イエロー・ジープが集結した刺激的で、まったりな2日間

イベントレポート

Jeep 荒野の覇者

アメマガ2021年9月号

大野路ファミリーキャンプ場

Jeep Team Yellow 4th MTG in Oonoji

Jeep 荒野の覇者 Go Anywhere,Do Anything


Jeep Team Yellow 4th MTG in Oonoji

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2016年、Facebookのコミュニティからスタートした“Jeepチームイエロー”。そう、黄色いJeepたちのグループだ。不定期でオフライン・ミーティングを開催しているそうだが、第4回の今回は、1泊2日のキャンプ!しかも最大参加台数を集めたのだった!

5年前に行なわれた、フェイスブックのコミュニティのオフラインミーティング。そこに集まった〝イエロージープ〟たちに、萩元剛さんが声をかけスタートしたという〝Jeepチームイエロー〟。もちろん、その会場にはボディカラー、型式、年式などの異なる様々なJeepがいたが、イエロージープに乗る方々は、なぜか他のイエローにシンパシーを感じて…いたらしい。

 

その後〝黄色いJeep〟、〝黄色いJeeper〟たちは、幾度かミーティングを開催。砂浜を走ったり、あのハードなオフロードコース「ブロンコ」でも走行会を行なったというから、チームイエローの面々は見た目の華やかさだけでなく、中身のほうもしっかり〝Jeepマインド〟を持っているのだと、レポーターも親近感が湧いてしまった。

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そうして今回。第4回のミーティングが、一泊二日のキャンプにて行なわれるという。今回の運営担当をつとめた萩元さんに誘われるまま、黄色ではないJeepに乗るレポーターも特別に参加させていただいた、というわけだ。「チームにナンバリングも会費もなんにもない。みんながフラットで、誰もが主役。それがチームイエローのポリシーです」と、萩元さん。当日は参加台数14台!

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ミーティングでは最大の台数で、黄色の刺激が目にまばゆいばかりだ。1台1台を街や自然の中で見かけると、かなり目立ってしまうのだろうが、ここではむしろおとなしく見えてしまうから不思議…。

それでも参加者の皆さんの〝黄色〟の絆は強く、2日間、ピースフルでまったり、こころよい時間が流れたのだった。他色のレポーターにもフレンドリーに接していただき、思わず愛車を黄色に塗り替えるか…などとも思ってしまったのだった。

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初日はまず、参加者でご挨拶。馴染みの人、初参加の人、近所の人、遠方の人…。それでもイエロージープでつながった人々は、とてもピースフル。とても自己顕示欲の強い人々とは思えなかったのだ。

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Jeepのロールケージに吊すハンモックをゲットしたというYUICHIさん。端から見てると快適そうなのか、苦しそうなのか分からない。

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1日目の昼食はカレーのサービス。黄色、にちなんで、萩元さんのお友達のシェフが仕込んでくれたのだそう。参加者たちには大好評だった!

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YUICHIさんの差し入れによるスイカで、突如始まったスイカ割り。子供たちには貴重な経験だった!

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飲食業を営んでいるという岡田さん。コロナで仕事は厳しい状況だが、カンパを募りながら、たこ焼きを振る舞ってくれた。外はパリっ、中身はフワトロで、本場の味なのだ!

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夜のたき火のために始まった薪割り。萩元さんは手慣れたモノで、斧を振り下ろす腰つきが本格的。

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夜は第1回から第3回までのミーティングの様子、そしてこの日の様子までも、上映会を実施!楽しそうな様子が伝わってくる。ちなみに今回の様子はYouTubeにもアップ。

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ひときわの存在感を見せた、佐藤さんとルビコン・スカイトップ。キャンプサイトのオシャレなレイアウト、工夫を凝らしたキャンプグッズも、ひたすらイカしてたのだ!


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朝野光一朗さん/ 七海ちゃん/こうすけくん@JLUスポーツ
いつもはファミリーでキャンプを楽しんでいる朝野さん。今回はお母さんはお留守番だが、家族全員一致でイエローのラングラーに決めたのだそう。本職カメラマンさんなので、光一朗さんのインスタにも注目! イエローがとにかくカッコいいです。「フロントバンパーを換えたいので、いいのがあれば教えてください!」

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伊藤徹也さん/ 亜州可さん/ 愛茉ちゃん@レネゲード・トレイルホーク
レネゲードのミーティング“レネキャン” の仲間に誘われて参加の伊藤さんファミリー。カンペキなサイトメイク、1歳9ヶ月ながらアウトドア慣れした愛茉(えま)ちゃん、そしてルーフキャリアやヒッチキャリアを備えたレネゲードなど、本格キャンパーぶりがうかがえるのだ。

