若くしてマスタングを乗りこなす彼に、愛車の魅力を聞いた。
FORD MUSTANG GT Fastback
MODERN MUSCLECARS
TO THE LIMIT!!
過激さへの挑戦に終わりはない
FORD MUSTANG GT Fastback

owner:HIROMU
岐阜県に住む広夢さんは、2017年の11月に マスタング を購入した。現在の年齢は20歳。取材日の少し前に成人式があり、当然ながら愛車で乗り付けたという。「男からの評判は良かったですよ」と笑う広夢さん。
しかし、以前は交流のなかった同級生の中で チャレンジャー に乗ってきた人がおり、アメ車つながりで仲良くなったという。「こういう出会が面白いですね」。
映画トランスフォーマーのライバル役がカッコいい!

人生最初のマイカーとして マスタング を購入した広夢さんは、その理由に映画での活躍を挙げる。しかも主役ではなく敢えてのライバル役側。若くして マスタング を乗りこなす彼に、愛車の魅力を聞いた。
元正規ディーラーの安心感が購入の決め手

広夢さんが マスタング を選んだ理由を聞くと、映画・トランスフォーマーの影響が大きいのだという。しかし、この作品で主役を張ったのは カマロ 。 マスタング はライバル側での登場だった。「カマロもカッコ良いけれど、逆にマスタングが良いなぁと感じて」と広夢さんは振り返る。
免許を取得し、マイカーにしたいのはもちろん
マスタング
。中古車情報サイトで探してみると、地元にある
フォード岐阜
で、限定車クーペ・ザ・ブラックの1台を見つけた。広夢さんはすぐに在庫確認で電話したが、その1台は限定車である。うかうかしていられないとすぐに訪問し、電光石火の勢いで成約に至ったという。

なお、広夢さんの父親は昔フォードディーラーで働いていたそうで、幼い頃、家のクルマはフォード車だったらしい。刷り込みがあったから
マスタング
に惹かれたのかもしれない。ちなみに父親を愛車の助手席に乗せたこともあるそうだが、その時に父親は「良いなぁ」とシンプルな感嘆の声をあげたらしい。
「安心感が一番でした」と広夢さんは購入時を振り返る。彼がクルマ探しで重視したのは、まず地元であること。何かあってもすぐに相談できる近さのショップを探してみたら、フォード の正規輸入があった時代にディーラーとして活躍し、今も継続的にディーラー然とした営業を続けている
フォード岐阜
で、お気に入りの1台を見つけた。若者の初愛車。たくさんの不安があっただろうに、それを最高の安心感で迎えたのが同店というわけだ。

愛車はもちろんノントラブル。燃費も思っていたよりも悪くないそうで「みんながマスタングを候補に挙げないのが不思議なぐらい」とベタ惚れな様子。しかし街中で見かけまくるようになったら複雑な気分でもある。マスタングオーナーになって1年と少し。
生活の変化を聞くと「クルマ好きの友達がすごく増えました」と笑顔を見せる。
マスタング
のオーナーズクラブに入って、最近のツーリングにも参加したそうだが、そうした交流だけでなく、街中で突然に声をかけられることもあるという。
広夢さんは通勤のアシとして軽自動車もあるため、休日に
マスタング
に乗ると、その違いを毎回感じる。「マスタングに乗れることが、休みの幸せです」。

日本国内20台限定の「クーペ・ザ・ブラック」であるため、純正でブラック統一のカラーリングが見られる。そのためホイールをカスタムするつもりはないらしいが、イベントなどで他のマスタングを見て「少し車高下げようかな」と考えている。

リアテールレンズについて、ディーラー車は2連テールだが、本国仕様にならって3連テールにした。さらにウインカーをシーケンシャルタイプ(流れるウインカー)に変更。ボンネットはGT500の純正、マフラーはラウシュでカスタムしてある。なお、USルックのドアミラー、サイドマーカーなど、小技も各部に効かせてある。


納車されてから1年と少し。クルマの購入とオイル交換などは、フォードの元正規ディーラー
「フォード岐阜」
を利用。「安心感が高い」と広夢さんも太鼓判。

購入して間もなく
マスタング
のオーナーズクラブに参加し、そのステッカーを貼り付け。また、映画の活躍から
マスタング
を好きになったため、そのオマージュ「To punish and enslave(罰と服従を)」も貼り付けてある。なお、元ネタはアメリカ警察車両の標語「To protect and serve(保護と奉仕を)」。


■THANKS:エフエルシー株式会社
HP:http://www.f-l-c.jp
フォード松阪 TEL:0598-56-5220
フォード岐阜 TEL:058-254-0330
フォード四日市 TEL:059-346-5322
■PHOTO&TEXT:加藤山往
アメ車マガジン 2019年 4月号掲載
最新記事
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!









