特別なこだわりはなく、あくまでも自然体そんなライフスタイルがとにかくアメリカン!

ピックアップトラック

シボレー

アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ

YAMAHA SR500

エルカミーノ

アメマガ2020年5月号

1970 CHEVROLET ELCAMINO
1983 YAMAHA SR500

これが俺たちのAmerican Life アメ車と一緒に素敵なアメリカンライフ


1970 CHEVROLET ELCAMINO / 1983 YAMAHA SR500

ルックスやトレンドは関係なし乗って楽しめればそれでいい!

バイクもクルマも日常の移動手段であると同時に、乗って楽しむオモチャ。特別なこだわりなどもなく、車種の選び方も、使い方も超自然体なのが何ともアメリカン!

アメ車を乗り継ぎ到達した自然体な「ボロカミーノ」

1970年型エルカミーというと、歴代エルカミーノの中でもマッスル世代を代表する存在として高い人気を誇る。そのため、バリューもそれなりに高かったりするのだが、この個体は見ての通り、内外装ともにやさぐれた状態で、装備などの面でも、至ってスタンダードな仕様。状態、仕様共に、こうした個体となると、国内ではレストアやカスタムのベース車と思われがち。

 

しかし、この個体は、普段乗りの愛車として実働中で、今後仕上げる予定などもない。オーナー(あだ名:ブチョー)の父親が、ヤナセで働いていたこともあり、幼少期からアメ車は身近な存在だった。そのためか、特別なこだわりなどは無いなりに、自分のライフスタイルに合わせてアメ車をチョイスしてきた。サーフィンや釣りをホビーにしていることもあり、これまでの愛車には、ビュイック・ロードマスター、シェビーバン、アストロ4×4といったラインナップ。

1970 CHEVROLET ELCAMINO

このエルカミーノは、以前ボンネビル参戦記事でも登場したショップ、フォーティーエイトの渡邊社長がアメリカで足グルマとして使用していたもの。ブチョーはボンネビル参戦においてクルーとして参加するほどの近い関係。ボンネビル参戦を実践することは、ホットロッダーとしてこの上ない経験であり、真のホットロッダーとしての誇りだったりする。また、小学生の頃から父親が用意したモトクロスバイクで遊んだりと、アメリカ的なモーターカルチャーがしっかりと刷り込まれている。

IMG_1355

人気の70年型ながらも、内外装共にやさぐれた状態。その使用感丸出しのルックスは、リアルなワークホースとしてカッコ良くも映るが、気にせずラフに乗りこなすオーナーであってこそ?!搭載する350モーターは、カムシャフトをアレンジしてレスポンスの良いフィーリング。4.11:1とドラッグ向きのリアエンドのおかげで、クイックな走りを味わえる。ブレーキ、ステアリングはいずれもパワーアシストは無し!そして、当然のように、エアコンも無ければ、オーディオも無し!

1983 YAMAHA SR500

バイクは小学生の時点でモトクロスでデビューしているので、かなりのキャリア。これまでにハーレーや国産ビッグバイクなどを乗り継いでいる。現在は、通勤や砂遊び用のグラストラッカー250と、メインにこのSR500を所有。78年のデビューから00年まで長年ラインナップされた中でも、スキニータンク&ブラックメーターがクールな初代(83年型)なのがポイント。

IMG_1306
Buchoさん

バイクもクルマも、乗って楽しむのが基本なので、ルックスやトレンドなどに関係なく、自分の好みの乗り味が味わえるかがポイント。ヤナセに勤める父親の影響で、幼少期からアメ車は身近な存在だった。そのため、自身の愛車としてアメ車を選択するのも自然の流れ。車種選択ではホビーが基準という雰囲気が強かったが、最近はハイパフォーマンスのV8を、マニュアルミッションで楽しめるモデルに興味津々。


バイク、アメ車、サーフィン、釣り、ギターなど、様々な趣味を楽しんでいるが、いずれも、真剣にして適当なスタンスなのがアメリカンで◎!サラリーマンでありながらも、クルーとしてボンネビル参戦を3年連続で果たしているのも素晴らしい!


Photo&Text:石橋秀樹
アメ車マガジン 2020年 5月号掲載

最新記事


2023/09/27

やっぱりGMが好きなので、迷わずシルバラードを選ぶ

ピックアップトラック

シボレー

それがいつのことか、どこだったのかまったく思い出せないが、街を走るアメ車の四駆を見て「カッコイイ!」と思った三河さん。その刷り込みが非常に強く残っていたことで、今にして思えばそれがアメ車ライフの始まりと言える。

2023/09/26

【グランドワゴニア / ラングラールビコン】392ciのV8を搭載する、正反対なキャラクター!

ショップ

ここ数年、アメ車にもエンジンのダウンサイジング化の波が押し寄せている。だが、そんな時代の流れに抗うかのように登場した、ラングラールビコン392とグランドワゴニア。エンジンこそ同じだが、まったく異なる2台を紹介しよう。

2023/09/25

目指すは普段乗りができるシボレーC10のプロストリート!

ピックアップトラック

シボレー

C10人気が高まる昨今、オリジナル重視の個体はもちろん、パティーナやラット、さらにはビレットホイールを履かせたスタイルなど、多種多様の盛り上がりを見せている。そんな中、度肝を抜く一台を大阪の6ディグリーズで発掘してきた!

2023/09/22

稀少限定色のレインにルビコン392を搭載するモンスター!

SUV

ジープ

1981年まで生産されたCJ以来、40年ぶりにV8エンジンを搭載した「RUBICON 392」。モパーらしさを色濃く感じさせるハイパフォーマンスな走りは、良い意味でラングラーらしからぬ魅力を放つ。

ランキング


2023/09/26

【グランドワゴニア / ラングラールビコン】392ciのV8を搭載する、正反対なキャラクター!

ショップ

ここ数年、アメ車にもエンジンのダウンサイジング化の波が押し寄せている。だが、そんな時代の流れに抗うかのように登場した、ラングラールビコン392とグランドワゴニア。エンジンこそ同じだが、まったく異なる2台を紹介しよう。

2016/11/04

超レアなマスタング、1969年モデルのBOSS429!

クーペ

ビンテージ

フォード

1969y FORD MUSTANG BOSS 429

2023/09/25

目指すは普段乗りができるシボレーC10のプロストリート!

ピックアップトラック

シボレー

C10人気が高まる昨今、オリジナル重視の個体はもちろん、パティーナやラット、さらにはビレットホイールを履かせたスタイルなど、多種多様の盛り上がりを見せている。そんな中、度肝を抜く一台を大阪の6ディグリーズで発掘してきた!

2023/09/20

【ダッジ・チャレンジャーのオーナーを取材!】こだわりの愛車とカーライフを総まとめ

ダッジ

ダッジ・チャレンジャーといえばただの交通手段ではなく、夢と冒険の象徴となる魅惑のクルマ。映画やカルチャー、知人からの影響など、様々な出会いから始まり、カスタムへのこだわりや、ライフスタイル、走行のパワフルさなどいろいろな魅力に沼っていくオーナたち。今回はそんなダッジ・チャレンジャーのオーナーたちのこだわり、魅力をまとめて一挙にご紹介しよう!