【ダイレクトイグニッション】アメリカン雑貨屋ではなく「こだわりのカーショップ」

ショップ

アメマガ2026年1月号

ダイレクトイグニッション

北海道

アメマガリコメンドショップ

ビンテージは生半端な思いで買うべきではない。理想と現実をしっかり伝え、ユーザーが本当に欲しいクルマを徹底的に探し出すダイレクトイグニッション。店舗内に飾られる無数の雑貨コレクションやビンテージカーは博物館レベルで、それらを眺めながら夢のアメ車購入を目指そう!

アメマガリコメンドショップ


生粋のコレクターだからこそ、お宝探しは得意分野

DIRECT IGNITION(ダイレクトイグニッション)

JR札幌駅からクルマで約20分の場所に店舗を構えるダイレクトイグニッション。店舗外観は現状、小さな看板を掲げるのみ。今後改装する予定もあるようだが、来店は事前連絡をするのがいいだろう。車両はオーダーによる販売システムで、基本的に在庫車は置いていない。陳列する雑貨は岡﨑氏のコレクションで非売品なのであしからず。

博物館級のコレクションは必見!世界中にアンテナを広げ激レア車両を仕入れる

雑貨を集めていくと愛車にも愛着が湧く

ダイレクトイグニッションは、とにかく特殊なカーショップだ。日本中、世界中を探してもこんなショップはここだけだろう。店舗外観を見ても、ひっそりと看板を掲げるだけで、基本的に店舗前に販売車両が置かれることはない。オーダーを受けて車両を探し販売するシステムだ。これだけを聞けば、そんなショップはありそうと思うだろう。だが「特殊」と言える部分は、店舗内にある無数のアメリカン雑貨コレクションと、それらを収集するプロデューサー・岡﨑氏のコレクター魂だ。

岡﨑氏のクルマ販売歴は、26年にも及ぶ大ベテラン。国産車・輸入車の様々な車両に精通するが、岡﨑氏は自他共に認める生粋のアメ車ビンテージファン。その知見を活かし、7年前にオープンさせたのがダイレクトイグニッションである

店舗内に足を踏み入れると、とにかく圧倒されるのがダイキャストを中心とするアメリカン雑貨たち。アメ車ファンなら絶対に欲しくなるアイテムが所狭しと並ぶが、これらは販売商品ではなく、全て20年以上掛けて岡﨑氏が収集したコレクション。日本で一般的に売られている物には興味が無く、ネットを駆使して世界中から収集しているアイテムたちは、大部分が希少価値が跳ね上がり博物館に飾るレベル。そして、それらアイテムに隠れるように陳列している70ロードランナー、72ダート、幻のクルマであるプリムス・サッポロなどの希少車も、岡﨑氏のコレクションだ。

 

雑貨にしろビンテージカーにしろ、全て非売品。岡﨑氏は「店舗に売れるものはありません(笑)。でも、こんなコレクションをするコレクターに、雑貨を探して欲しいと思いませんか? クルマも同じで、僕はユーザーさんが本当に乗りたいと思ったものを、世界中から徹底的に探します。雑貨を見て分かるように、僕はネットの隅々まで探しますから(笑)。だから店舗に来るユーザーさんは、何となくビンテージが欲しいと言う方ではなく、『絶対にこれに乗りたい』と言う方が来られます」。そうして購入したユーザーたちは、ほぼ全員が愛車と同じダイキャスト収集にハマり、より愛車に愛着を持つようになっているそうだ。

 

そんな岡﨑氏だが、誰にでもビンテージを勧めるワケではない。「やっぱり維持管理は大変です。生半端な思いで買うのは勧めません。カッコ良く乗れるアメ車はたくさんありますから、変なプライドを捨てて余裕ある予算で購入した方が、長くアメ車を楽しむことはできますよね」。生粋のコレクター兼ビンテージマニア。ダイレクトイグニッションは、まさに唯一無二のショップだ。

ランダム陳列ではなくジャンル別で仕分ける雑貨類

ダイレクトイグニッションのプロデューサー岡﨑氏が、20数年掛けて収集した雑貨コレクションが店舗内に飾られている。メインとなるのはダイキャストで、無秩序に山積みしているのではなく陳列は各所テーマ別に仕分けられ、マスタング系などの車種別、モパー系などメーカー別、ドラッグレース、ワイスピ、ホットウィール、映画劇中車などなど、部屋のエリアゾーンで細分化。これらは日本で購入するのではなく、アメリカのメーカーサイトやオークションを始め、様々な海外ルートから購入するという。収集するだけではなく、それに付随する知識も持ち合わせているのが岡﨑氏だ。

プリムス・サッポロって何? 多くの激レア車もコレクション

店舗には販売車こそ置いていないが、岡﨑氏の希少なビンテージコレクションが並ぶ。ざっと見渡すと、70 プリムス・ロードランナー、72 ダッジ・ダート、73 ダッジ・D300、73(71 ルック)プリムス・ダスターに加え、超激レアの83 プリムス・サッポロ。いずれも本州のカーイベントにも呼ばれるほど美しい状態を保ち、雑貨に囲まれた光景はまさに博物館。特にサッポロ(三菱ギャランΛのアメリカ版)は、現車を見たことがある読者はどれぐらいいるだろうか。そんなモデルが、札幌にあるのだから感慨深い。因みに、ナンバーもサッポロをもじって「32-46」となる。


