強烈なインパクトを放つシエラとシルバラードをロックオン!
ピックアップトラック
シボレー
DURAMAX
アメマガ2021年2月号
シルバラード
グッドイヤー
オールテレーン
シルバラードZ71
リフトアップ
埼玉県
スカイオート
クルーキャブ
シエラ
AMERICAN TRUCK&SUV
2020 GMC SIERRA
2019 CHEVROLET SILVERADO
AMERICAN TRUCK & SUV
2020 GMC SIERRA / 2019 CHEVROLET SILVERADO
アメ車ファンにはもうおなじみのショップだろう、ハマーH1のスペシャリストでありながら、アメ車、欧州車、そして国産逆輸入車、キャンピングトレーラーなどなど、取り扱わない…いや、取り扱えないクルマはないのが「スカイオート」だ。今回はフルサイズピックアップの2台に注目!
ザ・アメリカのGMのフルサイズピックアップトラック2台が日本上陸!
輸入車全般を手がけるプロショップ「スカイオート」は、ハマーH1のスペシャリストとしても、あまりにも有名。ただ最近はピックアップトラックやJeep、SUVなどの取り扱いも増えていて、GMやフォード、クライスラー、TOYOTAなど、各自動車メーカーの正規CPU診断機を完備。質のいいクルマを販売するだけでなく、信頼性の高いアフターフォローの体制も、多くのユーザーからの支持を集めている。
そんなスカイオートが今回、手がけたのは、2台のフルサイズ・ピックアップトラック。シボレーのシルバラードと、GMCセグメントからりリースされる兄弟車、シエラだ。
いずれもダブルキャブより後席スペースを大きくとった「クルーキャブ」仕様。装備も本革シートなど、超ゴージャスな内容で、ちょっとした高級SUVより豪華な印象だ。
ただし搭載エンジンは、今回それぞれ異なるモデルを輸入している。シルバラードには5.3?V8ガソリンが、そしてシエラには3.0L直6ターボディーゼル「DURAMAX」が搭載されているのだ。ディーゼルエンジン…ということで気になる、日本での登録の問題だが、スカイオートではすでに排ガスもクリア。今どきのディーゼルは尿素システムが採用されているので、比較的、排ガスの壁は低いのだとか。
ともあれ、昨今の日本のピックアップブームに決着をつけそうな2台。こいつらに乗っていれば、他の人に差をつけられること間違いなしだ!
2020 GMC SIERRA
マルチプロテールゲートに注目!
GMのコマーシャルビークル専門セグメント「GMC」からリリースされるフルサイズピックアップが「シエラ」。シルバラードと基本的に中身は共通なのだが、エクステリアやちょっとしたユーティリティに違いがあり、あえてGMCの方を選ぶ…なんてユーザーも日本には多い。
今回のモデルは「AT4」グレード。ノーマルのままで2インチリフトアップサスペンションを装着し、ランチョ・ショックアブソーバーも装備。リヤゲートは「マルチプロテールゲート」と呼ばれ、開閉時に階段のようにアレンジできる。これはGMCモデルのみのユーティリティだ。
そしてエンジンは、DURAMAXディーゼルターボ。10速ATと組み合わされ強烈なパワー&トルクを発揮するとともに、尿素システムなどの採用でエコ的にも優れたユニットなのだ。
全長5885mm、全幅2063mmの巨大なボディはシルバラードと共通だが、シエラは大きな台形グリルを採用しているのが特徴。ヘッドライトの形状もカッコ型で、個性的な表情を見せる。今回のAT4グレードは純正で2インチアップ。
インテリアは高級SUVさながらの雰囲気で、トラック的な味はない。ステアリング、インパネ、シートはレザー張りでブラウンのステッチがオシャレ。セカンドシートはアレンジも可能。
3.0L DURAMAXディーゼルターボは277馬力、最大トルク63.6kg-mはわずか1500rpmから発生する。燃費は街中で約9km/L、高速で約13km/Lといったところか。トランスミッションは10速AT、4WDシステムはパートタイム式で、4WDオートのモードも持つ。
シエラのテールゲートはGMCならではの“ マルチプロゲート”。ゲートを階段状にアレンジすることができる。手でつかむグリップも出てきて、荷台へのアクセスも楽々なのだ。
サスペンションはフロント独立式、リヤリーフ・リジッド。リフトアップスプリングと、ランチョショックアブソーバーを組み合わせている。タイヤはグッドイヤーのオールテレーンタイプの275/65R18。ホイールはGMCオリジナル。
2019 CHEVROLET SILVERADO
オフロード向け装備も充実の“ZL1”
シボレーのフルサイズ・ピックアップシリーズが「シルバラード」。今回のモデルはライトデューティな1500仕様で、乗用指向の強いモデル。ヘビーデューティな3500仕様もあるが、それはちょっとオーバースペック? グレードは「RST」という中間的なモデルだが、後席スペースを最大に取ったクルーキャブ仕様。もちろん本革シートなど豪華装備も大充実だ。
またオフロード向け装備を充実させた「ZL1」パッケージとなっているので、リフトアップサスに、ランチョ・ショックアブソーバーをプラス。リヤデフロックやヒルディセントも標準装備だ。 エンジンは5.3L V8、トランスミッションは8速ATを組み合わせている。このほか6.2L V8や、3.0L DURAMAXディーゼルターボなど、パワートレーンは計5タイプが用意されている。
ボディサイズは今回のシエラ同様、巨大。こちらのマスクは従来のシボレー顔の印象を残すものだが、LEDのライト類で現代的なシャープな表情に。全体のイメージも、シエラは軽快なスポーティな雰囲気だが、こちらは重厚な存在感。
標準的なグレード、ということで、決してハデなイメージはないが、電動式の本革シートや、きめ細かく設定できるエアコン類など、高級装備は充実。快適な居住空間を演出する。
パワートレーンは5.3L V8ガソリン+8速AT。355馬力&53kg-mの強力なユニットだ。4WDシステムはやはりパートタイム式で、4WDオートのモードも備える。リヤデフロックやヒルディセントコントロールなども標準。
シルバラードはEZ Lift power lock and release tailgateを採用。リヤゲートを押し上げる時にパワーサポートが入るので、楽に扱えるのだ。荷台にはインナーパネルも張られ、傷つきを防止。
Z71オフロードパッケージは、リフトアップサスペンションとランチョ・ショックアブソーバーを装備。タイヤはグッドイヤーのオールテレーンタイプで、275/60R20という、少しロープロファイルなサイズ。ホイールはシボレーオリジナル。
SKYAUTO【スカイオート】
所在地:埼玉県越谷市南荻島708-1TEL:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp
PHOTO★古閑章郎
TEXT★高坂義信
アメ車マガジン 2021年 2月号掲載
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