町を走っているH2に一目惚れ二十歳の記念に思い切って購入!
2004 HUMMER H2
“カタチから入る”逸楽アメ車生活
2004 HUMMER H2
左ハンドルに乗ることを夢見ていた10代の小寺さん。町で偶然出会ったH2の迫力に魅了され、20歳の記念として初めてのアメ車であり、初めて自分で買った愛車としてH2を購入する。だが、自慢の30インチホイールを見せられず…。
本当は30インチを履いてるんですが…
今回エクスカーズに集まったオーナーの中で、一番不安気な表情をしていた小寺さん。「実はいつもディアブロの30インチを履いてるんですが、スタッドレスに履き替えたホイールのまま来ちゃったんです…」と、一番の見せ所であるホイールを履いてこないで撮影することに不安だったようで。
小寺さんもまた、H2が初めてのアメ車であり、初めて自分で買った愛車。H2にした理由は「正直、偶然です」とキッパリ。元々「せっかく乗るなら左ハンドルが欲しい」と10代にして大きな野望を持ち、左Hの全輸入車が候補だった。そこで偶然、街ですれ違いビビッと来たのがH2だったという。「名前は雑誌を見て知ってたけど、生で見るのは初めてで、その迫力に圧倒されたんです」。その印象が忘れられず、自分で買う初めてのクルマはH2にすることに決める。

だが、それを両親に話すと「アメ車は壊れるし燃費も悪い」と猛反対。それでも折れることなく、アメマガを見せながら今のアメ車は丈夫ということを熱弁。すると「いい経験かも」と了承してくれたのは、「燃費の悪いスポーツカー乗り」だった過去がある母。そして小寺さんは20歳の記念として、3年前に04年型H2を購入する。当初はローダウン仕様だったが、自分の好みには合わず2インチアップさせた。エクスカーズは購入後に「信頼あるショップ」として、先輩から教えてもらってからの付き合いだ。今後はさらにリフトアップさせ、今度こそ30インチを履いて撮影を希望する小寺さんである。

購入当時から装着されていたという、メッキパーツ、マグナフローマフラー。当初はローダウンもされていたが、スプリングによって2インチアップさせた。

2列目、3列目に設置されるフリップダウンモニター。映像を出そうとしたものの、リモコンの電池が切れて作動せず…。ホイールの件といい、電池切れといい、撮影するタイミングは最悪だったかもしれない。

残念ながら今回の撮影では自慢のディアブロ30インチを見ることはできなかった。急な撮影の話だったため、履き替えのタイヤが到着せず…。申し訳ないので、スマホにある写真を見せてもらいパシャリ。
OWNER : 小寺貴弘さん
EXCARS【エクスカーズ】
TEL:0867-34-1020URL:http://excars-st.com
PHOTO:高原義卓
TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載
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