究極の選択!トヨタのSUV&トラック「タンドラ vs セコイア」魅力対決
トヨタの”アメ車”といえば、二大巨頭である「タンドラ」と「セコイア」。このSUVかピックアップは甲乙つけがたく、どちらを購入するか迷ったことがある人も多いのではないだろうか。そこで、今回はタンドラ&セコイア専門店であるコロンブスに協力を得て、二つの魅力をしっかり検証していこう!
Text & Photos|アメ車MAGAZINE編集部
今こそ乗りたい「逆輸入車」-Now is the time to ride Reimport cars-
この記事で紹介する逆輸入車の車両情報
車種:2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition
2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition
ショップ:COLUMBUS【コロンブス】
HP:
https://columbus-japan.com/
TEL:042-332-0035
トヨタのアメ車の代名詞「タンドラ」「セコイア」
トヨタの人気ピックアップトラック「タンドラ」
USトヨタの逆輸入車で人気を牽引したのは間違いなくトヨタ・タンドラで、それを疑う人は誰もいないだろう。形状はピックアップトラックということで、働きものという一面はもちろんだが、アクティブギアとしての側面も持っている。
それにアメリカンピックアップトラックたちと比較しても見劣りすることのないボディサイズだけでなく、デザイン的にも存在感を発揮。
それが人気を支える理由となった。それと2014年モデルから新型へとスイッチしたことに加え、オフローダーに特化したスペシャルモデルであるTRD PROをラインナップするなど、バリエーションを充実させてきた。
トヨタの人気SUV「セコイア」
その一方で、タンドラとプラットフォームを共有するセコイアはというと、2008年に2代目が登場して以降、2018年モデルでLEDヘッドライト、デイタイムランニングライト、フォグライトを装備したフロントフェイスを形成してマイナーチェンジを図っている以外は現在に至るまで基本的には姿形を変えていない。
トヨタのタンドラ・セコイア専門店「コロンブス」
いずれにしても、USトヨタのピックアップトラック&SUVのツートップであるこの両車を専門に取り扱ってきた唯一のショップであるコロンブスに両車のモデルを用意してもらい、今回は改めてじっくりと検証してみることにしたわけである。
タンドラのフルモデルチェンジについて
久々にじっくりと両車を考察することができた今回だが、タンドラに関しては2022年モデルでフルモデルチェンジすることが発表されている。細かい仕様などはまだ発表されていないものの、ランドクルーザー300にV8の設定がないことを考慮すると、もしかしたら…とも考えられる。
さらにそれがセコイアにも波及することも考えられないわけではない。たとえV8がラインナップからなくなったとしても両車が魅力的なモデルであることに代わりはない。
ちなみにコロンブスでも2022年モデルの新型タンドラに期待を寄せており、既にオーダーを入れている。日本到着が待ち遠しい。
日本未導入なジャパンブランド のフルサイズトラック&SUV
2021 TOYOTA TUNDRA 1794 Edition
まずはタンドラだが、モデルは最上級グレードとなる「1794エディション」。このグレードはタンドラが2014年モデルでマイナーチェンジした際に追加され、現在まで続く人気のグレード。
特徴はプレミアムブラウンレザーに木目調パネルを配して仕立てたウエスタンをテーマとしたインテリアで、他のグレードとは明らかに異なるデザインで特別感が演出されている。
2021 トヨタ タンドラ 1794 エディションのエンジン
タンドラに用意されているエンジンは381hp、401lb-ftを出力する5.7ℓ i-FORCE V8の1機種のみで、1794エディションにもこのユニットが搭載されている。
2021 トヨタ タンドラ 1794 エディションのエクステリア
ヘッドライトはLEDで、さらにLEDのアクセントライトでコの字型を描く。
ボディサイドに配された1794エディションのバッジが誇らしげに輝く。
足もとには20インチのプレミアム6スポークホイールにブリヂストン・デューラー(P275/55R 20)を装着。
リアベッドのサイズは5.5フィートのショートタイプ。
2021 トヨタ タンドラ 1794 エディションのインテリア
