ブルーコーディネートされた07年型300Cに一目惚れ

2007 CHRYSLER 300C
“カタチから入る”逸楽アメ車生活
2007 CHRYSLER 300C
人と同じクルマには絶対乗りたくない個性あるスタイルを目指す!
大好きだった国産スポーツカーを手にするも、全然注目されないのが不満だった奥山さん。個性が重要と思い直し、初めてのアメ車としてフルカスタムの300Cを購入。視線を感じながら運転する日々に、ニヤニヤが止まらない!
乗るからにはやっぱり注目されたい!
小学生の頃にクルマが好きでカーレースゲームにハマり、ゲーム内で使うスポーツカーが大のお気に入りだったという奥山さん。そのクルマ好きは、自動車教習所の教官とも意気投合し、授業中はワイルド・スピードの話で盛り上がったとか。実はその教官がエクスカーズをよく知る人で「ここに行けば面白いクルマが沢山あるよ」と教えられ、奥山さんはエクスカーズを訪れる。
免許取得後、早速アメ車購入…とはならず、カーレースゲームで使ったスカイラインを乗り回すことに。だが実際乗ってみると、速さこそあるものの何か物足りない。「別にスカイラインだからといって注目されなかったし、周りにも走っていたから特別なクルマじゃないんだなぁって」。そんな思いからランエボに乗り換えるも、注目されない印象は同じだったため、「やっぱり個性が大事だな」と、愛車に対しての考えを少しずつ思い直していくようになる。
そこで出会ったのが、エクスカーズに止まっていたガルウイングをまとい、ホイールまでブルーになった300C。「これだったら誰ともかぶらない」。まさに一目惚れで、初めてのアメ車デビューを果たすのだった。「信号待ちで視線を感じるし、駐車場に停めると声も掛けられる。いつもニヤニヤです(笑)」。
今までにない優越感を手にした奥山さんだが、残念ながら、結婚した奥様からはガルウイングもエアサスも不評…。思い切ってSUVにしようかと検討しているが、絶対アメ車は譲らないそうだ。
根っからのスポーツカー好きだったが、2枚ガルウイング、24インチ、ブルーコーディネートされた07年型300Cに一目惚れし、2年前に購入。インテリアもブルーでコーディネートされる。
リムをボディとマッチペイントしたジェネリーの24インチホイール。当初はエアサスを装着していたが、人に見られるのが快感で使用を連発した影響もあり故障。現在は実用的を考慮して車高調となっている。トランクルームにはキッカーで統一したオーディオシステムが鎮座する。使われていないエアサスタンクがそのまま残るのはご愛嬌。
OWNER : 奥山憂也さん
EXCARS【エクスカーズ】
TEL:0867-34-1020URL:http://excars-st.com
PHOTO:高原義卓
TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載
最新記事

2025/07/03
キチンと整備すれば普通に走る!カスタムすればもっと楽しめる!【東海カーズ】
ビンテージカーって乗りこなすの大変なんでしょ!? と多くの人が思うだろう。もちろん現代車の様な扱いはできないが、付き合い方やメンテ、さらにはカスタムすれば普通に乗れちゃいますよ♪

2025/07/01
【インフィニティQX56】手頃な価格で購入できるプレミアムSUV
90年代を中心に高品質な車両を扱うガレージジョーカーだが、近年は2000年代の車両も多く扱う。今回紹介する08年型インフィニティ・QX56もその一台で、手頃な価格で乗れるプレミアムSUVとして注目だ。

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。