【GMC シエラ AT4 / CHEVY シルバラード ハイカントリー】圧倒的な存在感のフルサイズピック

ピックアップトラック

シボレー

シルバラード

シエラ

シルバラード 1500 ハイカントリー

シエラ AT4

スカイオート

アメマガ2021年9月号

AMERICAN TRUCKS

埼玉県

2019 GMC SIERRA AT4
2018 CHEVY SILVERADO 1500 High Country

AMERICAN TRUCKS -ピックアップトラックの無限なる可能性-


'19 GMC SIERRA AT4
'18 CHEVY SILVERADO 1500 High Country

圧倒的な存在感のフルサイズピック アメリカントラックのアドバンテージ

ハマーやJeep、SUVなどを得意としている「スカイオート」だが、もう1車種、忘れちゃならないアメ車がある。そう、ピックアップトラックだ。フルサイズもよし、日本で乗りやすいミドルクラスもよし。常時、魅力的なピックを取りそろえているほか、もちろんオーダーするのだってOKだ!

アッパーグレードのクルーキャブはLuxury & Roomy!

ハマーH1のスペシャリストでありながら、JeepやSUVを中心にアメ車を筆頭に輸入車全般を扱うプロショップでもある「スカイオート」。中でもピックアップトラックにもこだわりを持っていて、GM系やMOPAR系、フォードのフルサイズからミドルクラスまで、確かなノウハウでUS現地から新車・中古車を仕入れ、国内にデリバリー。アフターフォローも各自動車メーカーの正規CPU診断機を完備し、創業40年の実績を証明する、質の高いサービスを提供してくれる。

'19 GMC SIERRA AT4

そんなスカイオートが今回、イチオシするのは2台のフルサイズ・ピックアップトラック、「GMCシエラ」と「シボレー・シルバラード」という、いわばGM系の兄弟車だ。

 

いずれもダブルキャブより後席スペースを大きく取った〝クルーキャブ〟仕様。シエラは「AT4」、シルバラードは「ハイカントリー」というアッパーグレードな車両で、本革シートなど超ラグジュアリーな装備も満載だ。

'18 CHEVY SILVERADO 1500 High Country

モデルイヤーは、シエラが現行型と同じフェイスの'19年型、シルバラードは先代にあたる'18年型。いずれもLEDのライティングを多用した現代的なエクステリアで、フルサイズのボディサイズ同様、インパクトのある存在感。また搭載エンジンは、いずれも5.3ℓ V8ガソリン、トランスミッションはシエラが10速AT、シルバラードが8速ATの組み合わせ。パワー&トルクはもちろんだが、出来のいいATは想像以上に良好な燃費にも貢献している!


'19 GMC SIERRA AT4

'19 GMC SIERRA AT4

GMCといえば、もともとGMのコマーシャルビークルのセグメント、つまりトラックやバンなどのスペシャリティ・ブランドだったが、現在はその“ 商用車然”としたイメージはなく、むしろ個性的なプレミアム感さえ漂わせるブランドとなった。

 

そんなGMCからリリースされるフルサイズのピックアップトラックが「シエラ」だ。シボレー・シルバラードとは兄弟車、ということになる。 今回の車両はオフロード・パフォーマンスを追求したグレード「AT4」仕様。サスペンションは純正で2インチアップ、ランチョのショックアブソーバーで武装している。4WDシステムはパートタイム式だが、2WD、4WD・Hi、4WD・Loのほか、オンデマンドでフロントに駆動配分する4WD・AUTOモードも備えている。

 

広々とした室内、安全装備を含めた先進的ギミックの数々は、アメリカン・フルサイズならではのものだ。 今回の仕様は後部座席のスペースを広くとった“クルーキャブ仕様”。ホイールベースは約4m!全長は5886mm、全幅2063mmの巨体はそれだけでも強烈なインパクトだが、さらに巨大なフロントグリルは圧倒的だ!

194A0188 194A0305 194A0172

サスペンションはフロント独立懸架のダブルウィッシュボーン・コイル式、リヤにリーフ・リジッドを採用。AT4は通常グレードに比べ2インチアップの仕様で、さらにランチョ・ショックアブソーバーも採用されている。タイヤは標準で、275/60R20を装着。

194A0176 194A0177

巨大なサイドミラーは、もちろんトレーラー牽引を想定してのモノ。さらに今回の仕様は、ミラーをサイドに引き出すことも可能だ。デューリー並みの視界確保で、安全性も向上するのだ。

194A0319194A0334

シエラのテールゲートはGMCならではの“ マルチプロゲート”。ゲートを階段状にアレンジすることができ、デッキの昇降機能を確保。手でつかむグリップもゲート横に内蔵されている。

