22インチの鍛造ホイールでアメリカンスタイルを意識

ジープだからオフロードを走らないといけない!なんて凝り固まった考え方はダメダメ。カスタムに決まりはないし、自分の好きな様に楽しめばOK。そんな夢をカタチにしたのが、松浦さんのJLだ。
まさに閃光の様な輝きを放つ、グレーと対照的な蒼が際立つ
I.C.E FORGED For WRANGLER UNLIMITED
ジープのカスタムと言えば、本格的にオフロードを走るかどうかはさておいて、ゴツゴツしたブロックが特徴的なMTタイヤの装着はマストと言えるだろう。リフトアップやヘビーデューティな雰囲気を強調する金属製のバンパーなどは、良い意味で「お約束」なアイテムと言える。だが、ややもすると定番のカスタムスタイルはどこかで見たことがある様なスタイルになりかねない。
せっかくカスタムするのなら、誰にも似ていない自分だけのスタイルを実現したいもの。今回誌面に登場してもらった松浦さんも「アメリカを意識しつつ、日本人がやらない様なカスタム」を目指したそうで、その要望にしっかり応えてくれたのが、本誌でもお馴染みのクアートだ。
カスタムの要となるのは、何と言っても22インチのICE FORGED。鍛造を採用することで、デザイン性も強度も、さらには軽さも追求。またスポークに捻りを与えることで、躍動感も演出する。以前からアメリカでは40インチタイヤに大径ホイールをセットアップするのが定着していたが、この波がいよいよ日本にも到来するのか?ちなみにICE FORGEDは色やサイズはもちろん、デザインも選択できるオーダーメイドシステムを採用。オンリーワンのカスタムには欠かせない相棒と言えるだろう。
ツインスポークタイプに属するが、よく見ると2枚のディスクを組み合わせた様な構造を採用している。立体感とヌケ感を同時に演出しており、しかもディスクカラーを変えることで、今までにない「新しさ」も感じられる。タイヤサイズは37×13.5R22。JLラングラーが登場して5年になるが、今では37インチが一般化しており、3.5 インチリフトで装着できるので、ちょうど良いサイズと言える。






スティンググレーのボディ色に合わせ、各部はマットブラックで統一するが、ホイールとサスペンションだけは敢えてキャンディブルーとし、存在感を際立たせる。FuryのパーツやAWE のマフラーなど、新興系のブランドを積極的に取り入れているのが特徴だ。
OWNER:松浦雄輝
THANKS:QUARTT FAB
TEL:0583-81-9167
HP:https://www.quartt.jp/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野稜
アメ車マガジン 2023年11月号掲載
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