右ハンドルのマスタングで、妻と楽しむ最高のクルマ!
FORD MUSTANG GT FASTBACK RIGHT HUNDLE PONIES
伝統と進化に挑む MASTANG INNOVATION
FORD MUSTANG GT FASTBACK RIGHT HUNDLE PONIES
マグネティックカラーの落ち着いた色味と妻でも操りやすい右ハンドルが購入の決め手
これまでは左ハンドルの設定しかなかったマスタングも、グローバル化の流れを受けてイギリスやオーストラリア向けに右ハンドルが登場。エフエルシーではフォード四日市をはじめ、岐阜、松阪に右ハンドルモデルが展示されている。その魅力について2018年11月に購入したKitagawaさんより話を伺ってきた。
右ハンドルの国であるイギリスからマスタングを直輸入
現行マスタングをベースに往年のスタイルを再現。右ハンドルのブリットエディション
子育てもひと段落した所で妻と楽しむ最高のクルマ!
若かりし頃に赤いカマロを2台乗り継いだという生粋のアメ車信者であるKitagawaさん。当時は5.0ℓからのステップアップで5.7ℓへ、まだ4速ATがスタンダードだった時代だけに豪快なシフトチェンジで爆音を奏でて走るV8の虜になっていたと語る。
その後、子供の成長に合わせて大きなクルマが必要となり、赤いエクスプローラーへ乗り換えた。そのエクスプローラーで初めてアメ車の右ハンドルを体感したそうだ。アメ車=左ハンドルといった風潮はあるが、彼にとっては右か左かはあまり重要ではない。それよりもV8か否かが重要だと語る。人それぞれではあるが、彼にとってはアメ車=V8の図式こそ、もっとも重視する点なのだ。

ちなみに右ハンドルで良かったと思うエピソードを伺ってみると、コインパーキングやドライブスルーを何不自由なくこなせることを筆頭に、家族で遠方へ出かけた際、疲れたら気兼ねなく妻へ運転の交代をお願いできることだった。また、家族そろってマリンレジャーへ出かけることも多く、後ろにジェットスキーを牽引しながらギアを満載にしてフル乗車した際も、エクスプローラーは実に頼もしかったと振り返る。
その後、新築マイホームの購入をきっかけに一度アメ車を降りて国産SUVへ。国産ミニバンも視野に入れていたそうだが、マリンレジャーにはやっぱりSUVの方が適している。多少物足りなさを感じながらも、国産SUVを主役として数年間を過ごしていくうちに、子供たちも大人になり、妻と二人きりで出かけるシーンが増えてきた。そこで頭に浮かんだのが若かりし頃のアメリカンマッスルカーだ。
しかし、色は赤ではなく年齢的にも落ち着いた色味のマグネティックを希望。こだわりの5.0ℓV8を現代のマスタングで操る感覚は、もはや過去のカマロとは別次元。とくに坂道でのパワフルさは歴然と話す。過剰なカスタムは施さないものの、V8サウンドをより濃く堪能すべくボーラへ換装し、430hpの圧巻のハイパフォーマンスでジェントルに乗りこなす点も実に好印象。

エコブーストの方が経済的で燃費が良いのは重々承知の上ではあるが、ある程度の年齢になってそこはあまり大きな問題ではない。それよりも自分が本当に乗りたいクルマで長年苦楽を共にした妻と第二の青春を楽しむことこそ、残された人生を有意義に過ごす上でもっとも大切なこと。
右ハンドルのマスタングGTで遠路はるばる四国までうどんに舌鼓を打ちに行ったり、その日の気分で宿をとって一日まったりと過ごしたり。そんな第二の青春を送る上で、それを共にするクルマは、やっぱり若いころから憧れ続けたクルマであるべきなのだ。

「2.3ℓのエコブーストも悪くないが、やっぱりアメ車はV8!」と語るKitagawa氏。自然吸気のV8が年々希少となる昨今だからこそ、新車で購入できる今のうちに乗っておきたいというのが本音である。


基本はオリジナルを重視しながらも、唯一変更したというボーラマフラー。理想のV8サウンドを堪能する上でボーラの煩過ぎず、それでいて心地良いエギゾーストサウンドは官能的!

19インチのオリジナルホイールにはブレンボのブレーキシステムが標準で装備されており、制動力強化も抜かりなし。安易に社外品に換装しなくともオリジナルで充分クール!

かつて4速ATのカマロに乗っていただけに、時が流れた革新的進化には度肝を抜かされたと言う。ステアリングフィールやインテリアの質感も一昔前のアメ車とはまるで別物

owner : kitagawa
右ハンドル最新マスタングを直輸入しているのは、FLCというディーラーグループ。
幻と言われた右ハンドルマスタングの新車を販売中
Thanks:フォード四日市
TEL:059-346-5322
HP:http://www.f-l-c.jp
Photo &Text:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載
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