード・トランザム

80's-90's BREEZE

カマロRS

1992 CHEVROLET CAMARO RS & 1991 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM GTA


80’s-90’s BREEZE

今こそ80~90年代のアメ車にハマりたい!

人気の上昇に対して現存数が減少する中、モデルイヤーに対して走行少なめな優良車はもはや希少なサードカマロ& ファイヤーバード 。ここではGMのFボディ車専門店の「エフパフォーマンンス」 がストックするサード後期の兄弟車ペアを紹介しよう。

右)1992 CHEVROLET CAMARO RS
左)1991 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM GTA

 

スタイルよし、コスパよし、人気急上昇中のサードジェネレーション

GMのスポーツモデルを代表する カマロ / ファイヤーバード は、同じFプラットフォームを共有する兄弟車。67年のデビューから4世代目の2002年型( カマロ に関しては5世代目が05年よりラインナップ)までロングセラーとなったお馴染みの存在。

それぞれの世代ごとに魅力も異なるが、時代を象徴するレーザーエッジのスタイリングが特徴的な「第3世代」は今こそ魅力的だ。規格の角形ヘッドライトが採用された最後の世代であり、第2世代ではラインナップから外れていたコンバーチブルが復活したことも魅力大。


パフォーマンスモデルでは暗黒時代の80年代においても、モデルのキャラクターに恥じないポテンシャルを体感できる点でも魅力が高い。現在でもルックス、性能、コストパフォーマンスのバランスが良く、総合的に扱い易いので、アメ車ビギナーにもオススメ。

アップグレードするための対応パーツのリリースが多く、ベテランやマニアからの支持も高いのだ。
メジャーでフレンドリーなシボレー に対して、よりリッチで個性の強いポンティアック は、ブランド自体が消滅してしまったが、こと ファイヤーバード に関しては、映画『スモーキー&ザ・バンディット』の劇中車の存在によって、世界的に高い人気を獲得。

ちなみに、映画の邦題がトランザム7000ということもあり、国内では トランザム を車名と認識する人も少なくないが、 トランザム はグレードであり、 ファイヤーバード が正式な車名である。

1991 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM GTA

1991 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM GTA、1991 ポンティアック ファイアーバード トランザム GTA

3rdのファイヤーバードは、アメリカのTV ドラマ『ナイトライダー』の劇中車に採用されていることで、アメ車の枠を超えて高い人気を獲得している。その影響がとりわけ大きい国内では、劇中車同様にカスタムを施すケースも珍しくない。

また、ベース車である黒い トランザム というのがポイント。この個体は、 ファイヤーバード の中でも最もグレードの高いGTA。最強の5.7ℓTPIエンジンが搭載され、強化サスペンションやブレーキは4輪ディスクを標準で備える。

ディーラー車ながら、ミラーは本国仕様、テールレンズも本国仕様を意識してアレンジ済み。日本専用の追加フェンダーも撤去済み。すでに四半世紀が経過するが、機関系から内装まで総合的にコンディションが良い。3オーナーに遡り、エフパフォーマンス にてメンテナンスをしている極上車。
 
1991 PONTIAC FIREBIRD TRANS AM GTA、1991 ポンティアック ファイアーバード トランザム GTA
3rdの中でもマイナーチェンジを受けた91年型ファイヤーバードでは、それまでのスラントから流線型にアレンジされたノーズに合わせて、グランドエフェクト類も一新。

大型でフラットなリアスポイラーはGTA専用パーツ。そもそも直線基調のスタイリングではあるが、マイナーチェンジによって後の4thに繋がるエアロフォルムが強調されている。
 


内装は90年型で新たなデザインが導入されている。シートはバケットで、サイドサポート部など、細かな調整機能付き。手の込んだデザイン、機能面においても、 カマロ 以上に高級車であることは明らか。

メーターは90年代にしてアナログなだけに、スポーティな印象が濃厚。ステアリングはレカラ製にアレンジされている。
 

トランザム の標準エンジンが5.0ℓなのに対し、最上級のGTA(クーペ)では5.7ℓのTPIが標準設定。トランスミッションはM/Tに4速と5速の2種、ATではこの個体が搭載する4速ATの他、3速とで全4種をラインナップ。

パフォーマンス・パッケージのサスペンションは、標準よりもタイトでスポーツカー然としながらも、街乗りに適した乗り味を確保する。
 


3rdトランザムのホイールは、同時期のポンティアックのスポーティなモデルに共通して採用された独自デザインの変形5スポークが標準だが、GTAではWS6パフォーマンス・パッケージ・サスペンションと合わせて専用のメッシュタイプが採用されている。装着タイヤはCooper Zeon 245/50/16。

1992 CHEVROLET CAMARO RS

1992 CHEVROLET CAMARO RS、1992 シボレー カマロRS

05年に5thとして復活し、2016年からは6thとして現在もラインナップ中の現在の シボレー・カマロ は、初代をトリビュートした箱形シェイプが特徴。若い世代にとって カマロ というと、その箱形シェイプを連想する人も少なくないだろうが、ロングノーズ&ショートデッキを強調しつつクオーターガラスを持たない2ndからのスタイリングこそ、 カマロ として熟成された完成度の高さを感じる。

そして、性能や装備の面で現代の基準でも通用する3rdが今こそ魅力的! この個体は、3rd本来の魅力が際立つスタンダードなRSグレード 。外装はホットなイエローでリペイントしたばかり。見た目がクリーンなだけでなく、実走行距離は75,000kmと、年式とモデルの性質からすれば少なく機関も良好。
 
1992 CHEVROLET CAMARO RS、1992 シボレー カマロRS
丸形2灯式から角形4灯式に、曲線基調から直線基調へと変貌しながらも、2ndから見事な正常進化を遂げたスタイリングがとにかく魅力的な3rdカマロ。

スタンダードな RS のシンプルさや、シャープなシルエットを強調するイエローの車体色は、最近リペイントしたばかり。ミラーは本国仕様ながら毛並みの良いディーラー車。
 


カマロ のインテリアは、リッチで個性的なファイヤーバードに対して、シンプルでカジュアルな雰囲気。特にシートは、 ファイヤーバード に比べて調整機能も少ない簡素な設計ながら、座り心地が良いのがポイント!ステアリングは往年のグランツ製に変更。
 


ホイールはSSRのフォーミュラ・メッシュ。ドメスティック・ブランドながらも、トランザムGTAにも通じる王道のスタイルなだけに、違和感なく馴染んでいる。車体色のイエローとのマッチングも良好。タイヤはF:225/55R16、R:245/45R16。

F-Performance【Fパフォーマンス】
Location ◆東京都江戸川区新堀1-20-7
Phone ◆ 03-3676-5515
URL ◆ http://www.f-performance.jp


ショップ名にもあるように、 カマロ & ファイヤーバード が共有する「Fプラットフォーム」車のスペシャルショップである エフパフォーマンス 。60年代の初代から2000年代の最終型までを網羅すると同時に、GM車全般、修理、カスタム、パーツの販売まで、総合的に対応してくれるプロショップである。
F-Performance、Fパフォーマンス

Photo ◆ Hiroshi Nose 
Text ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載


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