【1961 シボレー コルベットC1】アメリカン・スポーツカーの歴史は、このクルマから始まった!
1961y Chevrolet CORVETTE C1
フルスロットル
アメリカンビンテージvol.01
アメリカン・スポーツカーの歴史は、このクルマから始まった!
1961y Chevrolet CORVETTE C1(シボレー コルベット C1)
アメリカ、いや、世界を代表するスーパースポーツカー、コルベット 。アメ車ファンでなくても、その名にはある種、憧れを持ってしまうのではないだろうか? そんなコルベットの、初代モデル(C1、と呼ばれる)が、『フルスロットル』のガレージに保管されていた。
デビューは1954年だが、このモデルは'61年型。4灯ヘッドライトで、C1の後期モデルということになる。もちろん、50年以上も前に登場したクルマが、これほど美しい姿をとどめているのは、相当の努力があったから。このC1も、一度フレームオフして、フルレストアを実施しているという。

そしてさらに、フルスロットルによれば、オーナーからのリクエストにより、ここからカスタムも加えていくという。メインとなるメニューは、エンジンスワップ。C5コルベット('97年~)に搭載されたLS1(350=5.7ℓ、345馬力!)に載せ換え、走りを大幅に強化するという。これに伴いフレームも強化のため入れ替えるとか。ヘビーなメニューも、フルスロットルならお手の物だ。


レースで好成績をあげるなど、 ストイックなスーパースポーツカーへと進化していったコルベットだが、 この時代はまだ50年代の華やかな雰囲気が残る。2シーター、 シートはセパレート式ではあるが、 タイト感よりフカフカの乗り心地重視。ただしメーターレイアウトはスポーティムードたっぷり。

C1のエンジンは最強仕様でスモールブロックの327 (5.4L) だったが、C2以降は350が標準になっていく。そこでこのクルマのオーナーはエンジンスワップを希望。はるか後に発表されたLS1エンジンに載せ換える予定だとか。
コルベットC1の他の記事はこちらから
コルベットの初期モデル、とくに初代の「C1コルベット」となると、超レアモデル。
取材協力:フルスロットル
http://www.fullthrottleinc.jp/
Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine
アメリカンカンビンテージ vol.01
最新記事
2025/11/06
統一感が生む独自の世界は近未来な印象を抱かせる【ハマーデザイン】
ハマーデザインの濱岡氏がアメリカ滞在時に出会ったダニーD氏。彼に亡き今、その遺志を継承し後世に広める者として、様々な作品を濱岡氏は生み出し続ける。
2025/11/04
【FIELD STYLE JAPAN 2025】450社以上が出展するアジア最大級のアソビの祭典
FIELDSTYLE JAPAN 2025
AICHI SKY EXPO(愛知国際展示場)
2025/10/30
【マッスルカーナショナルズ14】イベントの主役は、1960~70年代のアメリカンマッスルカーたち
MUSCLE CAR NATIONALS 14
18th May 2025
名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場
2025/10/28
夫婦でアメ車!しかもマッスルカー2台という贅沢な選択肢【チャレンジャー&マスタング】
一台はマッスルカーやトラック、そしてもう一台はミニバンやSUVと、夫婦でアメ車2台を所有する方たちの大半はどちらか一方がファミリーカーとして成立するパターンが多い。そんな中、どちらも2ドアクーペのマッスルカー2台を所有する強者夫婦を発掘!









