-フリースタイルで行こう- #09 オリジナルアウトローレーサー:ビッグレッド

コラム

アメマガ2021年1月号

フリースタイルで行こう

#09 オリジナルアウトローレーサー:ビッグレッド

-フリースタイルで行こう-


-フリースタイルで行こう-
#09 オリジナルアウトローレーサー:ビッグレッド

プロツーリングのアイコンであり、総合的に高い運動性能を持つ最速&最強のアウトローロードレーサーである伝説的なカマロのダイキャストモデルがリリースされた。ありとあらゆる走行イベントやレースに参戦し、実際のポテンシャルの高さを、四半世紀にわたって証明し続けているカリスマカーに迫ることにしよう!

アメ車のポテンシャル&素質の高さを証明する個体として世界中のアメ車ファンから支持されているビッグレッド

ホットロッド やマッスルカーのファンであれば、まず知っているであろう有名車、「ビッグレッド」の1/18スケールのダイキャストモデルがリリースされました! アメリカではかなり広い範囲で知られている伝説的な個体なのです。「プロツーリング」のアイコンであり、総合的に高い運動性能を持つ最速&最強のアウトローロードレーサー! ありとあらゆる走行イベントやレースに参戦し、実際のポテンシャルの高さを、四半世紀にわたって証明し続けているのです。

IMG_7176

D・ゴットリーブと息子のRJによって1987年に構築。ストックカーの手法を用いて、チューブフレームを導入しながらも、ボディは全てスチール製の69年型カマロのストック状態を保持しているのがポイント!それまでのマッスルカーにおけるモディファイといえば、ドラッグレースがメインだったため、NHRAにおけるストックボディ車最強である、プロストックをストリートカーに落とし込んだ「プロストリート」がとにかく人気。

 

マッスルカーというネーミングに現れているように、総合的な運動性能よりも、一直線での短距離でのタイム(速さ)に特化した、マッシブなパワーとF:スキニー&R:ファットなタイヤの組み合わせが特徴。そんな中で「ビッグレッド」は、4輪ともにワイドトレッドなタイヤのセットアップ、大系ローターのハイパワーブレーキ、そして、BBS製のホイールを装着したロードレース的アプローチが特徴。

 

1990年のロード&トラック誌が企画したスピードチャレンジでは、ツインターボのテスタロッサやACコブラなどのスーパーマシンたちを打ち負かして時速203マイル(326km/h)の最高速をマーク。クラッシックな箱型クーペのスチールボディ車にして、有数のスーパーカーを凌ぐ速さのストリートカーとして、一気に有名車となったのでした。

 

そうしたGTカー的なアプローチから、プロストリートに対して、プロツーリングという新たなスタイルが確立。以降「ビッグレッド」のフォロワー的なプロツーリングがマッスルカーにおけるメインストリームとなった次第。ビッグレッドを知った90年代初頭の時点では、クラッシックなアメ車にBBSホイールの装着が新鮮!という程度の印象でしたが、その目的と実際の実力を知れば知るほど、好みを超越してリスペクトなのです!69年型カマロのカッコ良さや、クラッシックなアメ車のポテンシャル&素質の高さを証明する個体として、世界中のアメ車ファンから支持されているのです。この個体の存在を知らない方は、ネット上の動画なをチェックするべきですよ!

OIPG8QP4EZOOIPMAGW8Y4C

ストリートカーの頂点として世界的に有名な個体。ネバダ州の318号線の140kmの距離で行なわれる公道レースでは、ストックのスチールボディ車ながら、平均速度199mph(320km/h) で走破!!ボンネビルソルトフラッツでのスピードトライアルでは、なんと258.6mph(415km/h) をマーク!!!そのほか、ヒルクライムなど、様々なロードレースに参戦。アクシデントで炎上したこともあったが、約30年に渡って活動し続けている点でもリスペクトなのです!

1/18 scale gmp:BIG RED 1969 CHEVROLET CAMARO

IMG_7156 IMG_7122 IMG_7158 IMG_7161 IMG_7166IMG_7172IMG_7171 IMG_7163IMG_7164IMG_7169

かつてハイクオリティダイキャストモデルをリリースしていたgmp 社だが、現在はグリーンライト社の一ブランドとして展開。そのgmpから世界限定1050個でリリースされたビッグレッド:1969カマロ。ダイキャストモデルならではの重厚感と重量感を持ち、誰が見てもカッコイイと思えるハイディテール。伝説的マシンの細部まで再現された超オススメモデルだ。価格は2万円前後と高額だが、その価値は十分にあるぞ!

www.greenlightcollectibles.com

★石橋秀樹 アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメリカンカルチャーに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。

アメ車マガジン 2021年 1月号掲載


最新記事


2026/03/31

【トランプカースクエア】見えない部分にも徹底的に手を入れる「整備に自信あり」

SUV

ジープ

ショップ

細部に渡り徹底した整備を実施したTJラングラーの販売を主軸にしながら、JK ラングラーの販売やカスタムを手掛けるJeep専門店のTRAMP CAR SQUARE。良質なTJラングラーが欲しいのなら、チェックしておくべき専門店だ。

2026/03/28

【スノーモンスター・グリップオン】急な降雪も安心!簡単装着で 驚異のグリップ力!

タイヤ

毎年雪景色となる地域ならまだしも、東京や大阪をはじめあまり雪の降らない地域に住む人にとってスタッドレスタイヤ装着の有無は毎年悩みの種である。「履いたのにアスファルトしか走ってない…」なんて方にもぜひお勧めしたいアイテムを紹介しよう!

2026/03/27

【アメ車を楽しむユーザーたち】ビジネスという枠を超え、架け橋となったアメ車の魅力

ピックアップトラック

バン

シボレー

ダッジ

ビジネス上では取引会社の代表同士という関係性。しかしクルマを前にすると少年のようになってしまう。そんなアメ車の魅力に取りつかれた二人の男の物語。

2026/03/24

【コンフィデント】広大な敷地に並ぶ在庫数は圧巻、充実のファクトリーでオーナーをサポート

ショップ

北海道内で随一のアメ車在庫数を揃えるコンフィデント。主力車種は大雪にも負けないSUV=4WDだが、在庫にはセダンのAWD仕様も積極的に導入している。北海道民のみならず、雪国オーナーはコンフィデントの在庫車を要チェックだ!

ランキング


2026/03/31

【トランプカースクエア】見えない部分にも徹底的に手を入れる「整備に自信あり」

SUV

ジープ

ショップ

細部に渡り徹底した整備を実施したTJラングラーの販売を主軸にしながら、JK ラングラーの販売やカスタムを手掛けるJeep専門店のTRAMP CAR SQUARE。良質なTJラングラーが欲しいのなら、チェックしておくべき専門店だ。

2025/08/28

【スーパーアメリカンガレージ2025】様々なアメ車が集結して会場を埋め尽くし、朝霞の森はカラフルに彩られた。

イベントレポート

SUPER AMERICAN GARAGE 2025
6th Apr 2025
朝霞の森

2021/11/15

父の影響を受けてアメリカンカルチャーの虜に!

SUV

アメマガガールズ

GMC

彼女たち流のアメ車との付き合い方
GMC YUKON XL

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。