僕はシェルビーに乗りたい!愛息の声に父は決断

クルマ好きの善くんはアメ車が好きで、特にマッスルカーが大好き。生でクルマを見ようと親子でカーボックスを訪れると、一台のクルマに釘付けになる善くん。「僕はシェルビーに乗りたい!」。まさかの発言に困惑する瀧口さん。スーパーチャージャー、マニュアル仕様。俺にいきなりこんなクルマ乗れるのか? どうする俺?
AMERICAN SPORTS
カスタムは息子と相談し、一緒に決めてます
CARBOX
http://www.bs-carbox.jp/
2013 FORD MUSTANG SHELBY GT500
「いつかはマッスルカーに乗りたい」。とは言え、本気で乗ることは余り考えていなかった瀧口さん。だが、息子の善くんはクルマ好きに育ち、特にアメ車マッスルカーが大好きだったこともあり、一度生でクルマを見せてあげようとカーボックスを訪れる。ズラリと並ぶマッスルカーのなか、真っ先に善くんが食いついたのが、シェルビー・GT500。正直、瀧口さんはシェルビーのことは詳しくなく、購入するなら維持費のことを考えマスタング・エコブーストを検討していた。
そんな二人のためにカーボックスは、アメ車のこと、マスタングのこと、そのマスタングの中でも特別な存在がGT500であることを丁寧に説明。その親身な対応に「もし今後、買うならカーボックスで」と決め退店しようとした瀧口さん。が、善くんはGT500の前から一歩も動かない。「僕はこれが欲しい。シェルビーに乗りたい」。愛息にそんなことを言われ、「いきなりのスーパーチャージャー、しかもマニュアル。こんな凄いクルマ、俺に運転できるのか?」と自問自答した瀧口さん。しかし改めてGT500を見ると、他のマスタングとは全くオーラが違う。結果、決断までそれほど時間は必要なかった。
助手席に乗る善くんの誇らしい顔を見ると、二人の決断は間違っていなかったようだ。
カーボックスのツーリングに参加するなかでカスタムに目覚めた瀧口さん親子。カーボックスからHRE WHEELSから新作デザインのFF28が出ると聞き迷わず装着。ホイールカラーやイエローキャリパーなどは、善くんと一緒に考え決めたもの。さらにカスタムが続き、瀧口さん親子オリジナルデカール&カラー、タイヤレター、BCRacingコイルオーバー、各部外装パーツ・カーボンパーツ、ミラー格納電動化、RECARO シート(純正OP)。
OWNER:瀧口さん&善くん
維持費を考えエコブーストを検討したが、V8サウンドを聞きV8の虜に。息子の善くんがシェルビーGT500に一目惚れしたものの、流石に自分では運転できないと諦める。が、GT500の雄姿がずっと頭から離れず購入を決断。奥様も「仕事を頑張ってるし、好きなクルマに乗っていいよ」と容認。
CARBOX
TEL:0826-52-3052
HP:
http://www.bs-carbox.jp/
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン 2023年11月号掲載
最新記事

2025/06/27
当時らしさを色濃く感じさせる200hpのアストロ
ブルーリバー30周年に相応しい30年前のシボレー・アストロ。それは奇しくもアストロが様々なアップデートを果たす過渡期だった。現車は当時流行したカスタムを随所に感じさせ、まるでタイムスリップしたかの様な当時感溢れるスタイルをストック!

2025/06/25
【シェルビーGT500 エレノア】スクリーンで見たエレノアの再現ではなく、それをさらに進化させた仕様
映画の中で疾走する姿を見たことが、アメ車に乗るきっかけという人は非常に多い。でもそれだけでは飽き足らず、そのクルマに乗りたい!という願いを叶えてしまった人がいる。これはまさに「究極のエレノア」に呼ぶに相応しい。

2025/06/23
ハワイを感じながら子供たちが毎日楽しめる家
近所の目を気にしながら子育てするのはもうウンザリ。自分たちも、子供たちが自由に遊べる一軒家が欲しい。大好きなハワイを感じられる、理想は兄夫婦のようなカッコイイ住宅。

2025/06/20
奥さんに内緒でプチカスタムマフラーエンド交換【PATRIOTを購入した話 ④】
軽自動車を愛車にする編集部カズの奥さんが、「軽じゃ友達と遠出できないから違うクルマに乗りたい。小さくて個性的なアメ車って無いの?」との発言からスタートしたクルマ探し。数ある候補から購入を決めたのはジープ・パトリオット。基本的にノーマルだが、やっぱりカスタムしたくなってきたのでピットインアクツへGO!