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石川直雄さん/ 幹子さん/インディアナさん@JKS
お住まいは東京だが、秋田県に愛犬のインディアナさんとともに単身(2人?)赴任中の石川さん。奥様の幹子(もとこ)さんとの久しぶりの再会が、このキャンプになったそう。競技会などにも参戦する車両はJKショート…には珍しい、ボディ色イエローなのだ。四駆歴の長い、メンバーの親分的存在だ。

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岡田裕介さん@TJ
本業を生かし、今回はたこ焼きを振る舞ってくれた岡田さん。愛車は10年くらい乗っているというTJで、オフロードをガンガン走っている様子。しかし奥様にはオフロードをやるなら、もう1台所有しているジムニーで……と言われているらしい。その奥様も白いジープに乗っていて、結婚式は“ ジープ前式” で挙げたそうです。

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萩元剛さん/ 三記さん@JLUルビコン・スカイトップ
Jeep Team Yellowを呼びかけ、今回も運営を担当してくれた萩元さん。Jeepは黄色いJK、JLと乗り継いでいるが、実はどちらも元の色は黄色ではなく、黄色くオールペンしたそう。こだわり方はハンパじゃないのだ。JLはちなみにマツダのサンバーストイエローに縫っている。薪を割ったり、カレーを配膳したり、ビデオを作ったり。お疲れさまでした!

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きびこんさん@JLUルビコン・スカイトップ
稀少なJL ルビコン・スカイトップ、しかもボディはイエローということで、カスタムはほとんどしていないものの、どこへ行っても注目されてしまうというきびこんさん。「でも、ここに来るとちっとも目立たないのが悲しいです」。前回のブロンコ走行会にも参加するなど、スピリットは本格Jeeperなのだ!

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山本高士さん/ 早有美さん/KAIさん@レネゲード・トレイルホーク
京都からご夫婦、KAIさんとご参加の山本さん。“レネキャン” でブロンコに行った際、イエロージープの面々と出会いご縁ができたそうだ。しかしレネゲードでブロンコ(しかも京都からはかなり遠い!)とは…。日本一のレネゲード・オフローダーであることは間違いなし。

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西野寿泰さん@JLUルビコン
ラフカントリーの2.5インチアップキット、ビルシュタインショック、37インチマッドテレーンタイヤと、走りを意識したカスタムで、正統派イメージの西野さんと愛車。「MUD ON YOUR FACE」というチームにも所属。若いJeeperたちとJeepライフを楽しんでいるのだ。

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浜田晃治さん@JKUスポーツ
教職者なのに黄色いJeep…と仲間たちから愛されているのは浜田さん。小学校の教頭先生だそう。JKはもう6年目で、ルーフキャリアやオールテレーンタイヤで、釣りのトランスポーターとしても利用。ちなみに個性的なイエロージープは、ご家族も気に入っているそうです。

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YUICHIさん@JKUスポーツ
以前は銀行員だったが、この3月、パーソナルジムを開設した筋肉マンのYUICHIさん。愛車のJKは3.0~3.5インチアップに35インチタイヤを装着。またトップはBESTOPの“スーパートップ・ウルトラ”に換装、ワンタッチでオープンにできてお気に入りだ。キャンプは人生初、キャンプ道具は前日に揃えたそう。

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Kanさん@JKUスポーツ
登山を終えてから?当日の会場にやって来たKanさん。愛車もロッククライミング仕様? 、ルーフに連なるKCライト、パイプフェンダー、フロントロックバンパー&ウインチなどが、ヘビーな走りを物語る。リヤには2連のROTO PAX、アンリミの幌仕様もイカしてる!

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のぐっちゃん@TJ
TJラングラー歴20年の、リアルJeeperのぐっちゃん。このTJは3年目で、馴染みのJeepショップ「サンオート」から、このままの仕様で購入したそう。元はレッドのボディはイエローに塗装、サスペンションや駆動系も強化されている。37インチの“ ピットブル”タイヤは、サンオートでないと買えないらしい。

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高崎浩士郎さん@JLUルビコン・フリーダムエディション
Jeepの尻を見ながら呑むのは最高、と、ソロキャン風のシブいスタイルを決めていた高崎さん。実はJLは2台目で、最初のサハラが欠陥車で、運良く限定車の“フリーダムエディション” に乗り換えたそう。ボンネットの☆マークはOFF、ハロゲンヘッドライトに隠れたJeepフェイスがお気に入りだ。

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佐藤綾太さん@JLUルビコン・スカイトップ
居並ぶイエローJeep の中でも、ひときわの存在感があった佐藤さんのJL。限定車のイエロー・スカイトップ仕様もここでは珍しくないが、オリジナルメイドのボディグラフィックはお見事! カラーリングのセンスも抜群だ。フロントウィンドウからルーフキャリアの構成も個性たっぷり。黄色いJeepのドレスアップ番長だね!


2021.6.12/13
静岡県大野路ファミリーキャンプ場
REPORT:Yoshinobu Kobosaka
PHOTO:Yoshinobu Kobosaka & JTY
アメ車マガジン 2021年 9月号掲載

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