他のクルマには目もくれず憧れの300Cを追う

セダン

クライスラー

エクスカーズ

'カタチから入る'逸楽アメ車生活

300C

LEXANI

ユニバーサルエア

アメマガ2021年6月号

2005 CHRYSLER 300C

“カタチから入る”逸楽アメ車生活


2005 CHRYSLER 300C

憧れのクルマへの思いは純粋で怖いもの知らず中学生ながらショップへ突撃訪問!

イベントで見たアメ車に衝撃を受け、中学生ながら勇気を持ってショップを訪れた三島さん。高校時代からお金を貯め続け、遂に2020年、衝撃を受けたクルマ300Cを購入した。


カッコいいクルマに憧れを持ち、街を走る色んなクルマを追い続けていた中学生時代の三島さんは、地元の広島県福山市で開催されたアメ車のカーイベントで、今までにない衝撃のクルマと出会う。それが300Cのフルカスタムだった。聞けばそのクルマは、数々のカスタムショーでアワードを獲得してきたモデル。「見た瞬間に全身に鳥肌が立ったのを覚えてます」と当時を振り返る三島さん。

2005 CHRYSLER 300C

「自分もこんなクルマに乗りたい」。その思いは純粋で怖いもの知らず。なんと後日、そのショップに電話して、中学生ながら友人と二人のみでショップを訪問。「両親が一緒に来ないことに驚いてましたね(笑)。その300Cを改めて見たら、一度見るだけじゃ物足りなく、何かお手伝いさせてくださいってお願いしたんです」。そんな中学生の純粋な思いが通じ、洗車などの作業を手伝いながら、憧れの300Cを間近に見て触れることに成功した三島さん。


定期的にショップに通いながら高校生になった三島さんは、300C購入に向け貯金をスタートさせる。他のクルマには目もくれず、思いは300C一筋だ。そして2020年春、4枚ガルウイング・エアサス・レクサーニ24インチを履いたフルカスタム300Cを、初めての愛車として購入する。


今回撮影したカメラマンと筆者は、三島さんがショップで手伝いをしていた頃に出会っている。「いつかは300Cに乗りたい」そう語っていた彼が、本当に夢を叶え紙面に登場するのは、なんとも感慨深い。

_DSC9309_DSC9346_DSC9340

憧れた300Cは4枚ガルウイングだったため、ガルウイングは購入の絶対条件。その条件に合う車両をエクスカーズで見つけ、2020年の2月に購入。ホワイトをベースにブラックのアクセントで統一させるのがコンセプトで、ヘッドライトやテールライトをスモーク化。ボディにはホワイトをベースにマジョーラが入る。ユニバーサルエアのエアサスを使いレクサーニの24インチをギリギリに履くスタイルも、三島さんの憧れのカタチ。

_DSC9359

OWNER : 三島崇広さん


EXCARS【エクスカーズ】

TEL:0867-34-1020
URL:http://excars-st.com
PHOTO:高原義卓
TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2021年 6月号掲載

関連記事

RELATED


ブルーコーディネートされた07年型300Cに一目惚れ

2007 CHRYSLER 300C

4枚ドアをガルウイング化しLEDで夜間は妖しい光を放つ!2008y CHRYSLER 300C【MSTオートモーティブ】

カスタムのベース車として、今アツい視線が注がれている先代300C。ここで紹介するデモカーも、2008年式の車両をベースに最近、ガルウイング化を施したばかり。細部にもこだわったカスタムに注目!

【クライスラー300】カスタム愛好者の熱き魂!自己改造の熟練オーナーを取材

2012 クライスラー300を所有するオーナーの、カスタムする楽しさと奥深さを取材。カスタムの魅力にとりつかれ、フロントリップ、サイドエアロ、リアディフューザーなど、さらなる改造に手を出し、すべて自分で取り付けツワモノオーナー。カスタマイズは、個性を表現する終わりなき旅である!

2012 CHRYSLER 300

ポルシェGTのレッドでオールペン。ノーマルより40cmロングにストレッチされた300C

クライスラー300Cが持つ「悪さ」を最大限に引き出すスタイルは、300Cならではのカスタマイズ

300Cが持つ「悪さ」を最大限に引き出すスタイルは、300Cならではのカスタマイズとなっている。徹底的にアウトローを目指す!これが300Cの永遠のテーマだ!

 

最新記事


2025/07/10

GIMMIC流のスパイスでマスタングの攻撃性を助長

クーペ

フォード

2025/07/08

ユーザーの理想をカタチにしてくれるのがLEXANI

ホイール

ピザを食べる時にコーラを飲むように、間違いのない組み合わせがある。同じことはアメ車にも言え、個性や存在感を主張するならUSブランドのホイールはマストアイテムだ!

2025/07/05

忖度だらけのYouTubeに喝!「ジェットちゃんねる」はアメ車の悪い部分も言うんじゃ

コラム

2025/07/04

【1965 フォード ファルコン 】現代のクルマとして快適に乗れるスタイリッシュクーペ

クーペ

ビンテージ

フォード

現代のクルマとして快適に乗れるスタイリッシュクーペ

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2021/01/07

バンのカスタマイズを語る上で、絶対に外せない“バニング”を現代に復活!

バン

ダッジ

1979 DODGE VAN B-200

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2024/08/14

【ダッジラム SRT10】マッスルピックアップ界の重鎮にして最高峰モデル

ピックアップトラック

ダッジ

ダッジブランド最高峰にしてスーパーカーな立ち位置であるバイパー。モパーマッスルと一括りにできないV10エンジンを搭載する独自路線の個性派だが、さらにマニアックなキャラクターとして存在するのがダッジラムSRT10だ。