ライフスタイルの一部として取り入れたアメリカンSUV【シボレートレイルブレイザー】
2006 CHEVROLET TRAILBLAZER
これが俺たちのAmerican Life アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ
2006 CHEVROLET TRAILBLAZER
日本のみならず世界各国のアートに刺激を受け、3年後を目標に海外進出を計画中!
大阪でピンストライプ、ボディペイント、ジャグアタトゥー、マタニティアート、ウォールアートなどを手掛けるアーティスト「ジャスミン」の研ぎ澄まされた力強いオーラに見合うクルマは、アメリカンSUVしかありえない。
アーティストが無難なクルマでは面白くない
身の丈に合ったクルマ選びが一般的な考え方ではあるが、ミュージシャンやイラストレーター、アクター、ダンサーなど、感性やセンスが必要とされる仕事をする人たちはクルマ選びも個性的。紹介する彼女は20代前半の若さでHORUS?ARTを立ち上げ、大阪を中心にピンストライプやボディペイント、ジャグアタトゥーなど、様々なアートの世界で活躍する莉華(ジャスミン)さん。
そんな彼女も冒頭の例に漏れず、クルマ選びは感性を重んじる傾向にある。アーティスト活動を始めたキッカケは、リスペクトしているペインターがピンストライプ、エアブラシなどの多種多様なアートを自由に楽しんでいる姿を見て、マニュアルやルールのない自由な世界に感銘を受けたこと。
ピンストライパーやタトゥーアーティスト、エアブラシなど専門職として各部門のアートを追求していくことが一般的ではあるが、あえてジャンルを問わず様々なアートに挑戦して描いていく姿勢は実に逞しい。あえて活躍するステージを絞ることなく必要となれば様々なシーンでの活躍を視野に入れた姿勢と、市街地からハイウェイ、アウトドアまでシーンを問わず駆け抜けるトレイルブレイザーのキャラクターが絶妙にリンクする。
ファッションやヘアスタイル感覚でクルマを選ぶ潔さ、そしてそれを自分色に染めて着こなすかのごとく自らリアゲートにピンストライプを描き、ライフスタイルへ馴染ませる術を知るからこそ、決して無難なクルマは選ばない。多少尖った方が、守るよりも攻めた方がうまくいくのはアートの世界はもちろんカーライフスタイルにも通じるものがあるのだ。
オリジナルをストックするシンプルなインテリア。女性オーナーらしいキュートな飾り付けは一切不要。クルマだけを見ると男性オーナー所有さながらの雰囲気である。この男前な乗りこなしも実に好印象。
ヘッドレストモニターやクローム大径ホイール、そして太いマフラーエンドが際立つデュアルマフラーも、どちらかというと男性好みな仕様。男が乗っていそうな四駆をサラッと女の子が乗りこなすギャップはたまらない。それがアーティストとなればなおさらクールに映る。
Owner : JASMINE
PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2020年 5月号掲載
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