C8コルベットがSEMAに降臨!スポーツ&SUVのイメージを強調【GENERALMOTORS】
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LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA NOV 5 - NOV 8,2019
SEMA SHOW 2019 SPECIAL REPORT
LAS VEGAS CONVENTION CENTER
LAS VEGAS,NEVADA NOV 5 – NOV 8,2019
The Booth of Detroit3
トロイト3が創造するカスタムモデル
GENERAL MOTORS
シボレー最大のトッピクスは、やはりC8コルベットが展示されていたこと。リリース開始は2020年からの予定で、ミッドシップになってアメ車感が乏しくなっているという声があるものの、それでも来場者から大いに注目されていた。ほかにはシルバラードのカスタマイズモデルを多数展示し、例年同様といった印象。
2020 CHEVROLE CORVETTE CONVERTIBLE CONCEPT
キャビン後方のエンジンフードが開いてルーフが格納される
SEMAの会場には、スカイブルーとホワイトのC8を展示。エンジンの搭載位置が変わったことで、ますますフェ●—リ臭が強くなった、という意見もあるだろう。とはいえ、随所にコルベットらしさは残されており、よく言えば伝統を重んじつつ進化したと言える。個人的にはちょっとやりすぎだし、カスタムできないような気がするかな。
2020 CHEVROLET CAMARO LT1 CONVERTIBLE CONCEPT
ハードトップのカブリオレがLT1に設定予定
現行カマロのコンバーチブルは、いずれもソフトトップ。オープンエアーは楽しみたいが、走りも重視しハードトップが欲しい!という人に対するシボレーからの回答で、2020年以降にLT1に設定予定。SSルックのボンネットなどのパーツが装着される。
2020 CHEVROLET CORVETTE C8R RACE CAR
これまでの実績を重視し5.5ℓのV8 を採用ウイングやディフューザーで空力性能をUP
C7の時と同様、C8の開発はレーシングモデルと並行して実施。ボディ後方に巨大なディフューザーを装着するために、エンジンはC7Rに採用された5.5ℓのV8を採用。フロント周りはリップスポイラーやカナードを追加した程度で、シルエットは市販モデルのC8とほぼ同じ。ちなみにC8Rのデビュー戦は、2020年の1月に開催されるロレックス24の予定だ。
2020 CHEVROLET COPO CAMARO JOHN FORCE CONCEPT
毎年恒例のCOPOカマロが2019年も登場!次の50年を目指すか!?
2019年も69台限定のドラッグ専用マシン「COPO カマロ」が登場。ベースエンジンは350だが、オプションで427も選択可能。また350用のスーパーチャージャーも展示されていた。トランスミッションは上まで必要ないので敢えて3AT! もちろんドラッグレース用のパラシュートも装備される。
シルバラード風のヘッドライトを採用する開発用車両?
詳しいアナウンスが一切なされていなかったが、シートや装備を見る限り軍用車といった趣。フロントサスは独立懸架方式で、前後にデフロックも装備。タイヤはBFG のKM3 で、ホイールはAEVを装着するあたりから、実は開発用の車両なのだろうか?
2021 CHEVROLET SILVERADO HD CARHARTT SPECIAL EDITION
100年以上の歴史を持つGMとCARHARRTのコラボモデル
アウトドアウエアだけでなく、様々なアイテムを展開するアパレルブランド「CARHARRT」とGMがコラボ。ブラックのボディにゴールドのピンストライプが映える。ちなみにこのコラボモデルは2020年の秋以降に、2021年モデルとしてリリースされる予定だ。
CHEVROLET SILVERADO HD Z71 SPORT CONCEPT
2020 CHEVROLET SILVERADO LT TRAIL BOSS MIDNIGHT EDITION
アウトドアでの使用を意識したオーバーランドスタイルやトランポ仕様
日本だけでなく、オーバーランドスタイルは世界的に盛り上がりを予感させる。それを意識してGMもベッド部にテントを積載した仕様や、アクティブなアウトドアライフが楽しめるよう、オフロードバイクが2台積載できる仕様を展示。どちらも20インチホイールを装着するが、これらを始めとするGM純正オプションは購入が可能だ。
CHEVROLET PERFORMANCE HALL RACING SILVERADO
CHEVROLET PERFORMANCE HALL RACING COLORADO ZR2
様々なデザートレースに参戦するHALL RACING のレーシングマシンも展示
コロラドは、BEST in THE DESARTのシリーズ戦の1つ「VEGAS to RENO」に参戦した車両で、2019年は14時間1分29秒でフィニッシュ。下のシルバラードもBEST in THE DESARTのフルサイズ部門にエントリーしたマシン。レートの高いスプリングやショックに変更するが、サスペンションレイアウトの変更はない。
CHEVROLET SILVERADO REDLINE CONCEPT
2020 CHEVROLET BLAZER REDLINE EDITION
マウンテンバイクを楽しむユーザーに対するGMからの2つの提案
アウトドアに出かけてマウンテンバイクを楽しみたいユーザーにとって、トランスポーターの機動力や積載性能は非常に重要なポイント。シルバラードはベッド部分の上にキャリアを設置して2台積み。ブレイザーはヒッチキャリアを使用して、1台を積載。大掛かりなモディファイに興味がなくても、ライフスタイルに合わせたカスタムなら気軽に行なえる。
1962 CHEVROLET PERFORMANCE E-10 CONCEPT
ビンテージトラックをEV 化したまさにサイボーグトラック
最近の流行りのカスタムに挙げられるのが、ビンテージモデルを電気自動車化するスタイル。ベースは見てのとおり1962年型のC-10だが、これにボルトなどのコンポーネントを流用して電動化。V型エンジンをイメージしたモーターユニットのデザインはギミックに富んでいてとても面白い造り。バッテリーはというと荷台に搭載。こちらにもギミックが施されていたら…と思ってしまった(笑)。
PHOTO ◆ TAKEO ASAI
TEXT ◆ RYO SORANO
アメ車マガジン 2020年 2月号掲載
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