194A0300 194A0207 194A0235 194A0233194A0224

インテリアはラグジュアリーSUVそのものといった雰囲気で、いわゆるトラック然とした空間ではない。シートはレザー張りでフカフカというよりタイトな乗り味。セカンドシートは座面も高く、見晴らしがいい。シートバック裏に秘密の収納もあったりする。

194A0157 194A0277 194A0279

5.3ℓ V8にはグレードによって6速、8速、10速のATが組み合わされるが、「AT4」グレードには10速。4WDシステムは後輪駆動ベースのパートタイム式だが、オンデマンドでフロントに駆動を振り分けるAUTO、いわゆる“ フルタイム4WDモード”も備える。


'18 CHEVY SILVERADO 1500 High Country

'18 CHEVY SILVERADO 1500 High Country

シボレーの誇るフルサイズ・ピックアップトラックシリーズが「シルバラード」だ。ライトデューティな仕様からヘビーデューティ仕様まで、カンペキなラインナップを誇るが、今回の仕様はライトデューティ…とは言っても一般ユースには剛健なほどだが…な1500仕様で、乗用志向の強いモデルだ。

 

グレードは最上級の「ハイカントリー」。'18年モデルで現行型のフェイスとは異なるが、それでもLEDフェイスは存在感があり、また先に紹介したシエラよりは少しスマートな印象だ。こちらもクルーキャブ仕様で、SUV的なユースも十分可能。

 

エンジンは5.3ℓ V8ガソリン、組み合わせるトランスミッションは8速AT。この年式は6速ATが標準だったが、ハイカントリーだけはいち早く8速を採用。したがって燃費的にも優れていて、カタログ上のハイウェイスペックは10km/ℓに迫る。このクルマを、この燃費で乗れるとは! ボディサイズは先に紹介したシエラと同様。約4mのホイールベース、6mに近い全長、2mをオーバーする全幅だ。マスクはシボレー顔の印象を残すが、LEDによってブラッシュアップ。存在感は重厚なシエラに対し、シルバラードはスポーティ。

194A0396 194A0371 194A0363

サスペンションはフロントに独立懸架ダブルウィッシュボーン・コイル式、リヤにリーフ・リジッドを採用。今回の撮影車両はオーナー車で、2インチアップのカスタムが施されていた。タイヤサイズはP285/45ZR22をチョイス。

194A0383194A0401

最高級グレードの「ハイカントリー」だけに、ラグジュアリー感はたっぷりだ。本革仕様のシートやインテリアトリム、所々にウッドのあしらいも。リヤシートのアレンジも可能だ。

194A0350 194A0444194A0447


SKYAUTO【スカイオート】

TEL:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp
Photo Fumio Koga
Text Yoshinobu Kohsaka
アメ車マガジン 2021年 9月号掲

最新記事


2024/10/12

キリっと引き締まった新顔がチャームポイントの新型モデル【ジープラングラー】

SUV

ジープ

アメリカ本国ではすでに発表されていた新型モデルを、2024年5月10日から全国のジープ正規ディーラーで販売を開始した。今回はあまり大きな変更は実施されていないものの、アイデンティティであるグリルをデザインしなおしていることが一番のトピックだ。

2024/10/11

カリフォルニアハウスには国産車よりも断然アメ車が似合う!【1978y シボレーC-10】

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

赤いC-1500で一度本誌にも登場したことのあるオーナーさん。実はその後ハイエースへと乗り換えて数年間は便利で快適なカーライフに身を置いていた。しかし、自宅に停めたその雰囲気がシックリこない。セカンドカーのジムニーでも何か違う。ってことでC-10を停めてみたら完璧!

2024/10/10

直線基調のロングホイールベースで魅せる【カプリスワゴン】

ステーションワゴン

ビンテージ

シボレー

故きを温ね新しきを知る。いわゆる“温故知新”ということわざがあるが、若者たちのアメ車事情は新しきを知ってから古きを知るという逆転現象も珍しくない。2000年以降に生まれた若者たちを魅了してやまない80's Classicに迫る!

2024/10/09

VW TYPEⅡの対抗馬に相応しいCalでVintageなルックスを継承【フォードエコノライン】

バン

フォード

61年にファルコンをベースに誕生した初代エコノラインは、エンジンを床下にレイアウトしたキャブオーバーワンボックスバン。当時のVWタイプⅡに対抗すべくリリースされたとの噂。その二代目となるのが68年よりモデルチェンジを果たしたこちらの個体だ。

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2016/11/04

超レアなマスタング、1969年モデルのBOSS429!

クーペ

ビンテージ

フォード

1969y FORD MUSTANG BOSS 429

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]