セオリーに囚われることなく、掟破りなカスタムで魅せる FORD MODEL A

ビンテージ

フォード

アメマガ2019年10月号

フォード・モデルA

STREET ROD ECSTASY 1928 FORD MODEL A


1928 FORD MODEL A

1928 フォード モデルA

これまで夏の風物詩として毎年開催されてきた 「スーパーアメリカンフェスティバル」 。2017年までは富士スピードウェイ で開催されてきたが、2018年からはお台場 に場所を移している。これは「アメ車をアメ車ファンだけのものとしてではなく、もっと広く一般の人たちにも見てほしい」という主催者である増井氏の想いを反映してのこと。

1928 フォード モデルA

その想いが通じ、2018年はお台場を訪れた一般の人たちが数多く来場して大いに盛り上がったことが記憶に新しい。2019年はというと、残念ながらオリンピックの準備のためお台場を使用することができないとあって、千葉県千葉市にあるフェスティバルウォーク蘇我にて10月13日に開催された。

1928 フォード モデルA

カーショーなどにエントリーしない一般の入場料は2018年と同様1人千円として、できるだけ多くの人たちにアメ車を見てもらえるように配慮した。


1928 フォード モデルA
そしていつもであれば増井氏の愛車を紹介するのが恒例なのだが、まだ日本へ輸送途中ということで、友人である新井氏の1928年型フォード・モデルAを取り上げることとなった。このモデルA 、一目見ただけでタダならぬオーラを放っていることは言うに及ばず。新井氏曰く「セオリーに囚われることなく、掟破りなカスタムを施していますから」と。

1928 フォード モデルA

確かに戦前のモデルをベースにするストリートロッドを見てみると、トラディショナルスタイルやラットスタイルを取り入れる傾向がある。しかし、常識を覆すことがカスタムする楽しさでもある。それを体現しているのがこのモデルA というわけである。
1928 フォード モデルA

1928 フォード モデルA
エクステリアにはブルーのキャンディにリアルフレイムスを描き、エンジンはシボレー350にエーデルブロックのスーパーチャージャーを組み合す。ミッションは350だが近々700に換装予定。ブレーキも前後ともディスク化する手はずということで、まだまだ進化の途中といった様子。
 




尾林ファクトリーの手によって仕立てられたインテリア。メーター回りを一新しているのはもちろん、ルーフ前面にはモニターを配置。リアにはオーディオを配置するなど、戦前のモデルとは思えないほど上質にあつらえられているのだが、ボディ色に合わせてリメイク予定。


OWNER:Masanori Arai
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2019年 10月号掲載


最新記事


2025/08/19

【ガレージジョーカー】本国との深いパイプで新たなカスタムを提案!

SUV

シボレー

本国アメリカと太いパイプを持つガレージジョーカー。そのパイプを活かし、消耗品はもちろん、希少な雑貨やカスタムパーツの輸入も行なっている。今回は、2024年に発売されたCKカスタムフェイスを装着したタホを紹介しよう。

2025/08/18

アメ車ガールズミーティング in NAGOYAの会場を彩った出展ブースたち

アメマガミーティング

イベントレポート

2025.6.29[SUN]
アメ車ガールズミーティング in Nagoya
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/08/18

2回目のアメ車ガールズミーティングも参加者による投票で決まるアワード開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

2025.6.29[SUN]
アメ車ガールズミーティング in Nagoya
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

2025/08/18

2025年度第二弾イベント「アメ車ガールズミーティング in Nagoya」開幕!

アメマガミーティング

イベントレポート

2025.6.29[SUN]
アメ車ガールズミーティング in Nagoya
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場

ランキング


2025/08/19

【ガレージジョーカー】本国との深いパイプで新たなカスタムを提案!

SUV

シボレー

本国アメリカと太いパイプを持つガレージジョーカー。そのパイプを活かし、消耗品はもちろん、希少な雑貨やカスタムパーツの輸入も行なっている。今回は、2024年に発売されたCKカスタムフェイスを装着したタホを紹介しよう。

2025/04/21

【ティフィン アレグロ ブリーズ 33BR】異次元の存在感と質感、究極のアウトドアカー

キャンピング

OTHER

アウトドア

自由気ままなクルマ旅がしたい。それを実現するにはトレーラーかモーターホームの二者択一となる。取り回しを考えるとトレーラーに軍配が上がるが、熊本のワッツが輸入するティフィンは、まさに贅を尽くした1台だ。

2020/09/01

マスタング史上最強のBOSS 429、859台にのみ搭載された極めて希少なBOSS 9

クーペ

ビンテージ

フォード

1969 Ford Mustang Boss 429

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger