【2017y シボレー カマロZL1】コルベットZ06と同型のLT4エンジンを搭載!
2017y CHEVROLET CAMARO ZL1
6.2ℓV8の新エンジンは最高出力640hpを発揮
2017年モデルのシボレー・カマロZL1が発表された。専用パーツも多数装着されるなど、スタイリングのディテールが改められたことにより、よりアグレッシブな姿を見せてくれた。
2017y CHEVROLET CAMARO ZL1(シボレー カマロ ZL1)
2016年モデルでデビューした新型カマロの、最初のハイパフォーマンスモデルとして、先代モデルにも設定のあったZL1が発表された。
2017年モデルのカマロZL1は、コルベットZ06と同型のLT4エンジンを搭載、ピークパワーおよびマックストルクはコルベットより抑えられているものの、スーパーチャージャーを搭載した強心臓は640hp/640lb-ftを発揮する(ただしこのパワー&トルクは正確なカタログ数値ではなく、EPAでの測定を待って修正される可能性がある) 。
先代ZL1のLSAエンジンが580hp/556lb-ftだったので、大幅なパワーアップとなる。トランスミッションは6MTと新開発の10ATから選べる。10ATはGM車としては初採用。ボディは写真のようにクーペとコンバーチブルが用意された。
こうしたパワートレーンの強化に加えてシボレーが強調しているのが軽量化である。先代ZL1に比べて200ポンド=約90kgの減量に成功したというので、先代ZL1の重量41204ポンド=1868kgに対して新型ZL1は3920ポンド=1778kgということになる。
シボレーによればこの軽量化は60hp/80lb-ft以上の効果があるという。結果、新型ZL1のパワー︲ウェイトレシオは0.360となり、707hpを誇るとはいえ重量のあるチャレンジャー・ヘルキャットの0.350よりも優秀ということになる。これだけでは実車で比べた時の勝敗は定かではないが、新型ZL1はヘルキャットよりも加速性能が高い可能性もあるのだ。


ZL1クーペのインテリア。シートがロゴ入り専用デザインとなるなど、よりプレミアムな感覚を盛り込んだデザインとなっている。

こちらは先に発表された1LEパッケージ装着車。先代モデルにも1LEパッケージは設定されていたが、今回はV8エンジン搭載のSSだけでなく、V6エンジンを搭載した1LTおよび2LTにも装着可能となった。
写真の車両はグリーンがV6、ブラックはV8である。V8の1LEにはマグネティックライドコントロールや電子制御LSD(eLSD)、専用アルミホイールのほか、内外装にスペシャルパーツが用意されている。V6の1LEにもパフォーマンスアップパーツが満載。

シボレーが初代カマロを発表した1966年9月26日から間もなく50周年を迎えるにあたり、カマロの50周年記念仕様が発表された。発売は今年の夏の予定。V6とV8それぞれのクーペとコンバーチブルの両方に設定される。
ボディカラーは写真のナイトグレーメタリックのみ。その他外装では20インチホイール、専用ストライプ、専用グリル、専用FIFTYバッジなどが用意され、内装は専用ブラックレザーインテリアとなるほか、インパネ、シートバック、ステアリングなどに専用ロゴが入る。

上が10ATのセレクターレバー、下が6MTのシフトノブ。標準は6MTで10ATはオプションとなる。AT多段化のメリットは、走行状況に応じてより最適なギア比を使うことができること、ギア比のギャップが少ないため変速がより素早く、スムーズにできることなど。この10ATはカマロZL1を皮切りに採用車種を増やしていくという。
CHEVROLET
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