【チャレンジャーSRT HELLCAT】強烈な走りもさることながら、奏でるサウンドも刺激的!
元々アメ車やアメリカン雑貨に興味があったが、仕事や家が最優先。いつか乗れたら…と思っていて、ようやくH2を購入。それに影響された友人がチャレンジャーを買ったので、ヘルキャットも増車したのが、ここで紹介するオーナーさんだ。
SOUL OF MOPAR -我らを魅了して止まないモパー-
仕事や家族のためにではなく、本当に自分が乗りたいクルマ
'19 DODGE CHALLENGER SRT HELLCAT
免許取得直後はAE86に乗り、関西のあらゆる所へ走りに行ったと話す辻さん。当然クルマも本気のカスタムを施していたし、幾度となく生死の狭間を経験したそうだ。比較的早い年齢で家族をもうけ、子供にも恵まれたこと。また仕事に奮闘し、アメ車に興味は持っていたがどうしても自分の楽しみは後回しになっていた。
きっかけは子供の手が離れたことで、3年前に長年の夢だったH2を購入。これに刺激を受けてチャレンジャーを購入したのが、 こちらのページで紹介している伊那さん。 友人であり、仕事仲間でもある伊那さんのチャレンジャーを見て自分も欲しくなり、ブラックのヘルキャットを購入したそうだ。

「86の時に、正直言ってクルマ弄りはすべてやり尽くしました。なので、ヘルキャットはノーマルのまま乗り続けます。個人的にナロースタイルの方が好きなこと。またブラックが欲しかったので、知り合いのお店で3カ月ほど探してもらいました。当初は屋外に駐車していましたが、乗る度にカバーの脱着が煩わしくて自宅の1階をガレージに改装しました。元々アメリカンホビーにも興味がありましたが、子供が小さい時はひたすら我慢。ようやくその情熱を発散できています」と語る。ガレージの入口にはワイスピのジグソーパズルをポスターのようにディスプレイ。奥にはカウンターやチェアもあり、仲間と過ごす場所として活用しているが、実はすべて辻さんの自作によるものだ。

月並みな質問ではあるが、辻さんにチャレンジャーの魅力を尋ねると「パワーもそうですが、走行時の音が魅力的ですね。他のクルマならオーディオとのカスタムとかをしてしまいますが、ヘルキャットは何もサウンドを掛けなくても、エンジンサウンドやエキゾーストノートを聴いて走っていられます。今まで所有したクルマと違い、走らさないでもシートに座るだけで楽しくなりますね」とも。

ちなみに友人からは「ヘルキャットとH2を手に入れてから、辻さんが洗車をするようになった!」と驚かれているそう。クルマは確かに便利な乗り物だが、それだけではないのも事実。アメ車と出会ったことで「クルマの所有愛」に目覚めたと言えるだろう。ちなみにこの所有愛が家族にも伝染しているとか。その辺りのお話は、機会があれば紹介したいと思う。


クルマを保管するだけでなく、仲間と寛ぐための空間も確保。また奥の小部屋にはサバゲーアイテム専用の部屋があり、こちらもなかなかのもの。なお2Fのリビングルームには身長150cmはあろうかという、ビッグなエッソ坊やも鎮座い。隣には同スケールの激レアエッソガールも並び、辻さんのアメリカに対する熱意の高さが伝わってくるようだ。

ガレージの天井に飾られる星条旗や、ワイスピのポスターではなくジグソーパズルをディスプレイ。また様々なステッカー類が壁面を彩るが、非常にセンスよくまとめられている。アメ車を駐める、これほど似つかわしい空間はないが、辻さんのセンスの良さが溢れ出している。

Owner:辻 明徳
Photo:浅井岳男
Text:空野稜
アメ車マガジン 2023年5月号掲載
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