ダイレクトイグニッション
所在地:札幌市北区篠路3条4-5-15
TEL:011-776-0001
URL:https://d-ignition.xyz
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日


Photo&Text:相馬一丈
アメ車マガジン 2026年1月号掲載


関連記事

RELATED


【トミーモータース】最高の状態を常に保ち、最高の状態でユーザーに販売

国産&輸入車のSUVを中心に販売を行なうトミーモータース。様々な車種を扱う上で新設したのが、アメ車ビンテージ等を扱うトミーベースだ。ショールームに並ぶ光景はまさに博物館。最高の状態を維持する努力により、最高のコンディションで車両の購入が可能だ。

【コンフィデント】広大な敷地に並ぶ在庫数は圧巻、充実のファクトリーでオーナーをサポート

北海道内で随一のアメ車在庫数を揃えるコンフィデント。主力車種は大雪にも負けないSUV=4WDだが、在庫にはセダンのAWD仕様も積極的に導入している。北海道民のみならず、雪国オーナーはコンフィデントの在庫車を要チェックだ!

歴史は浅いが経験豊富!Tオートモーティブに注目!

長年在籍していた某輸入車販売店から独立し、2023年にTオートモーティブを立ち上げた代表の森田氏。ショップの歴史こそ浅いが、森田氏の豊富なノウハウと幅広いネットワークは特筆で、それを活かした車両販売とカスタムが大きな魅力となっている。

【リンエイ】Jeepラングラーの特長を押さえたカスタムを得意とする

RINEI【リンエイ】

【ウルトラパフォーマンスマフラー】単なる車検対応マフラーでなく、色や形が選べる点が最大の魅力

国産4WDのカスタマイズブランドという印象を持つ人が多いかも知れないが、エルフォードではジープ用のエクステリアパーツやマフラーも発売中。スタイリングだけでなく保安基準も満たすので、ディーラーからの信頼も厚い。

 

最新記事


2026/05/08

ジープ初となる四輪駆動ハイブリッドモデル「アベンジャー 4xe Hybrid」爆誕

ハイブリッド

SUV

ジープ

新車インプレッション

2024年9月にジープとしては初となるBEV(電気自動車)モデル「Avenger(アベンジャー)」が導入されたが、それから1年半後となる2026年3月5日に、今度はジープ初の四輪駆動ハイブリッドモデル「Avenger 4xe Hybrid」の発売を開始した。

2026/05/05

【ダイレクトイグニッション】アメリカン雑貨屋ではなく「こだわりのカーショップ」

ショップ

ビンテージは生半端な思いで買うべきではない。理想と現実をしっかり伝え、ユーザーが本当に欲しいクルマを徹底的に探し出すダイレクトイグニッション。店舗内に飾られる無数の雑貨コレクションやビンテージカーは博物館レベルで、それらを眺めながら夢のアメ車購入を目指そう!

2026/05/01

【トミーモータース】最高の状態を常に保ち、最高の状態でユーザーに販売

ショップ

国産&輸入車のSUVを中心に販売を行なうトミーモータース。様々な車種を扱う上で新設したのが、アメ車ビンテージ等を扱うトミーベースだ。ショールームに並ぶ光景はまさに博物館。最高の状態を維持する努力により、最高のコンディションで車両の購入が可能だ。

2026/04/28

【1998 シボレー コルベット コンバーチブル】リトラクタブルの美学を貫いた最後のコルベット

クーペ

シボレー

「個性的なデザイン、高い整備性、手頃な価格」として、90年代のアメ車をプッシュするガレージジョーカー。紹介するコルベットC5も「推し」の一台だ。流麗なボディシルエット、リトラクタブルヘッドライトという伝統を守り続けながら進化したC5は、名作モデルとして語り継がれている。

ランキング


2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2026/05/05

【ダイレクトイグニッション】アメリカン雑貨屋ではなく「こだわりのカーショップ」

ショップ

ビンテージは生半端な思いで買うべきではない。理想と現実をしっかり伝え、ユーザーが本当に欲しいクルマを徹底的に探し出すダイレクトイグニッション。店舗内に飾られる無数の雑貨コレクションやビンテージカーは博物館レベルで、それらを眺めながら夢のアメ車購入を目指そう!

2023/03/28

越谷市のアメリカン雑貨店「KANCHI HOUSE」は、ビンテージアイテムに特化している

ショップ

アメ車に乗っていたら、やっぱりアメリカンカルチャーは否応なしに気になるもの。以前から全国各地のアメリカン雑貨専門店を紹介してきたが、今回はその中でもビンテージアイテムに特化した「KANCHI HOUSE」を紹介しよう。

2016/04/05

【1961 シボレー コルベットC1】アメリカン・スポーツカーの歴史は、このクルマから始まった!

クーペ

ビンテージ

シボレー

1961y Chevrolet CORVETTE C1
フルスロットル