【1960年型シボレー・インパラ4ドアの大幅カスタマイズ】個性が光る劇的なプロポーション

クーペ

ビンテージ

アメマガ2021年7月号

インパラ

Coast Line Rod&Kustom Reunion

1960年型シボレー・インパラ4ドアの大胆なカスタマイズを紹介。チョップトップとチャネリングによる極端なプロポーションが特徴で、オーナー自身によるDIYで作業をし続けること15年以上。エクステリアもインテリアも個性的で、未完成ながらも進化をしつづける魅力的なシボレー・インパラを徹底取材。
1960 Chevrolet Impala 4door

Coast Line Rod & Kustom Reunion


1960 Chevrolet Impala 4door

とにかく低いチョップ&スラムド!

ただでさえロー&ロングに特化したフルサイズのインパラの中でも、チャームポイントの「バッドウィング」によって際立つスクエアなボディの存在感を強烈にアピールする個体!ホイールまでガッツリと被ったかなり低い車高スタンスをはじめ、大幅なチョップトップによるあからさまに低いルーフなど、ストックの状態を知らない人が見ても、明らかに「カスタムカー」としてアレンジされていることに気がつくであろう状態。

 

フルサイズのアメ車によるロースタンスのカスタムカーがひしめく会場内においても、そのとりわけ低い独特のプロポーションで目立っていた。プライベーターならではの思い切りの良い作業っぷりが感じ取れるチョップ&スラムドなインパラ。

 

大胆なチョップトップやチャネリングによって、とりわけロー&ロングなシルエットを獲得。 ベース車はややこしい4ドアだったりと、ショップでは成り立たないメニューもふくめDIYとして楽しんでいるスタンスがなんともステキなのだ。塗装や内装の状態からは、完成は程遠いといった雰囲気だが、オーナー自身は、作業をすることで愛車とのスキンシップが図れているかようで、満足げな笑顔で語ってくれた。

1960 Chevrolet Impala 4door

あからさまにカスタム状態であることが分かる内容&状態も、オーナー自身によるDIYであることで応援したくなる。できるかできないかは二の次で、とにかく実践するオーナーの意気込みが素晴らしい。所有歴はすでに15年ほどで、この状態で自走参加というところも◎!

1960 Chevrolet Impala 4door

とにかく低く長いプロポーションが特徴的。入手した時点で現状のカットしたウィンドシールドが装着されており、それを基準に後方に行くに連れ低くなる独自のシルエットによるルーフをDIYにて加工。ピラーレスのハードトップボディなだけに目立たないが、ベース車はなんと4ドア。

1960 Chevrolet Impala 4door

足回りには油圧式のサスペンションを採用。チャネリングやロッカーパネルのカットなどによって、ガッツリとフェンダーがホイールにかぶる低いプロポーションを構築している。

IMG_4436IMG_4434

外観からでは独自に制作したカーソントップに見えるルーフは、ヘッドライナーのない状態なので一目瞭然なとおり、ストックを加工している。ダッシュ周りや内張りはほぼストック状態だが、リアシートは現在撤去中。

IMG_4440

細めのホワイトリボンタイヤに、クロームが映えるサプリウムホイールの組み合わせが個体のキャラクターともマッチしていい感じ。


Coast Line Rod & Kustom Reunion
Sunday April 18,2021 at Rinku north


Photo & Report ◆ Hideki Ishibashi
アメ車マガジン 2021年 7月号掲載

最新記事


2023/09/29

アメ車と、仲間と戯れる、最高の空間を手に入れた夫婦

ピックアップトラック

SUV

キャデラック

ダッジ

夫婦でそれぞれクルマを所有しているのは珍しいことではないけれど、それが共にアメ車となれば話は別。さらにガレージ、アメ車が10台以上止められる広い敷地、これはもうアメ車乗りの理想形が詰まっている!

2023/09/28

汚して使い倒してこそが、トラック(シルバラード)の正当な乗り方!

ピックアップトラック

シボレー

アメ車のことはまったく知らなくても、乗り出したことでどっぷりとハマるなんていうパターンはよくある。紹介する小野さんもそのひとりで、シルバラードに乗り出してからは充実したアメ車ライフを過ごしている。

2023/09/27

やっぱりGMが好きなので、迷わずシルバラードを選ぶ

ピックアップトラック

シボレー

それがいつのことか、どこだったのかまったく思い出せないが、街を走るアメ車の四駆を見て「カッコイイ!」と思った三河さん。その刷り込みが非常に強く残っていたことで、今にして思えばそれがアメ車ライフの始まりと言える。

2023/09/26

【グランドワゴニア / ラングラールビコン】392ciのV8を搭載する、正反対なキャラクター!

ショップ

ここ数年、アメ車にもエンジンのダウンサイジング化の波が押し寄せている。だが、そんな時代の流れに抗うかのように登場した、ラングラールビコン392とグランドワゴニア。エンジンこそ同じだが、まったく異なる2台を紹介しよう。

ランキング


2023/09/29

アメ車と、仲間と戯れる、最高の空間を手に入れた夫婦

ピックアップトラック

SUV

キャデラック

ダッジ

夫婦でそれぞれクルマを所有しているのは珍しいことではないけれど、それが共にアメ車となれば話は別。さらにガレージ、アメ車が10台以上止められる広い敷地、これはもうアメ車乗りの理想形が詰まっている!

2023/09/28

汚して使い倒してこそが、トラック(シルバラード)の正当な乗り方!

ピックアップトラック

シボレー

アメ車のことはまったく知らなくても、乗り出したことでどっぷりとハマるなんていうパターンはよくある。紹介する小野さんもそのひとりで、シルバラードに乗り出してからは充実したアメ車ライフを過ごしている。

2016/11/04

超レアなマスタング、1969年モデルのBOSS429!

クーペ

ビンテージ

フォード

1969y FORD MUSTANG BOSS 429

2023/09/27

やっぱりGMが好きなので、迷わずシルバラードを選ぶ

ピックアップトラック

シボレー

それがいつのことか、どこだったのかまったく思い出せないが、街を走るアメ車の四駆を見て「カッコイイ!」と思った三河さん。その刷り込みが非常に強く残っていたことで、今にして思えばそれがアメ車ライフの始まりと言える。