違いと変化を演出するBCDボディキット【グランドチェロキーL】

ジープ・グランドチェロキー専用のボディキット「BCD」をプロデュースするセンスが、新型グランドチェロキーL用BCDボディキットを2023年2月から発売している。純正デザインを崩さず違いを演出するテーマはそのままに、新作はよりスタイリッシュなデザインになっている。
Jeepに首ったけ
世界が注目する新作BCD登場
JEEP GRAND CHEROKEE L
2023年10年ぶりにフルモデルチェンジを行ない、同モデルでは初の3列シートを備えた新型グランドチェロキーLが登場した。ジープのフラッグシップモデルに相応しく全てがブラッシュアップされ、デザインはSUVの元祖とも言えるワゴニアをインスパイア。
この新型グランドチェロキーLの登場で、すぐさま動き出したのが、グランドチェロキー専用ボディキット「BCD」をプロデュースするセンスだ。BCDはグランドチェロキーが持つデザインを大きく崩さず「より強く・ワイルドに」仕立てるデザインが特徴で、先代WK中期14~16年タイプ、後期17~21年タイプをリリースする。
そのBCDから、グランドチェロキーL用のボディキットが2023年2月に発売されている。キット構成は、フロントスポイラー、リアスポイラー、オーバーフェンダー、ゲートスポイラーの4点。フロントスポイラーは、やや丸みのある純正デザインに対しエッジを効かせ、その出幅に沿うようにオーバーフェンダーでボリュームを与えマッチング。リアスポイラーは、WK用でも採用したディフューザータイプにすることで、BCDらしさとスポーティなイメージを演出。
なおグランドチェロキーLは、2つのグレードでマフラー形状が違うが、いずれにも対応できる仕様となる。ゲートスポイラーも既存BCDを継承するデザインで、リアビューはBCDらしさが溢れる。また、オーバーフェンダーを装着せずに、フロントスポイラー、リアスポイラーだけの装着でも違和感のないデザイン設計となっている。
世界でも稀なグランドチェロキー専用ボディキットBCDは、海外からの注文もあるなど世界ブランドに成長。純正をリスペクトし、明確な違いを演出するデザインが評価されているのだ。




2023年2月に発売されたグランドチェロキーL用のBCDボディキット。国内モデルの全グレードに対応。フロントスポイラー(¥143,000)、リアスポイラー(¥150,700)、オーバーフェンダー(¥185,900)、ゲートスポイラー(¥59,400)。いずれもFRP未塗装価格。また、リアメッキガーニッシュ(¥39,600)も設定する。オーバーフェンダーはスポイラーとマッチングデザインとなるため単体での販売は行なっていない。さらに現在、リミテッドグレード用のダウンサスも開発とのことで、こちらにも注目だ。
SENS
TEL:052-363-1100
http://sens.centurionworld.jp
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年3月号掲載
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