BOSS302カムを搭載したフォードトリノGT / マリーナブルーのシボレーインパラコンバーチブル【BUBU横浜】

クーペ

オープン

ビンテージ

シボレー

フォード

Torino GT

BOSS302カム

CHEVROLET

Impala

シボレー

フォード

FORD

神奈川県

ホワイトリボンタイヤ

BUBU横浜

トリノGT

インパラ

日本のビンテージアメリカンと言うと、どうしてもマッスルカーやスーパースポーツのイメージが強い傾向がある。だが、おおらかで大陸的な走りを体感できる大衆車こそ、アメリカの空気を感じるには最適。


現代のクルマにはない流麗なラインや造形

日本のビンテージアメリカンと言うと、どうしてもマッスルカーやスーパースポーツのイメージが強い傾向がある。だが、おおらかで大陸的な走りを体感できる大衆車こそ、アメリカの空気を感じるには最適。

ビンテージは一期一会 見つけた時が買い時だ!

国内では正規販売されていないが、アメリカ本国には魅力的な車種・グレードが豊富にラインナップされている。それらを直接輸入し、国内登録できるように改善まで施すことで有名な、BUBUカリフォルニアダイレクト。どちらかというと現行の車種がメインのように思う人が多いかもしれないが、実はビンテジカーも豊富に取り揃えている。

今回紹介するBUBU横浜店は、現行モデルはもちろんだが、グループの中でも特にビンテージモデルを積極的に在庫しているのが特徴と言える。日本の車検制度に対応させるのは現行車でもビンテージでも変わらないが、最大の違いと言えるのは、やはり在庫の問題。現行モデルなら色やグレード、オプション装備といった細かな部分までコダワリ、自分の好みの仕様にオーダーすることも可能。

だが新車で購入することができないビンテージモデルの場合は、言わば一点ものと言っても過言ではない。次回入荷するかはまったく未定だし、今日店頭にあっても明日には売れてしまうかもしれない。本当に欲しい車種が決まっており、それが店頭に並んでいるのなら…迷わず購入することをお勧めしたい。

近年のビンテージブームの後押しもあって、年々価格は上昇中。買わない後悔よりも買う勇気を出せば、人生は今よりもいっそう豊かなものとなり、日々の生活が充実することだろう。

さて、今回BUBU横浜店がオススメするのは、1969年型のトリノと1966年型のインパラ。半世紀前のモデルとは思えないほど美しく仕上げられているのが最大のポイントで、どちらも国内未登録車ということ。つまり、ビンテージモデルでありながらも、3年間の車検をつけられるという、言わばお買い得とも言える車両なワケだ。

_N6I9616_opt

まずはトリノを解説しよう。エンジンは351で、B0SSの302カムを搭載。ファクトリーの4MT、パワステ、パワーディスクブレーキを装備しており、フルオリジナルでナンバーズマッチと呼ぶにふさわしいコンディションを保つ。

走行距離も6万マイルを過ぎたところで、モデルイヤーを考えるとまさに奇跡のような走行距離。落ち着いた雰囲気とは裏腹にMT&5.8?から生み出される力強い走りが魅力だ。

_N6I9642_opt _N6I9634_opt _N6I9658_opt _N6I9619_opt

ヘッドランプやグリルが一段引っ込んだボディ形状が、当時の流行のスタイル。ボディの前後にあしらわれるGTのエンブレムは、ハイパフォーマンスを誇るトリノ・コブラに及ばないまでも、ハイスペックをアピールする。

_N6I9705_opt _N6I9727_opt _N6I9720_opt _N6I9734_opt

4連の丸型メーターが並ぶ、特徴的なインパネデザイン。フロア4MTでありながらベンチシートを採用しているが、乗車定員は4名となる。ワンオーナー車ということもあり、非常に良好なコンディション。60年代の空気感を今に伝えてくれる。

_N6I9680_opt

エンジンは351(5.8?)で、BOSSの302カムが組み込まれている。パワステやディスクブレーキも備わっており、機能面は現代の水準と同等と言えるだろう。ダイレクトな力強さを体感できるので、「これぞアメ車!」というパフォーマンスに酔いしれられる1台だ。

_N6I9881_opt

続いては、マリーナブルーのボディカラーが目に鮮やかな、インパラ・コンバーチブル。こちらのエンジンは283で、組み合わさるミッションは2AT。最新モデルと比較すると確かに前時代的ではあるが、徒らにスピードを出すのではなく、おおらかな気持ちでクルーズを楽しめると言える。そんな走りに対し装備面は先進的で、電動のコンバーチブルトップやパワステを標準装備。

雰囲気を損なわないCDデッキも追加され、快適装備は現代の水準にしっかりとアップデートされている。

気になる価格はここに示している通り。300万円で最新型のアメ車はなかなか手に入らないし、少し前のモデルを選ぶぐらいなら、いっそのこと60年代のビンテージを選ぶという手もある。「誰ともカブらないクルマに乗りたい!」と思うなら、稀少性でチョイスするというのもアリだ。

