【'07 GMC ユーコンデナリ XL】細かい部分を意識して、派手過ぎないカスタムへ

SUV

GMC

ラッピング&ペイント

アメマガ2026年10月号

ハマーデザイン

茨城県

ユーコンデナリ

ユーコンデナリ XL

世界から熱い視線を受けるハマーデザインで様々な業務をこなし、ショップで欠かせないスタッフである谷内さん。愛車は廃車寸前から救出した07年型GMC・ユーコンデナリXL。休日や営業時間外にコツコツレストアし、約6年掛けて仕上げカスタムを施した。

ハマーデザインの記事はこちらから


廃車寸前から救出し6年掛けて理想の姿へ

07y GMC YUKON DENALI XL

伝統を守る本場のカスタムペイントや圧巻のボディワークにより、日本のみならず世界のカスタムビルダーから注目されるハマーデザイン。

しかしハマーデザインは、こうしたカスタムばかりではなく車検・整備・車両販売といった、一般的なカーショップの業務も行なっている。その車両引取り対応や事務作業、時には鈑金や整備のサポートまでこなす、まさに縁の下の力持ちが、ハマーデザインに在籍する谷内さんだ。

谷内さんの愛車は、07年型ユーコンデナリXL。「エンジン故障&外装ボロボロで、知り合いがスクラップにすると聞いて譲り受けたんです」。そこからエンジン載せ替え、錆びだらけのボディを補修し現在に至る。

「お客さんが優先なので、整備は自社ではなく協力店に依頼し、鈑金などはスタッフにも協力してもらい、塗装は休日や夜中にコツコツ自分でやりました。結局なんだかんだ6年ぐらい掛かりましたね(笑)」。

ボディカラーは渋さを求め、メルセデスベンツのミスティックブラウン。ワイパーカウルなどの樹脂系もシボ取りしてボディ同色とし、リアワイパースムージング、前後ローダウン&ボディ加工不要の限界サイズであるARTISの26インチホイールを履く。

「目立ち過ぎず違いを出す」がコンセプトで、牽引フックをクローム加工、後期型テールランプ変更、キャリパーペイントなど細かい部分にこだわりが多い。

「ウチはカスタムペイントなど、凄いカスタムをするオーナーが目立つので、どうしても敷居が高くなりがち。でも、細かい所を意識するだけでもカッコよくなるので、気軽に相談して欲しいですね」と、しっかり営業も忘れない谷内さんである。

イベント出展時にはトランスポーターとして利用することもあり、ブース脇の特等席に車両が置かれることもあるので、エントリー車と併せてチェックしてみよう!

通常モデルよりもロングボディとなるユーコンデナリXL。ボロボロだった外装を徹底的に下地処理を施し再生させ、メルセデスベンツのミスティックブラウンでオールペン。さらに、フロントリップやミラー、ワイパーカウルといった樹脂パーツをシボ取りしてボディ同色ペイント。樹脂パーツをシボ取りして同色にするだけで、劇的に見栄えが変わる最高の見本だ。

ドロップスピンドルによりフロント2インチ、ダウンサスによりリア3インチダウン。ホイールはARTIS SPADA 26×10J。チラリと覗くブレーキキャリパーをキャンディーレッドにペイントし、ブレーキ強化でドリルドローターに変更している。

社外メッキグリル、MORIMOTO LEDヘッドライト&フォグランプ、牽引フックはクローム加工され、テールライトはモデルチェンジした 2015年アップタイプとなり、リアワイパーをスムージング。マフラーはギブソンの左右出し。今後はインテリア改築を検討中のようだ。

ハマーデザイン在籍9年目となる谷内さん。ペインターや整備士といった専門スタッフが在籍するなか、谷内さんは事務作業や車両引取り、整備や鈑金塗装のサポートまで行なうマルチな存在で、ショップには欠かせないスタッフだ。今回の撮影では事前にカスタムリストを作成してくれるなど、取材対応もスムーズ。取材する側にとっても頼もしい存在


OWNER /谷内さん


ハマーデザインの記事はこちらから


HAMMAR DESIGN
TEL:029-957-1467
URL:https://hammar-design.com


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2026年10月号掲載


関連記事

RELATED


中学時代に遊んだ仲間がアメ車をキッカケに動き出す

子供の頃にいくら仲が良かったとしても、大人になるにつれて疎遠になるってことは珍しい話ではない。だが3人を再び結びつけたのはアメ車。とにかく今はこの共通の楽しみを満喫することで頭がいっぱいのようだ。

