仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】

クーペ

ダッジ

アメマガ2023年5月号

チャレンジャー

LBワークス

SOUL OF MOPAR

過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。

SOUL OF MOPAR -我らを魅了して止まないモパー-


あのカッコイイクルマは何?アクセル全開で追跡開始!

' 10 DODGE CHALLENGER

昔から速くてカッコイイクルマに憧れがあった、みっちさん。だが「金額的に自分では無理だと思ったし、そもそも、クルマにお金を掛けるという感覚がなかったんです」と、長年の愛車はデザインも気にせず買った軽自動車やコンパクトカーだった。そんなみっちさんが、最上級に憧れていたのがケンメリ・スカイラインと言うから、みっちさんのクルマの好みがなんとなく伝わってくる。

 

基本的に軽自動車が愛車だったみっちさんではあるが、弟さんが所有するR32スカイラインGTRを手放すと聞いて、少しでもケンメリの流れを感じられると思い所有した過去もある。そしてその短い期間ではあったが、GTRを所有したことでみっちさんのクルマに対する考え方が変わっていく。「本当に好きなカッコイイクルマに乗ってみたい」と。

 

再び軽自動車を愛車にした頃、信号待ちで隣に止まったクルマに目が釘付けになったみっちさん。心に響くマフラーサウンド、ボディシルエットなどなど、どれもが自分好み。だが車名が分からない…。アクセル全開で後ろを追いかけ、Dから始まるロゴをなんとか確認。ネットで調べた結果、そのクルマはダッジ・チャレンジャーというアメ車だと知る。

しかし掲載されるチャレンジャーのプライスは、みっちさんにとっては自分史上最高の金額。「思い切って乗る」と「止めておけ」の考えが日に日に入れ変わったようだが、結局は「今しか乗れない」と答えを出し仮契約に至る。それが現在のチャレンジャー…と言いたいところだが、仮契約後に「心のどこかでわだかまりがあったんです。本当にこのチャレンジャーで良いのかって」。

 

改めてネットでチャレンジャーを検索すると、目に飛び込んで来たのが、刺激的なオーバーフェンダーで大胆にボリュームアップされたLBワークスのチャレンジャー。「見た瞬間に本当に欲しいチャレンジャーはこれだと思い、申し訳ないですけど仮契約のクルマは断りました」。実はそのLBワークスのチャレンジャーは、ネット掲載直後に複数人から先に問い合わせがあったとか。だが、検討していたユーザーが「女性が乗ったら面白い」と交渉を譲ってくれたと言う。

 

知人のサポートもあり、無事購入を果たしたチャレンジャーだが、如何せん初めての左ハンドルで、エアサス搭載のワイドボディ。「いきなり地元の埼玉で乗る勇気がなかったので、愛知のLBに取りに行って、広くて真っすぐな高速で、まずは運転に慣れることにしたんです。途中のサービスエリアで駐車の練習もしました(笑)」。

購入から3年近く経過するなか、アメマガ主催のamZに参加し、もっと目立つたい欲も生まれてカスタムにも着手。そしてホンネは、マニュアル仕様のパフォーマンスモデルが欲しいとも。実は過去の軽自動車から、愛車はずっとマニュアル仕様だったみっちさんである。

街で一目惚れしたチャレンジャーはノーマル。それだけに、大胆なワークスフェンダーが特徴的なLBパフォーマンスチャレンジャーを見た衝撃は、今も忘れないとみっちさんは語る。

LBワークスのフロントリップスポイラー、ダックテール、ワイドフェンダー、LB20インチホイール、ワンオフマフラー、ボディデカール、エアサス搭載が購入時の姿。初参加のamZで他のチャレンジャーに刺激を受け、2度目の参加となった愛知では、ダミーオイルクーラーを追加して参加。最近の悩みは、購入当初は気にしなかったV6エンジンとオートマ仕様のようだ。

OWNER : みっちさん
約3年前にドライブ中に一目惚れしたチャレンジャーを、初めてのアメ車として購入。弟さんから譲り受け、一時愛車としたR32スカイラインGTRは、ナンバーを外して現在も大事に保管する。走るのが大好きで、追い越しするクルマを見ると、ついつい追いかけてしまう癖も…。


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年5月号掲載


関連記事

RELATED


走りを楽しむCHALLENGER OWNER 続々CARBOXに集結中!!

アメ車を長く乗る秘訣として、「走ることを楽しむ」ためのスタイルを優先する広島のカーボックス。それに共感するオーナーは年々増加し、競い合うように上を目指している。そんなチャレンジャーオーナー達の撮影会を開始!

購入もアフターもオールインポートが選ばれる理由

関東でチャレンジャー&チャージャーのオーナーが集まるショップといえば、埼玉県のオールインポートの名が挙がる。大きな理は、品質の高い車両・透明性のある車両価格表記・オリジナルパーツを含むカスタム技術だ。

【チャレンジャーSRT HELLCAT】強烈な走りもさることながら、奏でるサウンドも刺激的!

元々アメ車やアメリカン雑貨に興味があったが、仕事や家が最優先。いつか乗れたら…と思っていて、ようやくH2を購入。それに影響された友人がチャレンジャーを買ったので、ヘルキャットも増車したのが、ここで紹介するオーナーさんだ。

【チャレンジャーR/T 392】扱いにくさは確かにあるがとにかく乗っていて楽しい!

若い時にクルマに夢中になったが、子育て期間中はお休み。でも、年を重ねるとそのままクルマ弄りを卒業する人が殆どだろう。だがここで紹介するオーナーさんは、まさに少年の時の気持ちを持ち続け、チャレンジャーで再び走りを楽しむために購入したそうだ。

チャレンジャーに乗ることでアメ車に対する価値観が激変

今までアメ車には一度も乗らず、日本車や欧州車を乗ってきたオーナーさん。そんな彼がなぜチャレンジャーを、しかもEDGE CUSTOMSを…。これまで様々なスタイルを紹介してきたが、チャレンジャーと出会い、アメ車の虜になったオーナーさん紹介しよう。

 

最新記事


2025/06/27

当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ

バン

シボレー

ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25

【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様

クーペ

ビンテージ

フォード

映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。

2025/06/23

ハワイを感じながら子供たちが毎日楽しめる家

HOUSE

近所の目を気にしながら子育てするのはもうウンザリ。自分たちも、子供たちが自由に遊べる一軒家が欲しい。大好きなハワイを感じられる、理想は兄夫婦のようなカッコイイ住宅。

2025/06/20

奥さんに内緒でプチカスタムマフラーエンド交換【PATRIOTを購入した話 ④】

SUV

ジープ

コラム

軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。数ある候補から購入を決めたのはジープ・パトリオット。基本的にノーマルだが、やっぱりカスタムしたくなってきたのでピットインアクツへGO!

ランキング


2016/11/04

超レアなマスタング、1969年モデルのBOSS429!

クーペ

ビンテージ

フォード

1969y FORD MUSTANG BOSS 429

2025/06/27

当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ

バン

シボレー

ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2016/12/08

ただでさえ渋いポンティアック中でもカタリナは最上級の渋さ!!

セダン

ビンテージ

ポンティアック

1965y PONTIAC CATALINA
マルセロ

2025/06/25

【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様

クーペ

ビンテージ

フォード

映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。