300Cにマグナムフェイスをスワップし 24インチを収める究極加工

EXTREME AMERICAN
2010 CHRYSLER 300C SRT8
2010 CHRYSLER 300C SRT8
妥協を許さない徹底したスタイルを目指す方針により、これまで多くのカスタムモデルを世に送り出してきた岡山の エクスカーズ 。今回のマグナムフェイスをスワップした 300C も、24インチを履きながら極低を追求するボディ加工が満載となっている。
ボディラインを崩さないワイドフェンダー
キャンディレッド&シルバーフレーク入ブラックボディに、トライバルペイントが施される10年型300C・SRT8。フェイスはマグナムフェイスをスワップ。ボンネット形状も変わるため、社外ダクト付きボンネットも加えられている。これだけであれば、少々言葉は悪いが、どのショップでもできると思えるメニュー。
しかし、
レクサーニ
の24インチを履いてここまで極低に仕上げる為には、単にエアサスを装着するだけでは不可能で、多くのボディワークが必須となる。まさに職人がなせるカタチ。それを見事に表現できるのが岡山の
エクスカーズ
だ。
24インチを装着にあたり、フロントフレームスライス加工、インナー加工、アーム類逃げ加工を行ない、リアインナーは新規作成、給油口移設(リアトランク)、足回り加工、フレーム加工といった大作業が行なわれている。フロントフェンダーワンオフ、リアフェンダーは25mmワイド化され、プレスラインも作成。
リアドアにもプレスラインが入り、ダクトも追加するという細かいこだわりも追求。ワークスフェンダーがブームだが、純正ボディラインを活かしたスタイリングとなる。他にもブレーキはグランドデザインのフロント8、リア6ポッドを装着し強化。
エンジンルーム内も一新され、ボディ同色でパネル作成、インテークやサブタンクなどをクローム処理。オーディオはフルキッカーだ。24インチ履きの豪快なスタイルに見えるかもしれないが、そこには職人の細かい技がビッシリ詰まっているのである。
マグナムフェイスをスワップ。それに合わせてボンネットもダクト付きタイプに変更。エンジンルーム内は、パネル類を作成しボディ同色のキャンディレッドでペイント。インテーク、インマニ、サブタンクなどをクローム処理。
24インチをフェンダーに収めるため、フレーム加工、インナー加工、アーム類加工、給油口移設などを実施。リアフェンダーは25mmワイド加工。プレスラインもしっかり入れて、純正ボディラインを活かしたスタイルとなっている。マフラーはボーラ。
フロントフェンダーはダクト付きワンオフ。ホイールはレクサーニ・24インチ。ブレーキはKRZ・グランドデザイン。キャリパーはフロント8、リア6ポッド。
センターパネル類はボディ同色化し、Aピラーやフロントドアにはキッカーのツィーターやミッドスピーカーをインストール。
Produce:EXCARS
TEL:0867-34-1020
URL:http://excars-st.com
■写真:高原義卓 ■文:相馬一丈
アメ車マガジン 2020年 1月号掲載
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