41インチタイヤを履きこなすJLラングラー

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ラングラーアンリミテッド

埼玉県

ラングラー

アメマガ2020年6月号

ラングラーアンリミテッドルビコン

アメ車で傾け

JLラングラー

12インチリフトアップ

2019 Jeep WRANGLER JL

アメ車で傾け -kabuke-


2019 Jeep WRANGLER JL

2019 Jeep WRANGLER JL

日本における最大のラングラーJL爆誕!

日本にリリースされて1年半。ようやくユーザーへのデリバリーが軌道に乗り、街で見かける機会も増えてきたJeepラングラーJLだが、ここまでインパクト大のカスタムは、おそらくニッポン初!!41インチを楽々と履きこなすアピアランス…やってくれたぜ!

この強烈なインパクト、このハンパない存在感!

ハマーのスペシャリティショップでありながら、最近はピックアップトラックやSUVの取り扱い台数も増えている「スカイオート」。GMやフォード、クライスラー、TOYOTAなど各自動車メーカー正規のCPU診断機を完備するなど、質のいいクルマを売るだけでなく、アフターフォローに対する信頼性も、多くのユーザーからの支持を集める理由だ。

 

そんなスカイオートが今、とくに力を注いでいるのがJeepラングラー。先代のJKはもちろん、JLについても北米仕様、日本仕様問わず、販売を行なっている。そしてさらにはカスタムも。輸入車専門店であるスカイオートだけに、アメリカとの濃密なネットワークを活かし、多様なパーツの輸入も可能。日本ではありえないカスタムにも、心ゆくまで相談に乗ってくれるのだ。

2019 Jeep WRANGLER JL 0S7A7049

たとえば今回紹介するJLラングラー・アンリミテッドは、そのスカイオートのネットワークやノウハウを結晶させた1台、と言っていいだろう。ベースは日本仕様のルビコンだが、「とにかく大きく存在感のあるJeepにしたい!」というオーナーからのリクエストに応え、アメリカなど海外からのパーツをふんだんに使用。また細部の塗装にまでこだわるなど、大胆な中にも繊細な技術を盛り込むことに成功している。おそらく、ここまでインパクトのあるJLは、日本初ではないか? 今後盛り上がりそうなJLカスタム。今回の仕様は、その強烈なベンチマークになってしまうことだろう!

合計12インチアップ!驚異的なデカさを実現する

今回のJLラングラー、とにかくデカい!リフトアップはテラフレックスの4.5インチアップコイル+1.5インチコイルスペーサーで計6インチ。これに1.25インチのボディリフトも加え、足回りだけで実に7.25インチ、車高が上がっている。さらにタイヤだ。外径41インチのスーパースワンパーは、純正タイヤが32インチだとして、9インチも大径。車高アップはその2分の1としても4.5インチ! 足回りと合わせると計、12インチあまりもリフトアップしていることになる。ちなみに今回は2インチアップのJLとも並べてみたが、ご覧のとおり、恐ろしいほどまでの「デカさ」なのである。

2019 Jeep WRANGLER JL 2019 Jeep WRANGLER JL

さらに「高さ」だけでなく、フォルム全体から湧き出るような「圧力」も相当だ。鋼鉄製の前後バンパー、フロントにはウインチが。印象的なフロントグリルやルーフのLEDライトバーはオーナーとスカイオートが世界のJLパーツラインアップから探し当てたもの。また精緻なカラーリングも所々に施され、先のフロントグリルや、41インチタイヤを飲み込む豪胆なフェンダーが美しく塗り分けられている。

 

すべてオーナーのリクエストによるものだそうだが、スタイルメイクに対するこだわりの強さが伝わってくる。 現在、サイド出し(左サイドガードの下にテールを備える)マフラーをワンオフで製作中。その他、カスタムもどんどん進んでいきそうな今回のJL。大いに参考にしたいオーナーも増えてくるんじゃないだろうか?

デカさ、高さ、そして圧力もスゴイ、ハイリフトなラングラー・ルビコン!

2019 Jeep WRANGLER JL

オーナーの“とにかくデカく”というリクエストのもと、車高は足回りとタイヤで約12インチのアップ!タイヤも41インチ、14.5インチ幅とあって、巨大なオーバーフェンダーが必要に。もちろん車幅もかなり大きくなった。フロントグリルやLEDライトバー、シュノーケルによるアグレッシブなマスク、鋼鉄のサイドガード&リヤバンパーによるいかつさも圧力のある存在感の決め手だ。

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レポーターの愛車、JLショートと並べてみた。こちらも2インチアップ、35インチタイヤ装着と、それなりにゴツい存在ではあるのだが、それがひ弱に見えるほど、今回のカスタムJLの存在感は突き抜けてしまっている!

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フロントグリルは、いわゆる“ アングリー”デザイン。ただしホワイトとブラックに精密に塗り分けられている。鋼鉄のバンパーはADDオフロード製、ウインチは10000ポンドクラスのスミッティビルト製を搭載。ちなみにフェンダーのウインカーはシーケンシャル式。

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リヤはスペアタイヤレス、ポイズンスパイダーのパネルでリヤゲートをカバー、バンパーはフロント同様、ADDオフロード製だ。ヒッチメンバーも用意されている。またポイントごとにLEDランプを備えているのも特徴。

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サスペンションはテラフレックスの4.5インチアップキットで構成。さらに1.5インチのコイルスペーサーでリフト量を稼いでいる。ショックアブソーバーはFALCON(テラフレックス)の別タンク式。アーム類はダウンブラケットなどで対応している。さらに1.25インチのボディリフトも。

スーパースワンパーIROK、41×14.5R22、組み合わせるホイールはFUELオフロードの12J×22

タイヤはスーパースワンパーIROK、41×14.5R22、組み合わせるホイールはFUELオフロードの12J×22(-44)。さらにホイールスペーサー(38mm)もかませ、装着している。これを飲み込む大型フェンダーは、ホワイトとレッド(ホイールに合わせた色)に塗り分けている。

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オーナーはかんちゃんマンさん。これまで初・中・後期のランクル80や、メルセデスAMG MLなどを乗り継いだそう。80は、15インチアップで乗っていたそうで、初めてJLをノーマルで乗った時には“シャコタンか?”と思ったそう。とにかくデカいJLにするべく、カスタムは進行中だ!


Special Thanks:SKYAUTO

TEL:048-976-1235
URL:https://www.skyauto.co.jp/
Photo:能勢博史
Text:高坂義信
アメ車マガジン 2020年 6月号掲載

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