操作性を向上させたスイッチパネル回りのデザインはメカニカルなテイストが魅力的。
頭上には解放感溢れるサンルーフを装備。
ダッシュパネルやドアパネルには木目調パネルを組み合せるとともに各所にロゴを配した1794 エディションのインテリアは、これまでのピックアップトラックのイメージからは想像できないほど、ゴージャス以外に言葉が見つからない。
タンドラのキャビンはグレードによってダブルキャブとクルーマックスの2タイプからセレクトできるが、トップグレードとなる1794エディションのキャビンはクルーマックスのみ。
その車内はピックアップトラックとは思えないほど広く、窮屈さを感じることは微塵もない。
2021 TOYOTA SEQUOIA Nightshade Edition
そしてセコイアはというと、2021年モデルから追加となった「ナイトシェードエディション」。このモデルは闇夜をイメージしているためブラックを基調としたコーディネイトが特徴である。
そのためホイールを筆頭にモールやエンブレム、インテリアもブラックで仕立てるなど、とにかくブラックにこだわったところがポイントになっている。
2021 トヨタ セコイア ナイトシェードエディションのエンジン
ナイトシェードエディションに搭載されるエンジンは381hp、401lbftを出力する5.7ℓi-FORCE V8で、ほかグレードとも共通の仕様となっている。
2021 トヨタ セコイア ナイトシェードエディションのエクステリア
ダーククロームグリル、アンダーグリルサラウンド、サイドモール、フォグライトサラウンド、セコイアバッジ、ブラックミラーキャップ、ドアハンドル、20インチブラックスプリットスポークアロイホイールがナイトシェードエディションである
証。
ちなみにボディカラーはミッドナイトブラックメタリック、マグネティックグレーメタリック、ブリザードパールの3種をラインナップ。撮影車両はミッドナイトブラックメタリック。
2021 トヨタ セコイア ナイトシェードエディションのインテリア
ナイトシェードエディションはそのネーミングどおりブラックを基調としたカラーリングで構成されている。
エクステリア同様インテリアもブラックをメインに仕立てられている。
シートはレザーで3列備え、セカンドはセパレートタイプとなっており、乗車定員は7人。
インパネ周りももちろんブラックでコーディネイトされている(アルパインオーディオは後付け)。
スライディングサンシェードを備えたワンタッチチルト&スライドパワームーンルーフを装備する。
リアゲートのウインドーはラゲッジドアのSEQUOIAロゴ横にあるスイッチにて開閉が可能となっており、ドアを開くと積載スペースが確保され、その下にも収納を用意。
COLUMBUS【コロンブス】
TEL:042-332-0035HP: https://columbus-japan.com/
アメ車マガジン 2021年 11月号掲載
最新記事
2024/09/13
【1995y シボレーサバーバン】外装だけでなくエンジンや足回りもアレンジしたい
アメ車専門店のスタッフはどんな愛車を所有しているのだろう?そんな素朴な疑問からスタートしたこのコーナー。チャレンジャー専門店でカスタムやメンテナンスを担当する上原さんに話を聞いてみた。
2024/09/12
愛車復活の儀式フロアカーペットの交換!!防音断熱材も貼って快適車内空間へ生まれ変わる
経年劣化が進むのは、外装だけじゃなく内装も進行していく。中でも年数と共に汚れが目立ち、悪臭の原因となるのがフロアカーペット。頑張って掃除をしても限界があるため、そんな時は、思い切って張り替えも選択肢。豊富なカラーから選ぶこともでき、車内の雰囲気は一気に変わっていくぞ!
2024/09/11
カスタムのセオリーが別次元、奥深きコルベットC8カスタムの世界
ミッドシップ化によってC7以前とは勝手が異なり、スーパーカーとしての装いが映える個体へと進化したC8。まだモデルケースの少ないC8カスタムシーンの中でオートメッセ出展を果たした、最旬スタイルに迫る!
2024/09/10
アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in Aichi」が開催!
アメ車マガジン主催による2024年三度目のイベント「アメ車ファンミーティング in 愛知」が9月8日(日)、名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場で開催された。アメ車マガジンの愛知でのイベントは2023年5月スカイエキスポで開催のamZ以来の1年ぶり。