ライフスタイルに合わせ三者三様のカタチを追求【レネゲードオーナー】
ジープが欲しいけれど、経済性や取り回しが良ければいいのに…と思う人は少なくない。そんなユーザーの要望に応える形で登場したのがレネゲード。ラングラーと比較するとカスタムパーツは少ないが、だからこそオーナーたちの想いは非常に熱い!
Jeepに首ったけ
パーツの少なさを逆手に取りアイデアや創意工夫で克服!
JEEP RENEGADE OWNERS
「レネゲードのオーナーさんを3組取材してください。場所は…」と、編集部からの一本の電話が。そんな依頼を受けて待ち合わせ場所に向かうなか、「街で見かけるレネゲードって、大抵黒やガンメタで、落ち着いた色ばかりだよなぁ。ラングラーもそんな色が多いけれど、ジープってもっとポップというか、いわゆる元気になる様なビタミンカラーの方が似合うと思うんだよな〜。パーツも少ないからカスタムしても似た感じになっちゃうし…」と呟いていたら、目の前に現れたのはまさに信号機の様な、色鮮やかなトリコロールのレネゲードたちであった!
今回集まって頂いたオーナーの皆さんは、全員「アメ車、SUVは初めて」という方ばかり。ラングラーと比較すると格段にパーツは少ないものの、皆さん購入する時点で自分だけの個性的なスタイルを計画しており、全員の一致した意見として「自分が付けたいと思う様なパーツがなければ作る!もしくは作ってもらう!」というもの。つまり、理想の形を追求するためには妥協をしないという信念を垣間見ることができた。
ちなみに出会ったきっかけを伺うと、全員SNSが最初の入り口で、購入前からレネゲードのカスタムの可能性をチェックしていた模様。全員が実際に出会ったのは2022年に淡路島で開催したレネゲードミーティングだが、それ以降距離を気にすることなく頻繁に交流を深めているそうで、この取材の前月にもキャンプ場で集まったばかりだそうだ。

それでは各オーナーさんに触れていこう。まずは赤のoshionさんの場合、趣味のキャンプやスノーボードでもう少し荷物が積めたり、走る路面で苦労したくないと思ったのがきっかけ。でも経済性や普段の取り回しの良さも重視したい。そう考えた結果、レネゲード一択だったそう。ノーマルのまま乗るつもりはなく、カスタム映えを考慮し、レッドをチョイス。レネゲードに乗ったことで、キャンプ場や河原など、行動エリアが変わり、昨年の夏からウェイクボードを始めるなど、レネゲードのお陰でアクティビティの幅がさらに広がっている。

続いてターコイズブルーが鮮やかなビキニくんさん。実はBIKINIカラーのレネゲードはこれが2台目で、初代は車高調とマフラーのみ交換。サンルーフ付きが欲しくなって乗り換えたそうだが、今回は徹底的にカスタムするつもりだったそうで、ローダウン&特注ホイールを製作。ラッピングや各部にマッチペイントを施し、さりげなく個性を追求している。今後の予定としてはフロントリップやサイドスポイラーの追加や内装のグレードアップも計画中で、ローダウンレネゲードをさらに極めたいと語る。

そしてトリを飾るのは、イエローのminicon4239さん。それまで国産ミニバンに乗っていたが、色や形に一目惚れし、即購入。ショートボディに大きなタイヤを組み合わせ、チョロQ的なスタイリングを楽しむが、良い意味で割り切りがあり「乗り心地を多少犠牲にしてでも、ルックスを最優先にしています! オーバーフェンダーの追加や各部の加工、構造変更なども行っていますが、不満や悩みは皆無です」とのこと。タフなスタイルはラングラーの定番スタイルだが、正直レネゲードでもここまでできるんだ…と感心&感動すら覚えてしまった。
クルマを買い替えればライフスタイルが変わると思い込んでいる人は非常に多いが、問題はそのクルマをどの様に使いこなすか。今回の3人はレネゲードで生活や交流が変わったが、ある意味オーナーを成長させてくれるクルマと言えるのかもしれない。
Jeep Renegade Owner #001
敢えてメジャーでないローダウンに挑み個性を主張
JEEP RENEGADE 80th Anniversary Edition



グリルやルーフレールなどはスモークに。前後バンパーやサイドシルにはBIKINIカラーを追加。ボンネットやルーフはブラックカーボンのPPFを貼り込み、ランプ類にもグリーン系のフィルムを追加。

足回りはアラゴスタの車高調で、車高を目一杯ダウン。ホイールはWORK・ZEAST ST2だがPCDとカラーは特注で製作。フロントは8.5Jで、リアには9Jをインストール。ブレーキローターはスリット加工。

同じフィアット系のエンジンなので、アルファロメオをメインに手掛けるTEZZOのインテークを装着。マフラーも交換し、レネゲードのイメージとはかけ離れた、ダイナミックなサウンドを奏でる。

BIKINI くん&智絵さん
理想のスタイルを追求するが、具現化できたのはディーラーのJEEP世田谷や、協力会社のマーシャル。そして知り合った仲間や彼女の智絵さんのお陰だとBIKINIくんさんは語る。
Jeep Renegade Owner #002
多くの人と同じ時間を共有する楽しさを知りました
JEEP RENEGADE TRAILHAWK


ルーフラックの先端にはKCのランプを6つ並べる。レネゲードのXをイメージした各部のデザインに合わせ、オリジナルのグリルに交換。またボンネットやウインカーなどに様々なパーツを追加して都会的な雰囲気を払拭し、オフロードマシン感を見事に演出する。


リフトアップキット&スプリング交換やフレーム加工を行ったことに加え、オーバーフェンダーも追加。ここまで大幅なカスタムを施すことで、BFグッドリッチのAT KO2(265/75R16)を装着。インサートカラーが特徴的なMG BEASTを、変換スペーサーを使用して装着。


前後&サイドのボディ下部には、プロテクションバーを装着。リアのステップはヒッチメンバーに固定するタイプなので、脱着可能。フロントバンパーガードはJAOSで、IPFのLEDを左右に装着。カモフラ柄のカバーもIPFの製品となる。

minicon4239さん
快適性をスポイルしてまで、スタイルにコダワルminicon4239 さん。子供と一緒にピクニックやキャンプ、バス釣りといったアウトドアから、普段の買い物までマルチに愛用中だ。
Jeep Renegade Owner #003
市販品にとらわれずパーツはワンオフで作り出す!
JEEP RENEGADE TRAILHAWK



ブラック&レッドで統一。ルーフボックスやサンドラダーまでレッドにこだわる。ボンネットの上に装着するROTOPAXのキャリアは自作で、軽さにも配慮。突起物規制もクリアし、塗料を使用しないアルマイト仕上げとなる。


スプリング交換でリフトアップを実施。ホイールはBRUTのBR55。タイヤはモンスタのマッドウォーリア(235/70R16)を組み合わせる。マッドフラップにも赤いロゴを追加し、全体の統一感を図る。

インテークチャンバーを追加し、レスポンスをアップ。またアースチューニングを行い、電気的な損失を補い本来のポテンシャルをフルに発揮する。非常に美しい仕上がりだが、装着はDIYで実施。

oshion_olllllllo さん
「気に入ったパーツが製品化されていなければ自作する!」というモットーを持ち、むしろそれが楽しみになっているoshion_ollllllloさん。アクティブに楽しむ様が、ステッカーからも伝わる。
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2023年3月号掲載
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