【シルバラード LT トレイルボス】2022年にブラッシュアップし、よりプレミアム性が進化

ピックアップトラック

シボレー

アメマガ2024年6月号

シルバラード

シルバラードLT トレイルボス

ファントム

埼玉県

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第4世代(2018~)となる現行シルバラードが、2022年にインテリアの一新やエンジン性能向上などブラッシュアップ。より進化を遂げ、全てにおいてプレミアムな存在となった22年型シルバラード!

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Z71オフロードパッケージを標準装備し、日常でも使えるオフローダー「トレイルボス」

'22 CHEVROLET SILVERADO LT Trail Boss

埼玉県のファントムは、ハイエース&キャラバンのカスタムを展開する「STEALTH(ステルス)」も運営しており、店舗に行けばハイエースやキャラバンがズラリと並ぶ。しかし、そんな中でも変わらず販売を続けているのが、現行シボレー・シルバラード、GMC・シエラのGM系トラックだ。今回販売車両の中からピックアップしたのは、2022年に様々なブラッシュアップが行なわれた同年型のシルバラード・LTトレイルボス。

 

因みに、22年のシルバラードで大きなトピックスは、砂漠やロッククローリングといった極悪路を想定し開発された、モデルトップクラスの本格オフロード性能を随所に盛り込んだZR2グレードの追加。オフロードに特化した性能ではあるが、日常走行でのドライビングや快適性にも配慮した設計にもなっている。

ZR2も当然気になる存在だが、ファントムが、より日常的に使えるオフロードグレードとして導入しているのがLTトレイルボス。様々設定されているシボレーの新車オプションパッケージの中で、オフロードに特化したパッケージがZ71オフロードパッケージ。そして、そのZ71オフロードパッケージ(オートトラック2速トランスファーケース、スキッドプレート、ヘビーデューティエアフィルター、ランチョショック・オフロードサスペンション、ヒルディセントコントロール、オートロック式リアディファレンシャル)が標準装備として備わり、さらに2インチファクトリーサスペンションリフト、MTタイヤが装着されているグレードがLTトレイルボスとなる。

 

本格オフロード性能はZR2には劣るものの、日常走行を犠牲にすることなく、アウトドアや万が一の路面でも活躍できる。またこのモデルには、オプションでサンルーフ、トノカバー、マルチフレックステールゲートも追加されている。

 

搭載するエンジンは、22年に最大牽引力を向上させた3.0ℓデュラマックスターボディーゼルエンジン。ディーゼルと聞くと大きなエンジン音を想像するかもしれないが、驚くほどの静粛性。インテリアは、13.4インチのカラータッチスクリーンを標準装備するなどプレミアム性が大幅にアップ。

ちょっとだけIMPRESSIONS

とにかくエンジン音の静かさに驚く。「ディーゼル=うるさい」は昔の話。これが最新のアメ車ディーゼルエンジン。モデル最大トルクを誇るエンジンだけに、出だしから前に進む推進力が素晴らしい。オフロードの足回りだが、街乗りでは決してフラフラすることもなく、全く違和感のない乗り心地。ボディの大きさも、様々な角度のモニターがあるので駐車も安心だ。

静粛性の高いディーゼルエンジンは改良によりさらにパワフルに

LTより下位グレードのWT、カスタム、カスタム・トレイルボスでは、グリルにボウタイロゴが入らず「CHEVROLET」の文字が入る。ホイールは純正20インチハイグロスブラックで、タイヤはグッドイヤー・ラングラーMT(265/6020)。

2022年型LTトレイルボスに設定されるエンジンは、2.7ℓターボマックス、5.3ℓエコテックV8、6.2ℓエコテックV8と、撮影車両が搭載する3.0ℓデュラマックス・ターボディーゼル。

純正オプションのトノカバーに加え、荷台へのアクセスが容易になるマルチフレックステールゲートも追加されている。

Z71オフロードパッケージではランチョショック・オフロードサスペンションに変更され、トレイルボスではさらに2インチのリフトアップが施される。

22年型モデルから一新されたインテリアデザイン。13.4インチのカラータッチスクリーンと12.3インチのドライバーインフォメーションセンターによって、ドライバーが様々な情報を得ることができる。10ATは電子式シフトレバー。

5人乗りのクルーキャブは、後席でも余裕のある空間が広がる。また後席シートは、跳ね上げなどのアレンジも可能。背もたれにも収納が備わるなど、細かい部分に使いやすさの工夫が散りばめられている。また、オプションのサンルーフを装備。


'22 CHEVROLET SILVERADO LT Trail Boss

全長×全幅×全高●5915×2063×1988mm ホイールベース●3743mm エンジン●デュラマックス・ターボディーゼル 排気量●3.0ℓ 最高出力●305hp/3750rpm 最大トルク●495lb-ft2750 トランスミッション●10AT


THANKS:PHANTOM【ファントム】
TEL:048-745-4446
http://www.phantom.co.jp


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2024年6月号掲載


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