走りもスタイルもクールにキメた、タスクフォースのホットロッド

ピックアップトラック

シボレー

HOT ROD Ecstasy ホットロッダーの悦楽

ホットロッド

3100

アメマガ2020年9月号

1956 CHEVROLET 3100

HOT ROD Ecstasy ホットロッダーの悦楽


1956 CHEVROLET 3100

クラッシックトラックの中では、様々なフィールドで幅広いファン層を獲得するタスクフォース。トラックでは初採用されたラップアラウンドガラスなど、特有のスタイリングでHot Rodでも定番モデルのシェビー3100!

ピックアップトラックもホットロッドとしてアレンジされるアメリカンウェイ

速さを追求するホットロッドでは、車種に関係なくあらゆるモデルがベースにされるのもポイント。そして、アメリカはトラック大国なだけに年式も問わず、ピックアップトラックもホットロッドとしてアレンジされる。中でもタスカフォースことシェビートラックのセカンドは、フレンドリーなルックスで大人気。パンプキンの相性のフォードF100よりも、幅広い層から支持があり、ホットロッドとしてアレンジされる中でも、トラディショナルからスーパーモダンまで多種多様。

1956 CHEVROLET 3100

この個体は、80年代を象徴するようなスタイルで、50年代ならではのテイストを、80年代ならではのポップな感覚でアップデート。ファッションや音楽のシーンともシンクロして大ブームとなったアプローチ。最も目を引く車体色のトーンがそれを象徴している。フードのパンチルーバーも当時のトレンドだ。メカニズムは、フロントクリップをカマロから流用したコイルスプリングによる独立サスでアレンジ。低く構える前傾姿勢なプロポーションの良さが魅力的。クロームのリングと車体色と同色のホイールもフィフティーズ的な雰囲気ながら、マッスル系で採用されるラリータイプで、スピンナーの装着もイメージにマッチしている。搭載エンジンはビッグブロック396ciというホットな仕様。

 

ルックス的にはコンパクトにまとまって美しい、リッチなフロントランナーをセット。シートはエイティーズ感溢れるツイード生地でアレンジされながらも、ゲージはモダンなダコタデジタル製でアップデート。王道のスタイルにして現代でも楽しめるハイレベルな個体なのである。

1956 CHEVROLET 3100

レトロにしてモダンで絶妙なトーンのアクアのボディカラーが、この個体のキャラクターを反映し、実によく似合っている。わずかに前傾なロースタンスのプロポーションが抜群にクール! ミラーやエンブレム類も含め、ストックを保持するレストロッド的なアプローチでもある。

1956 CHEVROLET 3100

ラリータイプのホールに社外のスピンナーを装着。クロームのリングがアクセント。装着タイヤは定番のBFGラジアルT/A(F:235/60R15、R:255/60R15)。パフォーマンスは、車重が1.760kgと現代のスポーツモデルよりも軽量なだけに、イメージ通りぐんぐんと走る。トラクションのかかりにくいピックアップなだけに、アクセルを踏み込むだけで簡単にタイヤスモークとなるマッスルなポテンシャル。

IMG_2420

スチール部分が多いデザインなので、アクアの車体色でポップな印象。シートと内張は80's のモダンなHot Rodで多く採用されたツィードで統一。もはやレトロな80'sのスタイルなが、完成したばかりのようにクリーンなのが素晴らしい。

1956 CHEVROLET 3100

換装されたV8エンジンは、カマロやシェベルなど、マッスルなシェビーSSでおなじみのビッグブロック396ci。6.5ℓの排気量によって350馬力レンジのポテンシャル。トランスミッションはTH400(3速AT)。


Cooperations:GM Corporation【GMコーポレーション】

TEL:048-979-7432
HP: http://www.gmblog.net/index.html
アメ車マガジン 2020年 9月号掲載

関連記事

RELATED


【マッスルカーの頂点”シボレー・シェベル”】当時の最強仕様454 LS‐6にオマージュ!

