改めて初代タンドラを目にすると、日本でも運転しやすいジャストサイズ

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アメ車と楽しめ「ソト遊び」

タンドラ SR5

アメマガ2022年8月号

タンドラ

東京都

コロンブス連載

2006 TOYOTA TUNDRA SR5

アウトドアを楽しむには最高の相棒(アメ車)が必要だ!!

アメ車と楽しめ「ソト遊び」-ENJOY!! OUTDOOR STYLE-


ガシガシ使うけど汚れたら即座に洗車!道具として使うけど美しさも重要

2006 TOYOTA TUNDRA SR5

オフロードバイクを積みたいし、汚れても気にせず載せて場合によってはそのまま洗ってしまえる!まさに、ピックアップトラックの正しい使い方をする成田さん。極力シンプルな姿にこだわり続けることで、むしろ個性的なスタイルをアピールしている。

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バイクや遊び道具を汚れたまま、積めるのが最高に便利です!

1999年に2000年モデルがデビューした初代タンドラ。2代目の後期型や3代目が直線基調でデザインされ、圧倒的な押し出し感や逞しさを主張するデザインであるのに対し、初代はいささか控えめな雰囲気。初めて見る人にとってタンドラとは思えないし、何となく「ちょっと大きいT100?」という印象。だが改めてこの初代タンドラを目にすると、バイクを載せられて日本でも運転しやすいジャストサイズだということがよく分かる。

 

購入したのは今から11年前で、成田さんは当時まだ16歳。成田さんの家ではバイクを積むためにピックアップトラックを何台か乗り継いでいたが、成田さんは小学生の頃から「タンドラが欲しい!」と言い続けていたとか。「前期型はそれなりに古い個体しかなかったし、オートマも4速。またトヨタ初のV8というのも不安だったので、敢えて後期型を選びましたね」と語る。当初は近所のショップで探していたが、1年経っても納得の個体が見つからない。そんなある時コロンブスの名前を知り、相談したそうだ。

2006 TOYOTA TUNDRA SR5

コロンブスの秋葉社長は「今見ると非常にいい色ですが、当時は扱ったことのない色でしたね。メールで何度かやりとりしましたが、当時の携帯の画質なんで、色もハッキリ分からないです。すべて信用してもらい確実に良い個体を選んで納車に行きましたが、これじゃないなぁ〜って言われたらどうしよう…って思いましたね(笑)」と当時を振り返る。

 

ちなみに成田さん、バイクやカヤックを積むことが多いのだが、愛車のコンディションはピカピカな状態をキープ。現在の走行距離は約21万kmだが、まったくヤレた雰囲気はない。「アウトドアを楽しむための道具として頑張ってもらっていますが、かなりマメに洗車はしますし、2年に1度はコーティングもしていますよ」とのこと。確かにピックアップは道具感覚でラフに扱えるかもしれないが、成田さんの場合はそこに愛着も込められているのが良く分かる。

 

最近ではBMXやスケボーなども嗜んでおり、山や川へと様々なフィールドでタンドラは活躍中。大きすぎず小さすぎない。まさに成田さんにとってちょうど良いサイズなので、11年所有してもまったく飽きないのだろう。

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タンドラ=メッキバンパーの印象が強いが、成田さんの愛車は珍しいカラード仕様。ペイントしたと思われるそうだが、これがノーマル。ヘッドライトはやや丸みを帯び、優しい印象だ。

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4.7Lの2UZ型V8ガソリンエンジンを搭載。後期型からATは5速に変更。エンジンの振動やノイズも少ないそうで、普通に街中で扱うには4.7Lの方が扱いやすいと秋葉社長は語る。

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2WDなので4WDよりはやや低いシルエット。タイヤはホワイトレターにこだわり、クーパーAT3(265/75R16)をチョイス。サイドステップはチューブタイプを装着し、リアヒッチメンバーにはシャワーとしても使える水タンクをセット。マフラーはマグナフローだが、敢えてノーマルっぽさをキープ。控えめなサウンドに、成田さんも大満足だ。

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この時代のトヨタ車らしいインパネデザイン。観音開きのアクセスキャブは中からも外からも相閉可能で、使いやすく、ドアノブが並ぶところが成田さんのお気に入りポイント。

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ダブルキャブよりもベッドが長いので、ゲートを倒してエクステンドを装着することでバイクやカヤックを搭載。扇風機は休憩時間のクールダウンに欠かせないもので、雨が降った時でも本当に濡れたら困る物は車内に避難させるが、それ以外はブルーシートをかける程度で気にせず走るそう。「汚れてもベッドと一緒に洗えるのが自分の使い方に合っていますね」と、非常に楽しそうに語ってくれた。

2006 TOYOTA TUNDRA SR5

OWNER : Kazuhiro Narita


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COLUMBUS AUTO CENTE

TEL:042-332-0035
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PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2022年 8月号掲載

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