アメ車に関してトータルでサポートするコーストモータリング
どちらかと言えば訪れにくいイメージの強いアメ車ショップ。そのため初めての時はドキドキだったりする。だが訪れてみて話をすれば、何を戸惑っていたんだと思うもの。コーストモータリングはとってもフレンドリーで、どんなことでも親身になって対応してくれる、まさに頼れる兄貴的ショップだ。
クルマのことはもちろん様々な悩みに対応!!
アメマガリコメンドショップ
ショップ探訪!旬のアメ車ショップに行ってみた!
コースト編
カスタムだけにとどまらずトータルでバックアップ
埼玉県入間市のコーストモータリング。東京オートサロンへの出展や同社が主催するイベント「SUMMER COAST」などによってカスタム色が強いイメージだが、前提となる車両販売や整備、車検など、アメ車に関してトータルでサポートしており、ここ最近にも、本店から歩いて数分の場所にファクトリーを構えて、バックアップ体制の強化を図っている。
そして一番のセールスポイントは純正パーツの供給体制。GM・フォード・クライスラー、各メーカーの検索エンジンを使用して、シリアルコードからパーツの確認を行ない、確実にアメリカにオーダーできる仕組みが整えられているため、どんなトラブルにも迅速に対応可能なのだ。一見すると派手な雰囲気も漂っているが、アメ車に対するこうした実直な姿勢が、支持される理由に繋がっている。
ちなみにコーストモータリングに通うユーザーたちの年齢層は若い。代表である松本氏を筆頭に、スタッフは20~30代で構成されていることも影響していると思うが、何しろクルマに関連すること以外にも様々な相談に乗るなど、まさに頼れる兄貴的存在。そのため、若いオーナーたちは何かあれば、いや何もなくてもショップへと訪れ、談義に華が咲く。それがお客さんたち同士にも波及して和がどんどんと広がり、和気藹々とした雰囲気に包まれているのだ。
中学生の頃に「イエローH2 に乗る!」と決意
HUMMER H2
Nagaさん
在庫車として展示されていたH2。そのボディカラーはイエロー。これこそNagaさんが追い求めていたスタイル。なぜなら中学生の頃から「イエローH2 に乗る」と決めていたから。その思いをようやく実現できる時が訪れたのだ。フルオリジナル近く状態もグッド。そうとくればいつ買うの? 今でしょ!! ってな具合で即決。ちなみに乗って分かったのは虫に好かれるってこと(笑)。
アメ車にはクルマ好きを引き付ける魅力がたっぷり
CHEVROLET SILVERADO
ナベさん
「月に3、4回しか乗っていないので、これを機会に週2で乗ろうと思います(笑)」とボケてくれたナベさん。愛車はシルバラードで6インチのリフトアップを施したマッチョスタイル! ちなみにこれまでにフリートウッドやアストロを乗り継ぎ、現愛車で3台目。途中に日本車を挟みつつもやっぱりアメ車に戻ってきちゃうそうで、シルバラードも見た2日後に購入してしまったそうだ。
同じ趣味の友人やアメ車仲間がたくさん増えた♪
DODGE CHARGER SRT
藏品光輝さん
友人の紹介でショップへ訪れた際に目にしたアメ車に圧倒されて、そのままの勢いで300を購入した藏品さんだけど、その300はわずか3カ月で手放すことに。その理由はV8ではなかったから。「先輩方はみんなV8で、自分もV8に乗りたくなりました!」。そこで選んだのがチャージャーSRT8。松本代表の愛車に一目惚れして同グレードを手に入れてカスタム欲も加速。
アメ車に乗ることで様々な体験ができた!
CHRYSLER 300C SRT8
三好浩司さん
当初はプリウス50 の購入を検討していたという三好さんだけど、コーストを訪れて現愛車である300Cが展示されており、たまたま試乗までしたことで気持ちは一気のアメ車へと傾倒「。エンジン音がヤバすぎでした」と。そのままの勢いに乗って愛車をメイクし始め、ワンオフでバッドフェイスフードを製作したり、エアサスでローライズしたりなど、カスタムに余念がない。
コーストモータリング【Coast Motoring】
住所:埼玉県入間市二本木950-1
電話:04-2946-7203
URL:https://coast-jp.com
営業時間:10:00~20:00
定休日:日曜日・祝日
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2022年3月号掲載
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