クルマのサビ対策に最適な逸品、電子サビ防止装置「ラストストッパー」

集中豪雨や台風、そしていよいよ本格化する融雪剤散布シーズンの到来など、クルマにとって過酷な環境である日本。これらが原因で発生したサビはクルマにゆっくりとダメージを与えていくため、サビを発生させないことが何よりの対策だ。科学・化学的に証明された理論を応用して、サビを電子の力で抑制するのがこの「ラストストッパー」なのだ。
アメマガリコメンドパーツ
下回りだけではなく、塗装の劣化にも注意!
融雪剤散布前の季節は台風や集中豪雨などクルマにとって過酷な環境は続く…
電子サビ防止装置
ラストストッパー【RUST STOPPER】
2024年は春先はもちろん、それ以降にもかなり大量の黄砂が飛来してきている。それと同時に大陸からの工業有害物質もそこに付着しながら運ばれてきているのだ。そして広域台風によって、今まで飛来していなかった内陸にまで海の塩が運ばれてくることで、想像できなかった塩害が大きな影響を及ぼす。
この黄砂の車体への粘着性と、それに付着した大陸の工業地帯からの微粒子化した酸化有害物質、薄まった塩分の乾燥…これらが目視しにくい車両の内側の接合部分やボディの裏側を固着化し、ジワジワとクルマを攻撃するのである。また近年の季節の寒暖差はクルマのボディ塗装の膨張と伸縮を大きくしているとも考えられている。
さらに心配なのが、冬の融雪剤散布前の季節であるということ。スパイクタイヤが禁止されてスタッドレスタイヤがメインとなってから、実は冬の融雪剤の散布量が大幅に増えているのだ。つまり黄砂、酸化有害物質、海からの広範囲の塩害に加えて、塩化カルシウムが入った融雪剤によって、ダブル、トリプルの攻撃を受けてしまうのだ。
ちなみにクルマの塗装は飛び石やこすり傷はもちろん、ブレーキやカーブのGなどの負荷の影響で、見えない部分のボディの継ぎ目部分に塗装の亀裂が入り、その下の鉄部の密閉部分に湿気や水分(雨)が侵入し、塗装というバリアが破られ、サビが始まるのである。
また、ボディの塗装は工業有害物質や酸性雨や塩水、ホコリなどに含まれる微粒な化学物質などのダメージを受け、経年劣化し、輝きを失ったり、密閉効果が減少していく。さらに塗装に肉眼では見えない凹みや穴が多く存在し、塗装の劣化にともない、金属部まで達していることもあるのだ。そこに直接水分が侵入し、金属の持つ電子が水に奪われる現象が起こると、内側にサビが発生してしまうのだ。
この対策として、テスターでは検出できないほどの微弱な電流を塗装の表面に連続的に流すことによって電気的なバリアを張ることがオススメとなる。つまり「ラストストッパー」はこの電気的なバリアによって、ボディへのサビの浸食を防ぎ、さらにサビの発生を防ぐシステムなのである。
複数のカーディーラーや装着ユーザーからは、ラストストッパーを付けていると付けていないクルマとでは、数年後ボディの輝きが違うという報告を受けている。これはラストストッパーから継続的に微弱な電流を流すことによって塗装面が電気的なバリアを伴って硬化されていること、さらに塗装部のミクロ・マクロの穴に電気分解された水分に混ざっていた鉱質の一部が固着してボディを攻撃する要素から守ってくれているからなのである。サビの不安解消にはまさに打って付けだ。
塩水を使った実証実験
ラストストッパーを装着した場合と非装着の場合で、24 時間後のサビの発生を比較。ラストストッパーを装着した鉄板(右側)はサビの発生を完璧に抑えているのに対して、非装着の鉄板(左側)には、多量のサビが発生していた。
取り付けは簡単! DIY 初心者にも優しい!
過酷な使用環境にも配慮した防塵・防水設計
装着は非常に簡単で、下の手順通りに進めていけば専門知識がなくても、DIYで取り付けることができる。
01.本体を装着する場所を決めて赤い線をバッテリーのプラスターミナルに配線する。
02.黒い線をバッテリーのマイナスターミナルに配線したら本体のLEDランプが点灯していることを確認する。
03.エンジンルームの適当な場所にボディアースと同じ要領で短いクリアワイヤーを配線する。
04.長いクリアワイヤーはフレームに接続して使用する。今回は、バッテリーの下に垂らしてフレームに配線した。クリアワイヤーは必ず塗装してある面に接続すること。剥き出しの金属に取り付けるとサビがそこに集まってしまうため。
05.本体の固定場所は、作動状態がすぐに確認できるようにバッテリーの上部に。上部を脱脂して面の油分を取り除く。
06.付属のベルクロを貼り付け、本体を装着し作業は完了。
RUST STOPPER
LINE UP
ヘビーデューティータイプ
33,000円(税込み)
レギュラータイプ
27,500円(税込み)
お問い合わせ:To Fit
HP:https://www.to-fit.co.jp
PHOTO&TEXT:編集部
アメ車マガジン2025年1月号掲載
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