アメ車らしさを現代に甦らせるオリジナルボディペイント GMCサバーバン【ピットインアクツ】

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PIT IN AKUTSU

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ピットインアクツ

ボディメイクには様々な「見せ方」があるが、往年のアメ車ならではの手段として、80年代当時に存在した、今となっては斬新に見えるボディペイントを再現することもそのひとつだ。紹介するサバーバンも、当時の姿へ甦った!


美BODY MAKE 「理想のフォルムを作り上げる」

_MG_663911_optボディメイクには様々な「見せ方」があるが、往年のアメ車ならではの手段として、80年代当時に存在した、今となっては斬新に見えるボディペイントを再現することもそのひとつだ。紹介するサバーバンも、当時の姿へ甦った!

カッティングではなくすべて塗装のこだわり

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ノーマルのボディを見て「アメ車らしいな」と感じることがメッキリ減った現代のアメ車。「昔はカタチもカラーリングも個性的だったな」と思うのは、自分が年を取っただけだろうか。だがそれでも、やっぱり80年代までは面白いカラーリングは多かった。

ボディメイクという広いカスタムにおいて、あの面白かった年代の個性的なボディペイントを再現するやり方は、どれも同じデザインになりつつある現代のクルマの中で、大きなインパクトになると確信する。

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埼玉県戸田市のピットインアクツが作り上げた88年型GMC・サバーバンは、まさにその代表例。ベースはGMCだが、シボレーフェイスに変更したサバーバンで、角目が登場した81~91年までの世代の88年型。何と言っても特徴的なのが、クリームカラーベースに4色のサイドラインが入ったボディペイント。

現代のSUVで、このカラーが違和感無くマッチするモデルはハッキリ言って皆無。実はアメリカでは、このサイドラインをカッティングで施すオーナー同士が集まるなどファンが多いスタイルだ。それをピットインアクツが、オリジナルに敬意を表してラインもペイントで仕上げ、前後バンパーやグリル、ウェザーストリップなど多くのパーツを新品交換。

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ミラーやドアモールなどは磨き処理で新品同様に甦らせた。新品パーツが無い外装パーツのリフレッシュ作業、塗装を剥がすと大きなダメージが幾つも見付かり大幅な下地処理など、完成までに費やした期間は約半年。

カラー配合も、当時の車両をオーナーと一緒に探し、できるだけ忠実に作り上げた。オールドファンはもちろん、現代のアメ車しか知らないユーザーも、この姿は大きなインパクトになるだろう。これぞアメ車だ。

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クリームカラーをベースに4本のサイドラインが入るボディペイントは、アメ車のオールドモデルだからこそ似合うスタイルだ。現代のスタイリッシュなデザインもイイが、このスタイルを「今」乗りこなすのがとにかくカッコイイと思える。

ボディペイントだけではなく、新品パーツが手に入るものは交換し、無いものは磨き処理してリフレッシュ。30年近く前のクルマとは思えない見事な状態に生まれ変わった。内装は今後仕上げていく予定だという。

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車両製作を行ったピットインアクツは事務所部分を改装し、バーをオープン。ランチ営業も行ない、夜は予約制のバーとなる。


PIT IN AKUTSU ピットインアクツ
TEL:048-421-1787 
■http://www.pitin-akutsu.com


PHOTO & TEXT アメ車マガジン
アメ車マガジン 2018年1月号掲載


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