威信を賭けて投入した新型シルバラードで、シェビートラックの復権を誓う

ピックアップトラック

シボレー

シルバラード ハイカンントリー

キャルウィング

アメマガ2020年1月号

埼玉県

シルバラード

CHEVROLET SILVERADO HIGH COUNTRY


CHEVROLET SILVERADO HIGH COUNTRY

シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング

アメリカでもっとも売れているピックアップトラックは フォード・F150 。その王者の牙城を崩すべくGMが シルバラード の改良に踏み切った。新たに生まれ変わった新型シルバラードはこれまでになく威厳ある顔立ちで睨みを利かせる。

伝統的なスタイルを残しつつも、革新的なデザインで新時代を切り拓く

2018年のデトロイト・モーターショーにて披露された新型シルバラード。5年振りのフルモデルチェンジで第四世代となり、新章が開幕。グレードはワークトラック、カスタム、カスタムトレイルボス、LT、RST、LTトレイルボス、LTZ、ハイカントリーのという8つを展開する。


パワーユニットは2.7ℓターボ(310hp/348lb‐ft)、4.3ℓV6(285hp/305lb‐ft)、5.3ℓV8エコテック3(355hp/383lb‐ft)、6.2ℓV8エコテック3(420hp/460lb‐ft)の4機種をラインナップ(2020年モデルは3.0ℓデュラマックスディーゼルターボ(277hp/460lb‐ft)を追加)。

組み合すトランスミッションは、4.3ℓV6が6速AT、2.7ℓターボと5.3ℓV8が8速AT、6.2ℓV8は10速ATとなっている。さらに新型は燃料消費改善策の一環として、アルミなどの複合素材を用いることで前のモデルよりも最大さ450ポンド(204kg)軽量化を図った。


シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング
メカニカルな部分は次代に合わせて進化していくわけだが、選ぶかの基準はやはりビジュアル。新型はというと、シボレーらしい伝統的なスタイルとしつつも、フロントフェンダーにまでヘッドライト&パークシグナルを切り込ませたフロントフェイスが斬新で、とにかくクールな印象を醸し出す。

下位3グレードはグリル中央のセンターバーにシボレーロゴを刻印し、上位グレードは中央にボウタイを配したデザインとなっている。


シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング
シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング
シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング
撮影車両は最上位グレードの「ハイカントリー」で、パワーユニットにはオプションの6.2ℓ V8&10速ATを搭載しているだけでなく、内外装にもオプション装備が充実。まさに至れり尽くせりな1台がインポートされた。


2019年モデルは2.7ℓターボ、4.3ℓV6、5.3ℓV8 エコテック3、6.2ℓV8 エコテック3の4機種をラインナップ(2020年モデルは3.0ℓデュラマックスディーゼルターボを追加)するなかで、ハイカントリーのスタンダードは5.3ℓV8 エコテック3なのだが、撮影車両はアップグレードして6.2ℓV8 エコテック3(420hp/460lb-ft)が搭載されている。さらにトランスミッションは10速ATを組み合わせ、滑らかな走りを生み出す。


スナッグトップ製トノカバーが装着されたカーゴボックス
テールゲートは電動開閉する機能付き
スプレーオンベッドライナー
スナッグトップ製トノカバーが装着されたカーゴボックス。シボレーのロゴが刻印されたテールゲートは電動開閉する機能付きであるだけでなく、ボックス内はスプレーオンベッドライナーとなっているほか、12のタイダウンフックにLEDライトを備えるなど、使い勝手に優れた装備が整っている。




アシストステップがドアの開閉に合わせて自動昇降するのはもはや珍しくない機能だが、オプションのパワーリトラクタブルアシストステップは、ダッシュパネルに配列されたボタンを操作するとアシストステップがカーゴボックス側にスライドしてアクセスしやすくする機能を備える。



ハイカントリーのスタンダードは、20インチのマシーンフェイスホイールに275/60R20のオールテレーンタイヤが組み合わさる。







洗練された快適な空間を演出した新型シルバラードのインテリア。シボレーインフォテインメントシステムを内蔵した8インチのタッチスクリーンには、アップルカープレイやアンドロイドオートを備えているためスマホとの連動が可能。さらにはワイヤレスでスマホの充電を可能とする機能まで備え、まさに至れり尽くせり。


シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング
シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング
シボレーシルバラード ハイカントリー、キャルウィング


ジェットブラック&アンバーを組み合わせたレザーシート。フロントはバケットタイプとなっており、ヒーター&クーラー機能を備える。リアシートはヒーターのみ。収納スペースはリアシート下部にだけでなく、背もたれの中央部にも設けられているため、乱雑になりがちな車内も綺麗に整頓ができる。


CALWING/213MOTORING
TEL:04-2991-7770
HP:http://calwing.com


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載


最新記事


2025/12/16

【キングオブカスタム2025】2日間に及ぶ大イベント!北海道最大級のカスタムショー!

イベントレポート

KING OF CUSTOM 2025
北海道 えべつRVパーク
2025.08.23.24

2025/12/11

【ジープオーナーズミーティング】Jeepがあるから楽しい。仲間といればもっと楽しい!

イベントレポート

Jeep owner's meeting in SAGA vol.3
佐賀空港グランド

2025/12/09

【WHAコーポレーション】ユーザーと一緒になって、ジープを楽しむ専門店!

SUV

ジープ

ショップ

日本国内でジープは正規販売されているが、アメリカ仕様は日本にないボディ色やエンジンなどがラインナップされる。正規輸入車は確かに乗りやすいが、それを差し引いてもUSモデルに乗りたい人たちが、WHAコーポレーションの扉を叩く。

2025/12/04

【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

クーペ

シボレー

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

ランキング


2024/12/31

【FORD F-150 LIGHTNING】公道は走行できないですがビジネスのために投入!

ピックアップトラック

フォード

チャレンジャー専門店のラグジ・島澤社長から「F-150のライトニングを、ディスプレイ用として購入したお客様がいますよ」と連絡が。展示するためのクルマってどういうこと? とモヤモヤしながら取材に向かった。

2025/12/16

【キングオブカスタム2025】2日間に及ぶ大イベント!北海道最大級のカスタムショー!

イベントレポート

KING OF CUSTOM 2025
北海道 えべつRVパーク
2025.08.23.24

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2024/03/22

1997年の新車購入から四半世紀を経てフルリメイクを敢行!【1997 シボレー サバーバン】

SUV

シボレー

OBSを語る上で新車からずっと乗り続けているオーナーは非常に興味深い。それがスラムドサバーバン界の重鎮且つ、ショーカーで普段使いまでこなす強者となればなおさらだ。そこで濱田さんに登場頂いた次第だ。