-フリースタイルで行こう- #26 1/24ダイキャストモデルの世界

コラム

アメマガ2022年8月号

フリースタイルで行こう

#26 1/24ダイキャストモデルの世界

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#26 1/24ダイキャストモデルの世界

ダイキャストカーは同じモデルでもスケールによって魅力が大きく異なるのがポイント。バリエーションを楽しむなら1/64、ディテールの良さ&リアリティを求めるなら1/18だけど、どちらの魅力もカバーする1/24スケールが王道なのです!

リアルさを求めるなら1/18、数を集めるなら1/64スケール、どちらの魅力もカバーするのが1/24スケールが王道なのです

ダイキャストのファンになる場合、自分の愛車のミニチュアを求めるパターンが多いようですが、昭和ジェネレーションの自分の場合は、幼少期に遊ぶTOYといえばダイキャストカーが当たり前だったので、実車と並行してダイキャストも常に気になる存在だったりします。

 

ダイキャストといっても、キッズ向けのTOY然としたものから、実車と見紛うほど精巧なもの、また、激レアで信じられないほど高額プレミアムなお宝などなど、さまざま。また、スケールによっても魅力のポイントや楽しみ方が大きく異なるので、どのスケールをメインにコレクションするかでその人の趣味が見えてきたりもします。

アメ車のオーナーになったことで、愛車と同じモデルがダイキャストでリリースされていると単純に欲しくなったりします。例えば70年型のチャレンジャーの440R/Tで、ボディカラーがプラムクレイジー、内装とトップはブラックで、R/Tストライプはホワイト、ホイールはラリーといった具合に、細かな仕様も含めて愛車と同様の仕様が1/18ビッグスケールならリリースされていたりするのです。

 

また、理想とする仕様のほか、イメージになかった仕様に魅力を感じたり、実車のオリジナルに則った仕様でバリエーション展開するのがポイント。ちなみに本誌でフィーチャーしている1/18のほとんどは、アメマガ編集部イジリー先輩のパーソナルコレクションだったりします!1/18は実車オリジナルの仕様がメインという点で魅力大ですが、そのサイズゆえのスペースの問題であったり、製造数が少ないため入手する上での競争率の高さがバリューにも反映されがち。

 

対してそもそもの製造数もバリエーションの多さは小スケールの1/64の方が圧倒的だったりします。全ての層をターゲットにしているため、実車のオリジナル以上に、独自のデザインやクルマ以外のカルチャーなどもテーマにしており、いわば何でもありな状態。限定品や別注品など膨大にあるので最もコレクターが多いのです。その上のサイズになる1/43は、ヨーロッパでは主流ですが、アメリカではイレギュラーな感じ。

そして中間にあたる1/24は、ダイキャスト以前にメジャーだったモデルキットで最も主流のスケール。スケールモデルとしてディテールもしっかりとしているし、最も精巧なフランクリンミント社製は、素材ごとの質感もリアルに再現しているうえに、ボディやガラス部のパーツの厚みも含めてスケール感が完璧なのです。最もポピュラーなところでは、レーシングチャンピオンを筆頭にNHRAやNASCARの新旧人気車種がラインナップされているのがポイント! とにかく自分はドラッグレースの大ファンでして、好きになる実車のほとんどがレース参戦モデルだったり。

 

また、ホットロッド界の有名車がリリースされるあたりも、モデルキットと共通の魅力。1/24はホットロッド&モータースポーツメモラビリアが主流という点で最も重要なスケールなのです。NHRAにしろNASCARにしろ、実際のレース場でもオフィシャル商品としてタイムリーにリリースされるので、スポットスポンサーの違いも含めたバリエーションがとにかく多いので、特定のドライバーやマシンに限定しても、コンプリートするのは難儀ではありますが、とにかく、ホットロッド好きのオッサンとしては、1/24スケールがツボなのです。

Franklin Mint 1/24 scale 1957 Ford Fairlane 500 Skyliner

ダイキャストカーにおいては最も精巧な造りで定評のあるフランクリンミント。ハードトップにして完全格納式コンバーチブルのスカイライナーを完璧に再現した秀作。複雑な可動部の動きがスムーズだったり、開閉どちらの状態でもスケール感を損なわない見事なディテールっぷりには感動すら覚えます!フランクリンミントのクオリティの高さが最大限に発揮されたモデルという意味でも無視できない存在。ストック状態を再現するフランクリンに対して、モディファイやカスタムをリリースするダンバリーミントも人気ですが、お値段もそれなり!