ラフに乗れるのがトラック気ままに楽しんでこそ光る【ダッジラム&トヨタタンドラ】

アメ車を代表するモデルがピックアップトラック。本国で一番売れているモデルだけにカスタムの幅も広い。なかでもやはりアゲ系のスタイルは、元々のシルエットを何倍にも増強させる。

ガレージジョーカーのオールペンといえば、やはりパープル。【GMCソノマ】

「自分が好きな色」と言う理由から、ガレージジョーカーではパープルにオールペンされたモデルが幾つか存在する。だが今回のソノマは、さらに妖艶さを追求して、ベットライナーをレッドにし、さらにインテリアもレッド化に

個性派を貫くマストな選択肢としてラッピングを推奨

ラッピングと聞くと派手な色目を採用した個性派と言ったイメージだったが、春素材や色味に加え、全面貼りか否かでもかなり印象が変わる。そんなラッピングカスタムの最前線をJKラングラーと共に紐解く。

アメ車らしさを現代に甦らせるオリジナルボディペイント GMCサバーバン【ピットインアクツ】

ボディメイクには様々な「見せ方」があるが、往年のアメ車ならではの手段として、80年代当時に存在した、今となっては斬新に見えるボディペイントを再現することもそのひとつだ。紹介するサバーバンも、当時の姿へ甦った!

 

最新記事


2026/10/08

中学時代に遊んだ仲間がアメ車をキッカケに動き出す

バン

SUV

GMC

ハマー

子供の頃にいくら仲が良かったとしても、大人になるにつれて疎遠になるってことは珍しい話ではない。だが3人を再び結びつけたのはアメ車。とにかく今はこの共通の楽しみを満喫することで頭がいっぱいのようだ。

2026/10/05

高速走行中にエンジンが激しく振動、もしかしてミスファイアしてるかも?【デュランゴをもう一度楽しもう】

メンテナンス

コラム

1999年型のデュランゴを手放して早3年。実はその後、誌面には公に登場していなかったけど2012年型デュランゴを購入していた編集部カズ。というわけで初お披露目(?)のデュランゴだけど、エンジンチェックランプが点灯です。埼玉のスカイオートで原因を見てもらう!

2026/10/01

【1970 プリムス サテライト】落ち着いた大人が嗜む、ビンテージ・モパーマッスル

クーペ

ビンテージ

プリマス

2015年に公開されたワイルドスピード「スカイミッション」でドミニクが愛用したロードランナーのようにスパルタンにカスタムするのではなく、あえてオリジナルの良さを色濃く感じさせる仕立ての良さが際立つ、品格ある一台を紹介しよう。

2026/09/28

【WEC 富士 6時間 2026】キャデラック・コルベット・マスタング、そしてグッドイヤーが挑んだ6時間の戦い

イベントレポート

WEC富士6時間耐久レース レポート

ランキング


2018/02/09

マジで「使える」ダッジのミニバン ダッジグランドキャラバン【ファイブスター東都】

バン

ダッジ

新車インプレッション

2017y DODGE GRAND CARAVAN

2026/10/08

中学時代に遊んだ仲間がアメ車をキッカケに動き出す

バン

SUV

GMC

ハマー

子供の頃にいくら仲が良かったとしても、大人になるにつれて疎遠になるってことは珍しい話ではない。だが3人を再び結びつけたのはアメ車。とにかく今はこの共通の楽しみを満喫することで頭がいっぱいのようだ。

2026/10/01

【1970 プリムス サテライト】落ち着いた大人が嗜む、ビンテージ・モパーマッスル

クーペ

ビンテージ

プリマス

2015年に公開されたワイルドスピード「スカイミッション」でドミニクが愛用したロードランナーのようにスパルタンにカスタムするのではなく、あえてオリジナルの良さを色濃く感じさせる仕立ての良さが際立つ、品格ある一台を紹介しよう。

2026/09/28

【1964 シボレー インパラ SS】イベントでインパラを見て一瞬にして心を奪われた

オープン

シボレー

愛車を大切にしている人は数多い。毎日洗車を欠かさない人、エンジンフードを開けてチェックを欠かさない人など様々だが、紹介するケイさんもその内の一人。ビルトインガレージを建てて室内から愛車を眺めるのを日課としている。