GIMMIC流のスパイスでマスタングの攻撃性を助長

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アメマガ2025年6月号

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マスタングGT500

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さらなる高みへと導くワイド&ロースタイル

FORD MUSTANG GT500 WIDE BODY KIT

低ければ低いほどカッコいい、さらに幅が広ければなおさらっていうのが、クルマをカスタムする上でのセオリーだったりするわけだが、これに則って数々のカスタムモデルを生み出してきたのがGIMMIC/GMコーポレーション。これまではLX系に重きを置いていた感があったが、今回はマスタングをベースに新たなスタイルを構築してみせた。それがこのエフェクトを纏わせたGT500ワイドボディスタイルだ。

フロントバンパー/エンジンフード/リアウイングはGT500スタイルとし、その流れを紡ぐ形で前後のワイドフェンダー/サイドスカート/リアディフューザーを装着してスタイルを構築。さらにこのスタイルを後押ししているのがAIR FORCE製エアサスによる極低車高。フロント20、リア22インチリムを飲み込む。見た目の強烈なインパクトと計算されたディテールとのバランス。何はともあれボリューム感増し増しのブリスターフェンダーは同ショップならではといえる仕様。ワイドスタイルに一石を投じたと言えるだろう。

フロントマスクやバンパーを交換して、GT500を彷彿とさせるスタイルを実現。さらにボンネットやリアウイングも併せて交換されている。フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーにはカーボンが用い、リアディフューザーの形状はボリューミーなフォルムに負けない強烈なインパクトを放つ。

組み合せているGT500スタイルフロントバンパーは両サイドにもう一枚縦型のフィンを形成してワイド感を強調しているのだが、拡幅した流れのままワイドフェンダーを構築。張り出し具合はGIMMICならではとも言える造りとなっており、スムージング加工を施してブリスター化。さらに前後フェンダーにはカーボン製のサイドスクープも装備して抑揚を付けている。

トランクルームにはAIR FORCE製エアサスユニットが鎮座。フェンダー内にボトムスが隠れるほどの低さを実現している。ホイールはツインのファイブスポークが特徴的なLEXANI EKKOでサイズはフロント20インチ、リア22インチを装着する。

ココに注目!
職人が丁寧に組み上げる手作りのワンオフエキゾースト

ボリューミーなワイドボディキットは見た目的にもインパクトがあるためどうしても目がいきがちになってしまうが、下回りを除けばワンオフのオリジナルエキゾーストキットをインストール。

このエキゾーストはセンターからリアピースまでのキットとなっており、さらにエンド部分は切替式を採用しているため住宅街ではジェントルなサウンドとしながら、いざ解放するとマッスルカーらしいサウンドを響かせるという気配りが施されている。

ちなみにこのエキゾーストはGIMMICのマフラー職人が各車両に合わせて手作りで組み上げていく、ワンオフ仕上げ。曲線美がたまらない。

GT500 WIDE BODY KIT

■ GT500 Style Front Bumper -Wide Kit-Carbon Splitter
■ Front Wide Body Fender - Carbon Side Scoop
■ Carbon Side Skirt
■ Rear Wide Body Fender - Carbon Side Scoop
■ Carbon Rear Diffuser
■ GT500 Style Engine Hood
■ GT500 Style Rear Wing


OWNER:中島拓哉


THANKS:株式会社GIMMIC / GMコーポレーション
TEL:048-979-7432
http://www.gmblog.net 


PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン2025年6月号掲載


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