機能重視のXJチェロキーか走りを追求するTJラングラーか
JEEPが欲しいけど、今の価格じゃ手が届かない。そんな悩みを抱える人にオススメしたいのが、TJラングラーやXJチェロキー。20年の年月が経過するが、むしろ今の流行りのスタイルと言える。
Nothing beats The Jeep
四角いボディ形状と同じく尖った魅力を備えた2台
RUSIT PERFOMANCE
https://www.rusit-performance.com/
2001 Jeep Cherokee Sport
2006 Jeep Wrangler Sport
歴史は繰り返すと言うけれど、今のクルマの流行は20数年ぶりに到来したスクエアなスタイル。とくにSUVはその傾向が顕著で、そこに着目したRUSITでは、TJラングラーとXJチェロキーをリフレッシュした車両を数多くラインナップ中。

近年はバンパーやオーバーフェンダーをブラックアウトした仕様がとくに人気を博しているが、元々XJやTJは未塗装のグレードが設定されていたこともあって、まったく違和感を感じないスタイルと言えるだろう。

搭載エンジンは共に直6.4ℓのMXエンジン。その力強さは申し分なく、オンロードからオフロードまで、まさに道を選ばない走りも魅力だ。5ドアのXJは実用性が高く、アウトドアに最適。それに対しTJはショートボディゆえにオフロードで取り回しも良く、まさに遊べるクルマだ。
JEEPブランドとひとまとめにしがちだが、そのキャラクターはしっかり差別化されているし、今のSUVの様な「どっちつかず」なこともない。割り切った、キャラ立ちしたクルマに乗りたいなら、RUSITに相談だね。
2001 Jeep Cherokee Sport


前後バンパーやフェンダーは半艶のブラックにペイント。ボディはベージュだがオリジナルの塗り分けに準ずるので、違和感は皆無。CURTのキャリアを追加し、タイヤをBFグッドリッチのAT KO2(235/70R16)に変更することで、アメ車らしさを強調する。

フロントサスペンションはリジッド式コイルで、リアはリジッド式リーフを採用。フロントはコイルスペーサー、リアはブロックでリフトアップを行ない大きなタイヤを装着可能とする。

巨大な液晶モニターなどなく、快適装備はエアコンとオーディオ。でも駆動システムは本気で、センターデフロック付きパートタイム4WDを採用。雨や風が激しいオンロードを4WDで走行可能だ。
2006 Jeep Wrangler Sport



前後バンパーをスチール製のコンパクトなものに交換し、オフロードでの走破性をアップ。ブッシュワーカーのオーバーフェンダーを追加し、ワイドスタイルに変更。これに伴いタイヤサイズは33×12.5R15へと大径化するが、オンからオフまで、万能に使えるちょうど良いサイズだ。

XJチェロキーと同時代の、シンプルなインパネ周り。個性的なステアリングカバーやシートカバーを装着するが、その下にはオリジナルのパーツが美しい状態を保っている。
RUSIT PERFOMANCE
所在地:岐阜県本巣市温井243-5
TEL:058-322-7202
URL:
https://www.rusit-performance.com/
PHOTO:浅井岳男
TEXT:空野陵
アメ車マガジン 2024年2月号掲載
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