Franklin Mint 1/24 scale 1966 Shelby Cobra 427 s/c

世界的名車としてあらゆるブランドがリリースするコブラですが、素材の質化にもこだわってリアルに再現されたこのフランクリン製が頂点かも! 各パーツの厚みなども完璧で、より再現力のある1/18以上にスケール感が良く、フォーカスしてもミニチュアっぽさを感じない!!

Hot Wheels G-MACHINES 1971 G-Force Cuda

世界一のダイキャストブランドのホットウィールの1/24には、超絶クオリティを目指してフランクリンミントの製造ラインによる“レジェンド” シリーズがありますが、実車Hot RodのトレンドとシンクロしたシリーズこそHW らしくて最高。頂点級の有名車の再現なので、ホットロッドメモラビリアとして無視できません!!

Racing Action 1/24 Castrol 1994 Olds Funny car

とにかく一番人気のジョン・フォース絶頂期のマシン。90年代のファニーカーにおいて最も露出が多く、最も製品化されている。Hot Rodファンの家には1台はあるかも?!

Racing Action 1/24 Mooneyes 2000 Pontiac Funny Car

国内での放映がないのでピンとこないかもですが、Mooneyes はNHRA ファニーカーのスポンサーを長年行なっているのです。こちらはクルーチーフ、ジムダンのチーム50周年を祝ったスポットのカラーリングで、4,008台限定生産。

Johnny Lightning Super Magma's 1:24 Scale Barry Setzer Vega Funnycar

ダイキャストの人気に火がついた90年代後期にJLも1/24をシリーズ化。往年のドラッグマシンをラインナップ。メインの小スケールよりもバランスの良い仕上がりで魅力大!

Racing Action 1/24 Dale Earnhardt Sr 1977 #19 Chevy

国内ではマイナーなラグナ仕様のマリブは、NASCARウォリアーという意味で毛並みの良さと専用のスラントノーズが魅力大。NASCAR仕様の佇まいは文句無しにかっこ良い! これも車種はマイナーながら、伝説的マシンとしてお馴染み。

Racing Champions 1/24 Rob Rizzo #98 Ford Super Truck

メインのカップカー以上にアメリカンなトラックシリーズもちゃんとリリースされてます!パッケージのデザインも良いし、モデルが確認できるだけに、ボックス状態で大量にディスプレーしたい!

Racing Champions 1/24 Richard Petty 1964 Plymouth BelvedeRE

野球やフットボールなどメジャースポーツ同様に愛されているNASCARの現役車は基本的に全てリリースされているほど人気が高い。そして、伝説のマシンもモデル化。マイナーな車種でも、レース参戦車として魅力が上がるパターンの代表?!

Racing Champions 1/24 MotLey CrUE 2001 Camaro Funny

ファニーカーもモトリークルーも大好きな自分にとってはたまらな過ぎる1台!! 企画物も含めて有名バンド系の製品がたくさんリリースされましたが、これは実在するマシンのモデル化。

Racing Champions 1/24 Mopar Racing 2002 Dodge Neon Pro Stock

トップカテゴリーだけでなく、プロストックも同様にラインナップ。ドアの開閉はしないものの、脱着式フロントカウルの下にはパイプフレーム&500ciモーターがいい感じで再現されています! Moparファンなら持っていたいアルダーマンが乗るワークスマシン。


★石橋秀樹:アメリカンホビーショップ「ホットワイヤー」の店主であり、フリーペーパー「イグナイト」の編集人、そしてアメ車マガジンでもライターを行なうなど、アメカルに関する偉人(変人)である。人生は肩ひじはらずに「フリースタイル」なのが信条。


アメ車マガジン 2022年8月号掲載


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