【チェロキー レネゲード】アースカラー×ブラック これが今のスタンダード!

クルマの性能やスタイル、さらにカラーなどはとかく流行に左右されがち。日本でもSUVよりも4WDの人気が復権中。そんな流れを察知し、ルージットではイマドキスタイルに生まれ変わったチェロキーを絶賛販売中だ。
SUV感を払拭してよりジープらしさを強調!
2003 Jeep Cherokee Renegade
スクエアなボディ形状。ファミリーユースとしても使いやすく、パワフルな4ℓのMXエンジンと、好評を博していた2代目チェロキー。その後継モデルとして2001年に登場したのがここで紹介するKJチェロキー。丸みを帯びたスタイルや、都会にマッチするボディ同色バンパー&フェンダーは、ジープのみならず世界中の4WDが乗用車ライクに変貌していた時期でもあった。もちろん、未来の出来事を誰も予想はできないが、2023年の現代から見れば4WDのこの変化は過ちと言えなくもない。
もちろん乗用車的になったチェロキーに対し、メーカー自らもジレンマを抱えていたようで、アグレッシブなルーフラック&ランプを標準装備した、スタンダードモデルとは異なるグレードのレネゲードを投入。だが、残念ながら国内でのセールスは不振だったと言わざるを得ない。
その要因はいくつか挙げられるが、それらを現代的なスタイルにアレンジしたのが岐阜にあるトップスピードの姉妹店「ルージット」。ボディカラーをアース系に変更し、バンパーやフェンダーはマットブラックに変更。これだけで現代的な雰囲気を醸し出しているが、ジープブランドを名乗るだけあり、実は本格的なオフロード性能を装備しているので、アウトドアの相棒に最適。
先代モデルよりはややコンパクトだが、その分取り回しも良好。また荷室は縦方向のゆとりがあるので、積載能力も高い。しかも価格も手頃なので、初めて4WDに乗ってみたい人にも最適だ。






実はホイールに至るまで、エクステリアはノーマルのまま。だが、カラーリングを変更するだけで俄然イマドキの4WDらしさがアップ。KJチェロキーが新車で販売されていた当時は、未塗装バンパーやフェンダー=チープグレードと見られていたが、今では「これぞ四駆」とみる人も多く、色の重要さを痛感させられる。


丸みを帯びた乗用車的なインパネ周り。だが四駆システムは本気で、2WD/フルタイム& パートタイム4WDに加え、ローレンジも備えている。


ホールド感のあるフロントシート。リアシートは6:4分割可倒式で、積載能力も高い。なおラゲッジの奥行きはXJよりも少ないが、深さがあるので思った以上に荷物を積み込むことができる。


グレーのチェロキーは、純正のルーフレールカバーを外し、YAKIMAのラックを追加。ルーフ先端にはハイビームに連動するルーフランプを標準装備。発売当時としてはレネゲードの名が示す通り、かなり異端な存在だったと言える。
3.7ℓのV6を搭載。メーカーいわく「グラチェロに搭載する4.6ℓから2気筒外した」と言っており、新型エンジンだが信頼性は高い。
RUSIT PERFOMANCE
所在地:岐阜県本巣市温井243-5
TEL:058-322-7202
URL:https://www.rusit-performance.com/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン2023年12月号掲載
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