GMのマッスルにおいて最もポピュラーで人気のシボレー・シェベル。今回ご紹介する車両は当時の最強仕様である454 LS‐6をオマージュして、そのポテンシャルを再現すべく、現代版としてモディファイ!オーナーがこだわりつくしてアップデートしたカスタムをご紹介していこう。

1970 CHEVROLET CHEVELLE SS396

ストリートロッドとしても人気の高いウイリス・アメリカー

1941 WILLYS AMERICAR

ふくよかで独特の優美さを誇るEボディ・バラクーダ

1970 PLYMOUTH 'CUDA 340

ドリフターが愛した車、フルサイズSUT「シボレーアバランチ」の魅力

2008年型シボレー・アヴァランチを購入したばかりの元ドリフターオーナーを取材。当初、ドリフト競技に参加していたイメージから、信頼性が低いとアメ車を敬遠していたオは、ーナーコースト・モータリングとの出会いで一転、現在は立派なアメ車乗りに!アメ車を愛するようになったきっかけ理由を語る。

2008 CHEVROLET AVALANCHE

デューリーに魅せられたコレクターのコレクション

ポリス仕様を筆頭に、過去に何度もマニアックなOBSカスタムをナオキモータービルドと共に手掛けてきたコレクターの鈴木さんが遂にデューリーカスタムへ。そのこだわりっぷりと魅力を一挙公開!

 

最新記事


2025/04/26

いつまでも走り続けていたい!ロックな人生にアメ車は不可欠

クーペ

ビンテージ

シボレー

ポンティアック

アメ車の魅力に引き込まれ、複数台所有する人も少なくない。でもマッスルカーばかり…と言う人はレアなケースだろう。

2025/04/25

【チャレンジャーSXT Plus】アウトドアへの相棒はアゲ系のマッスルクーペでアプローチ!

クーペ

ダッジ

好きな映画に出てくるマッスルカーに魅せられて、ソト遊びのクルマにSUVではなく、チャレンジャーを選択。地元関西を中心にダート系のフィールドにも積極的に出掛ける。マッスルアゲ系な仲間がいれば、一緒にキャンプしませんか?

2025/04/23

3度目の開催となるWfestは参加台数が500台を突破!

イベントレポート

名古屋の老舗アメ車ショップ「WHA コーポレーション」とJeepに特化した「Wavy Life」を手掛けるユーチューバ―のRYOさんを主軸に、たくさんのJeeperたちがスタッフとしてサポートに加わり、3年目の2024年は初となる2DAYS開催へとスケールアップを果たしたWfest2024!

2025/04/21

【ティフィン アレグロ ブリーズ 33BR】異次元の存在感と質感、究極のアウトドアカー

キャンピング

OTHER

アウトドア

自由気ままなクルマ旅がしたい。それを実現するにはトレーラーかモーターホームの二者択一となる。取り回しを考えるとトレーラーに軍配が上がるが、熊本のワッツが輸入するティフィンは、まさに贅を尽くした1台だ。

ランキング


2025/04/26

いつまでも走り続けていたい!ロックな人生にアメ車は不可欠

クーペ

ビンテージ

シボレー

ポンティアック

アメ車の魅力に引き込まれ、複数台所有する人も少なくない。でもマッスルカーばかり…と言う人はレアなケースだろう。

2025/04/25

【チャレンジャーSXT Plus】アウトドアへの相棒はアゲ系のマッスルクーペでアプローチ!

クーペ

ダッジ

好きな映画に出てくるマッスルカーに魅せられて、ソト遊びのクルマにSUVではなく、チャレンジャーを選択。地元関西を中心にダート系のフィールドにも積極的に出掛ける。マッスルアゲ系な仲間がいれば、一緒にキャンプしませんか?

2025/04/23

3度目の開催となるWfestは参加台数が500台を突破!

イベントレポート

名古屋の老舗アメ車ショップ「WHA コーポレーション」とJeepに特化した「Wavy Life」を手掛けるユーチューバ―のRYOさんを主軸に、たくさんのJeeperたちがスタッフとしてサポートに加わり、3年目の2024年は初となる2DAYS開催へとスケールアップを果たしたWfest2024!

2021/11/29

7人で乗れるジープコマンダーは今もなお活躍の場面あり!

SUV

ジープ

2006y JEEP COMMANDER