【2001 ダッジ デュランゴ SLT】「アメ車=ワルっぽさ」を体現する初代デュランゴの魅力と面白さ
1998~2003年に生産された初代ダッジ・デュランゴ。他には無い独特なフェイスとクラス初の3列シートが、個性を求めるユーザーに支持された。千葉県のガレージジョーカーは、こうした往年のモデルをコツコツ仕入れ、今なお楽しめるモデルとして整備&カスタムに励んでいる。
ヘルキャットタイプのボンネットは機能性もあり
丁度良いボディサイズと個性ある風貌は今後必ず再評価されるはず!?
2001 DODGE DURANGO SLT
今でこそ高年式型のアメ車も扱うガレージジョーカーだが、店舗近くにある広大な車両置き場には、代表の小川氏がこよなく愛する90年代の販売予定車両がゴロゴロしている。しかもこれらは、ホームページにも掲載していない。年々車両価格が右肩上がりとなっている90年代モデルだけに、今のうちに現場でチェックをすることをお勧めする。
紹介する01年型ダッジ・デュランゴは年式的に90年代ではないが、98年に登場した初代型という「括り」だ。全長5m未満でクラス初となる3列シートを備えたデュランゴは、独特なフェイスも相まって、個性を求めるユーザーに人気を博したモデル。ご存じのように現在は、3世代目が発売中だ。
その初代デュランゴをベースに、ボンネットをヘルキャットタイプに交換し、約2インチのリフトアップを施してプッシュバー&サイドステップを追加。32サイズのヨコハマ・ジオランダーA/T&アメリカンレーシングの15インチを組み合わせ、ヘッドライト&テールもブラックタイプとなり、デュランゴの「悪さ」を強調させるスタイリングになっている。
初代デュランゴのローダウン車を所有していた筆者だが、これを見て「リフトアップも良かったな」と今さら未練…。エンジンも信頼ある4.7ℓ。元オーナーとしても、これは気になる一台だ。

大きな消耗品ではオルタネーター、フューエルポンプ、フロントプロペラシャフトを交換済み。年式的に交換が必要な消耗品が他にもあるのも事実。購入希望者にはそれを隠さず伝えてくれるので、しっかり相談してみよう。ガレージジョーカーは板金・塗装から整備も頼りになる存在だ。
CHECK POINT

搭載する4.7ℓV8エンジンは、初代デュランゴで症例が多いオーバーヒートの対策型として評価が高い。だが、少しでも冷却するという観点から、ダクトが備わる今回のヘルキャットタイプのボンネットはお勧め。さらにグラスファイバー製であるため、軽量化としても大きなメリットがある。こうしたパーツを、本国から迅速に輸入できるルートを持つのがガレージジョーカーだ。

ヘッドライトはブラックインナータイプ、マーカーライトもブラッククリアタイプに変更。テールランプはブラックLEDタイプとなっている。社外のカスタムパーツは当時から少ないため選択肢はそれほど多くないが、探せばまだ手に入る。その際は、パーツの組み合わせでカスタムバランスが悪くならないように注意しよう。

屈強なイメージを色濃くするチューブタイプのプッシュバー。同じくチューブタイプのサイドステップは、ボディサイドのヒットを防ぐと同時にリフトアップした車両への乗降性も高め、かなり重宝するアイテムだ。別途購入すると高価なので、既に装着済なのはありがたい。

約2インチのリフトアップ。タイヤは、運動性能と快適性能の両立で四駆ユーザーから高い支持を受けるヨコハマ・ジオランダーA/T(32×11.50R15)。ホイールはアメリカンレーシング・ブラックタイプの15インチ。

初代デュランゴに設定されるエンジンは、5.2ℓ、5.9ℓV8マグナムエンジン(一部V6もあり)。後期の00年からは5.2ℓが消滅し、4.7ℓ(235hp)が追加された。ミッドサイズのボディに5.9ℓ搭載はエンジンルームの密度が高く、オーバーヒートが起きやすい事例もある。それを踏まえると今回のモデルの4.7ℓは、当時のクライスラー系の多くのモデル(グランドチェロキー等)に採用されるなど信頼の高いエンジンと言える。


24年前のクルマだけに、シートなどは相応の使用感はある。だが内装は細かい傷はあれど致命的な割れなどは見当たらないので、クリーニングでかなり蘇るだろう。なおこの車両は1ナンバーの5人乗りだが、要望によって3列シートを使った3ナンバー(7人乗り)登録も可能。
GARAGE JOKER(ガレージジョーカー)
所在地:千葉県銚子市四日市場町238
TEL:0479-25-7740
URL:https://www.garage-joker.com/
営業時間:10:00~19:00
定休日/火曜日
PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2026年6月号掲載
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