【プリムスバラクーダ】4灯丸テールが醸し出す個性的なリアフォルムが粋

クーペ

プリマス

アメマガ2025年3月号

バーニーズ

三重県

バラクーダ

AMERICAN VINTAGE

バーニーズ管理ユーザーが愛用してきた1973年型プリムスバラクーダが、再び在庫車両として入庫。かつて本誌取材でもオーナーと共に登場した名車だけに、グッドコンディションはお墨付きだ!

AMERICAN VINTAGE


整備履歴の明白なビンテージモパーマッスル

1973 Plymouth Barracuda

「ビンテージマッスルに魅せられし7人のカーマニアたち」をテーマにアメ車マガジン2023年1月号に掲載。三重県某所の海岸沿いで取材した中でもひときわ個性を際立たせていた、1973年型プリマス・バラクーダが今回紹介するバーニーズのイチオシ在庫車両だ。1972年型までの角テールから4灯丸テールに変更されたモデルで、この辺りは好みが分かれるところだが、筆者個人的には丸テールの雰囲気がモダンで素敵に映る。

モパーマッスルの大本命と言えばチャレンジャーやロードランナーが頭をよぎるが、バラクーダもまた本国で高く評価されている個体の一つ。1964年から1974年までのわずか10年の生産期間の中で大きく分けて3世代に区分されており、1964年から1966年の初代、1967年から1969年までの2代目ときて、撮影車両の3世代目はEボディを採用。中でも1970年、1971年モデルはもはや手が届かないくらい価格高騰の一途をたどる。

このあたりを加味しても1973年型で車両本体価格788万円は、かなり魅力的な価格設定と言える。現車は318エンジンから340へボアアップして強化ATにファンシュラウド制作、エーデルブロックのキャブレター&インテークマニホールド、エアクリーナー、ヘダースエキゾースト、フローマスターと吸排気効率も実に心地良い。電動ファンを2基追加しておりオーバーヒート対策も万全。

 

また、オールドスクールなスチールホイールにBFグッドリッチ・ラジアルT/Aタイヤのボトムスも実に好印象。数年前にオールペイントされたORANGEボディの状態もよく、GM認定サービス向上による納車前整備も付いての価格。ここまでの好条件が揃う個体はめったに出てこないだけに、気になる方はお早めに。

丸目2灯の醸し出すビンテージモパーマッスルらしさも特筆物。1973年型はオーバーライザーがオリジナルで装着されているが、現車は取り外してすっきりした印象へ。バイナルトップの状態も非常に良く、マットブラックのスチールホイールも粋!

オリジナルのエンジンは318cuinとなるが、現車は340へとボアアップ済み。デカールの340はその証であり、実際に当時オプションで340/4バレルエンジンの選択ができた。そのあたりのルーツも組んでのアップデートもまた味わい深いポイントの一つ。

黒基調のシックなインテリア。コアキシャルスピーカーをドア内貼りにインストールして、メーター類はオートメーター製の7連タイプへ換装。オリジナルの良さを残しつつも快適にアップデートされており、アクセルフィーリングも実に素晴らしい!


THANKS:BERNESE
TEL:059-227-6365
HP:http://bernese.co.jp/


PHOTO&TEXT:石井秋良
アメ車マガジン 2025年3月号掲載


関連記事

RELATED


現行のチャレンジャーからビンテージモパーへ!【1973 PLYMOUIH BARRACUDA‘CUDA】

ビンテージマッスルに魅せられし7人のカーマニアたち【バーニーズ】

【1970 プリムス サテライト】落ち着いた大人が嗜む、ビンテージ・モパーマッスル

2015年に公開されたワイルドスピード「スカイミッション」でドミニクが愛用したロードランナーのようにスパルタンにカスタムするのではなく、あえてオリジナルの良さを色濃く感じさせる仕立ての良さが際立つ、品格ある一台を紹介しよう。

【1970 シボレー ノバ】90年代の350エンジンを搭載して気楽に乗れる

日本の道路事情にマッチしたサイズ感と、70年代のアメ車らしさを色濃く感じさせるフォルム。同年代のシェベルとは異なる魅力を放つNOVA。その個性を生かしつつも快適に乗れるようにアップデート!

【1970 ダッジ チャレンジャー】オリジナルストックがそそるモパーマッスルの大本命!

バニシングポイントなど、劇中車としてもその人気を博する1970年型ダッジ・チャレンジャー。半世紀以上の時を経て、コンディションの良い個体は激レアとなりつつある昨今、バーニーズでお宝を発掘!

【シボレーカマロ】オリジナルへのこだわりを棄てることで手にした悦楽

シボレー・カマロといえばアメリカン・マッスルカーの象徴。その誕生は1966年。フォード・マスタングに勝つために生まれたのは有名すぎるストーリー。その初代モデルの中でもSSグレードが、三重県のバーニーズの店頭に並ぶこのクルマである。

 

最新記事


2026/10/22

【1966 シボレー コルベア】空冷6気筒水平対向RRのマニアックモデル

クーペ

ビンテージ

シボレー

1960年から1969年まで製造されたコルベア。紹介する車両は1965年以降の第2世代モデルで、アメ車としては珍しく2.7Lの水平対向6気筒リアエンジンで後輪駆動のRR方式。一度乗るとその軽快な走りの虜になること必須。

2026/10/19

【OVERLAND JAPAN CAMP AND EXPO 2026】オーバーランドを日本で楽しむユーザーの宴

イベントレポート

2026/10/15

【スーパーアメリカンガレージ2026】新旧を問わないアメ車が朝霞の森をジャック!

イベントレポート

2026/10/12

【1957y シボレー 3100】極上の状態を誇る美しきトラッキン

ピックアップトラック

ビンテージ

シボレー

アメ車らしさを存分に漂わすビンテージ。そのフォルムに魅了される人は後を絶たない。さらに乗ろうと思えばリフレッシュする方法がいくらでもあるだけに余計魅力的に映るのだろう。ここにも極上な美しきトラックがある。

ランキング


2026/10/19

【OVERLAND JAPAN CAMP AND EXPO 2026】オーバーランドを日本で楽しむユーザーの宴

イベントレポート

2026/10/15

【スーパーアメリカンガレージ2026】新旧を問わないアメ車が朝霞の森をジャック!

イベントレポート

2026/04/19

「アメ車でつながろう!」2026年も年4回の定期開催、その第1弾「アメ車ファンミーティング in Chiba」開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

2024年から年4回の定期開催を続けている、アメ車マガジン主催イベント2026年も引き続き開催していく、その第1弾「アメ車ファンミーティング in Chiba」が3月15日、千葉県のフェスティバルウォーク蘇我で開催された。

2026/08/11

「アメ車が好きでよかった!」2026年第2弾は「アメマガ祭り 2026 in Osaka」開催!

アメマガミーティング

イベントレポート

2024年のスタートから年4回ペースで熱い盛り上がりを見せる『アメ車マガジン』主催イベント。その2026年第2弾となる「アメマガ祭り 2026 in Osaka」が、6月28日に大阪・泉大津フェニックスにて開催されました!