本国トレンドを極めるルビコンステージ迫真の一台
Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON Produced by RUBICON STAGE
Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything
Jeep JL Wrangler Unlimited RUBICON Produced by RUBICON STAGE
ここ数年、ラングラーカスタムの大本命は40インチ履き。しかしストップ& ゴーの多い日本の道路事情においてはシビアな足のセッティングが必要不可欠。もちろんソレに相応しいカスタムも然り。そのお手本となる一台がコレだ!
40インチ履きでも快適な乗り心地を生み出す
自社オフロードパークを所有し、TRYXなどの本格的な競技から、ビギナーでも楽しめる四駆の運動会の開催など、カジュアルな催しからディープな走行会までを手掛ける京都のグランドキャニオン。その中でもUSチャプターに特化した最先端カスタム部門として運営するルビコンステージが、ルビコンをベースに渾身の一台を製作。
4.5インチのコイルスプリングベースリフトキットを筆頭に、アルパインIRコントロールアームキット、8アームアジャスタブル、フロントトラックバー、リアラテラルロッドブラケット、さらにはダイヤル調整で好みの乗り味を自在に設定可能なファルコンシリーズの3.3ファーストアジャストピギーバックショックキットを採用。アルミニウム製のスティンガーやウィンチをコンプリートするグラディエイターJTフロントバンパーにDCDカスタムのフェンダーライナーを組み合わせ、その存在感を引き立たせる絶妙にシェイプされたデザインのフレアフェンダーでコーディネイト。
40インチのサイズ感からどうしてもタイヤ&ホイールが注目されがちなカスタムシーンではあるが、実はそれを履かせてもストリートからオフロードまで、一切スポイルさせない足を作る方こそもっともセンスを問われ、そうした一つ一つの課題を見事に克服している点こそ特筆物である。
ちなみにフロントウィンドーのKCグラビティー50、Pro6LEDライトバーはルーフ上ではなく、ピラー部分の絶妙な位置にレイアウトしており、4.5インチアップ、40インチ履きで2.1mの立体駐車場への出入りも紙一重ではあるが可能としている。US最先端のリアルだけじゃなく、こうした痒いところに手が届く配慮もルビコンステージの魅力と言えるだろう。
フロントフェイス周りをオフロードマシンの如くワイルドに仕立てるゲンライト製のバンパーをセット。7スリットとリンクする7つのLEDライトバーと、ボンネットエンド左右のLEDフォグにKCフォグカバーのアクセントも粋。サイド電動ステップは定番のAMPを避け、強靭なフォルムでそれっぽくないロックスライド製を採用。40インチの背面タイヤ装着で行き場を失ったナンバーブラケットは移動キットで対応する。
サテンブラックリムにビードリング付のXD229マチューテクロール17インチにマキシスM8060(40×13.5R17)を合わせるボトムス。ここ最近のトレンドはアウターよりもインナーフェンダーを魅せ場にしており、DCDカスタムズのフェンダーライナーチラリズムが絶妙にそそる!
減衰力調整式といった定番のショックとは一線を画す次世代ショックアブソーバーファルコン。予め取り付け時にストリートorオフロードをセレクトして、装着後はダイヤル調整で3段階の乗り心地を設定。さらに8段階の微調整を可能としており、ユーザーの意図する足捌きを自由自在にコントロール可能!
THANKS:RUBICON STAGE【ルビコンステージ】
TEL:075-748-1119HP:http://rubicon-stage.com
PHOTO&TEXT★石井秋良
アメ車マガジン 2021年 5月号掲載
最新記事
2024/09/19
頼りになるショップと早く出会ったのが大きい【ピットインアクツ】
どんなに好きなクルマを手に入れても、いつかは飽きが来て乗り換えを検討するのが自然の流れ。だが高嶋さんは「乗り換えなんて考えたこともない」と、20年以上も一途にアストロに乗り続ける。その長い時間を過ごすには、サポートしてくれるショップとの出会いや、トラブルが起こる前にメンテをすることが重要のようだ。
2024/09/18
フルサイズの頂点にして唯一無二の存在感を誇るハマーH1の魅力!
ハマーと言えばH2を連想するほどにH2がアメ車のカスタムシーンを賑わせてきたが、H2や弟分のH3とは一線を画す本気の軍用車ライクなモデルが紹介するH1。乗用モデルに媚びない硬派に徹した威風堂々のスタイルはまさに唯一無二の存在感!
2024/09/17
【I.C.E FORGED】唯一無二のスタイルを実現する
カスタムに対して人一倍強いこだわりを持つクアートが、さらなるオリジナリティを想像するべくホイールブランドを起ち上げた。その名は「I.C.E FORGED」。
2024/09/16
せっかくアメ車に乗っているのならアクセル床まで踏み込んじゃいな!【82 Cup】
毎年、美浜サーキットで開催される「82cup」。レースと思うかもしれないが、気軽に参加できる走行会だ。2024年も東海カーズはお客さんを引き連れて、思う存分走り回っていた。