_N6I9815_opt _N6I9805_opt _N6I9809_opt _N6I9818_opt

ホワイトリボンタイヤや前後バンパーのオーバーライダーなど、往時を感じさせてくれる個性的なエクステリアデザイン。オープンボディで風を感じながら、ビーチラインを気持ち良く走るのが最適なシチュエーションと言える。

_N6I9825_opt _N6I9829_opt _N6I9840_opt _N6I9835_opt

直線基調のインパネデザインを採用しており、ベンチシート&コラムというアメ車の定番スタイル。インパネの中央にはCDデッキを追加しオーディオをアップデートするが、極力オリジナルの雰囲気を崩さないよう配慮されている。

_N6I9869_opt

当時のアメ車で見ると、比較的コンパクトと言える283を搭載。それでも4.6?もあり、日本で走るには必要にして十分なスペックを誇る。オルタネーターなどの補機類もメンテナンスされた形跡があり、良好なコンディションをキープしている。

_N6I9601_opt_N6I9591_opt

日本で正規モデルとしては発売されていない、魅力的なアメ車をアメリカから取り寄せるBCDを展開するBUBU。中でも横浜店は新車だけでなくビンテージモデルも数多く取り揃えているので、見比べて購入することが可能。長年憧れ続けたモデルに今こそ乗りたい!と思う人は、BUBU横浜店に足を運んでみよう。

■取材協力

ADDRESS:神奈川県横浜市緑区霧が丘5-1-5  

TEL:045-923-0077

FAX:045-924-3355

MAIL:yokohama@bubu.co.jp  

HP:http://www.bubu.co.jp

OPEN:10:00 ~ 19:00

定休日:火曜日

■photo:浅井 岳男 

■Text:空野稜

アメ車マガジン 2018年1月号掲載


関連記事

RELATED


V8 351搭載のホットなランチェロGT【BUBU横浜】

魅力的なビンテージアメリカンを数多く取り扱う「BUBU横浜」。カリフォルニアの自社スタッフによって厳選されたビンテージモデルたちは、クオリティ重視のため、とにかく状態が良い。今回は中でもカルトな人気を誇る1971年型フォード・ランチェロを紹介しよう!

ラグジュアリーパーソナルカーを象徴する4th 1964 フォードサンダーバード【BUBU横浜】

魅力的なビンテージアメリカンを数多く取り扱う「BUBU横浜」。今回はラグジュアリーなパーソナルクーペとして高セールスを誇った64年型フォード・サンダーバードをフィーチャー。

超絶ミントコンディション!!「デイ1」状態を再現した極上なC2コンバーチブル!

1965y CHEVROLET CORVETTE
BUBU 横浜

60年型インパラと36年型フォード・ロードスターの2台を所有しアメ車ライフを満喫

1960 CHEVROLET IMPALA
1936 FORD ROADSTER

C7コルベットをブラッシュアップさせるマジック!流麗に、そして大胆に!!【WING AUTO】

輸入車の総合ディーラーであり、GMの正規ディーラーである「シボレー名岐」を展開するウイングオートは、魅力的なアメ車を数多く日本全国に配信し続けてきた老舗ショップ。

 

最新記事


2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

2024/04/22

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

SUV

シボレー

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。

2024/04/20

細さを追求したスポークが軽快さや躍動感を予感させる【WORK GNOSIS CVF】

ホイール

WORK GNOSIS CVF

ランキング


2024/04/24

17インチのサイズ感で“ビンテージ”な装いを色濃く表現

セダン

クライスラー

ホイール

PCD100の5穴、センターハブ57.1mmのPTクルーザー。社外ホイールも多少はリリースされているが、満足するデザインのホイールが存在しない。ワンオフでデザインできる鍛造ホイールメーカー「FAMOUS FORGED」なら、狙い通りのボトムスが叶う!

2024/04/23

伸びやかなロングノーズ、引き締めるロングテール、隙のないそのフォルム【インパラ コンバーチブル】

オープン

ビンテージ

シボレー

2018/02/07

走っているとやけにハンドルがブレる…原因はタイヤ?ホイールバランス?それともブレーキか?【REFRESH PROJECT】

メンテナンス

コラム

走行中に感じた違和感。それはハンドルのブレ。【REFRESH PROJECT】

2024/04/22

荒れ地こそ進む道 デザート仕様【1996 シボレー S10 ブレイザー】

SUV

シボレー

車両のイメージを劇的に変えたカスタム。それがオールペン。千葉県のガレージジョーカーは、様々なモデルをオールペンによって変化させ、個性的なスタイルを生み出している。そのひとつが、艶消しサンドベージュになったS10ブレイザーだ。