家族と愛犬のために何度も考え抜いた理想の住宅

HOUSE

アメマガ2025年1月号

愛知県

アメリカンハウス

アメリカンライフ

Let's AMERICAN HOME

ジェネラルアメリカンホーム

愛犬とのんびり暮らすために、建て替えを前提に中古物件を購入した奥村さん夫婦。その物件がアメリカンスタイルだったこともあり、建て替えデザインはアメリカンスタイルが理想。家族も増えて、間取りは二転三転しながら理想を追求していった。

Let’s AMERICAN HOME


計画中に家族が増えて、図面上で2度建て替え

自分たちの住環境の理想は二の次で、長年愛犬ファーストの賃貸アパートに暮らしていた奥村さん夫婦。その頃は、一軒家のマイホームを建てることなど考えたこともなかったと言う。

 

そんな奥村さん夫婦の転機となったのが、より高条件のペット可アパートに引っ越した時のこと。近くを散歩していると、120坪の広大な土地に建つアメリカンスタイルの一軒家が売りに出されていたのだ。「こんな広い土地であれば、犬を自由に遊ばせることができるよね」。それ以降、この住宅を見て周るのが散歩コースになっていく。そして、「賃貸で毎月家賃を払うぐらいなら、いっそのこと、この住宅を建て替えて広いドッグランのある住宅にしちゃおうか」。奥村さんの突然の提案だったが、迷うことなく快諾した奥様だった。

アメリカンスタイルという個性的な住宅デザインも、夫婦の趣味が「唯一合う」というのがアメリカンカルチャーだったこともあり、夫婦共にこのデザインが気にいったようだ。築30年という住宅は設備などそれなりに古さも感じられたが、室内のアメリカンなデザインはビンテージの味わいが出て住みやすく、5年ほど過ごすのだった。

 

とは言え、購入の目的は愛犬ファーストでドッグランのある住宅に建て替えること。もちろん、デザインはアメリカン一択だ。奥様はインスタグラムでアメリカン住宅を探すのが日課となり、そこで見つけたのがジェネラルアメリカンホームだった。

 

そんな折、アウトドアが大好きな奥村さんが愛知県で開催される「フィールドスタイル」に行くことを決めるのだが、そこにジェネラルアメリカンホームが出展していることを知り、夫婦揃って足を運ぶ。そこで時期は未定だが、ドッグランのある住宅に建て替えたいなどの話を雑談程度に伝えた。

 

それから約2年。子宝に恵まれた奥村さん夫婦の理想の住宅は、愛犬ファーストから愛犬ファースト+子供たちと楽しく暮らせる住宅に変化し、遂に建て替えを決断。相談するハウスメーカーは、もちろんジェネラルアメリカンホーム。「2年も前のイベントで話をしただけだったのに、『ドッグランのある住宅にしたい方ですよね?』と覚えてくれてたんです。それも嬉しかったし、契約もしないまま、自分たちの理想をどんどん図面に書いてくれて、じっくり考えていつでも遊びにおいでと言ってくれたんです。

 

実は、他のハウスメーカーにも足を運んで話を聞いてもらったんですが、凄く営業的な対応で、図面もある程度書いたら『これ以上は図面料を頂きます』と。その対応の違いには驚きましたね(笑)」。

 

その後は浮気することなくジェネラルに通い続け図面を煮詰めていくのだが、そのタイミングで奥様に二人目の妊娠が判明。「ほぼほぼ図面ができていた頃で、家族が増えたことで変更を伝えることに気が引けたんですが、『全然OKだから』と言ってくれて、また一から図面を書いてくれたんです」。図面作成に合わせてオープンハウスにも通い、時には数年住んでいるオーナーさんの住宅にも訪問させてもらいながら、新たなデザインはより暮らしやすさを追求し2F建てから平屋建てに変更。

そうして2024年7月、120坪の土地に建て替えられた奥村さん邸。当初の理想だった広いドッグランこそないものの、愛犬と子供が自由に遊べる庭も確保した4LDK+ロフトとなり、クルマが大好きな奥村さんの要望で道路面と奥側にカースペースを確保。因みに、奥側のカースペースは将来的にインガレージにする予定だとか。

一転して平屋にした理由は、家族全員と愛犬が1Fと2Fで分断されず、家族&愛犬と一緒に過ごす時間を増やすため。老後も階段の昇り降りで苦労しないも理由のひとつ。リビングを広くするため、各部屋に通じる廊下を無くしたのも特徴でかなり開放的。開放的な印象を受けるのは廊下が無いだけではなく、ロフトの存在も大きい。元々この部分は壁で仕切られていた空間だったが、建築途中でこの空間の存在を知った奥村さんがロフトに出来ないかを相談し仕上げてもらった。「建築途中でも変更は出来るとは聞いてましたけど、いきなりロフトを作っての要望も聞いてくれるなんて凄いですよね(笑)」。

その一方で、ドアのカラーなど、ジェネラル側から再度熟考した方がいいと言われた部分もあるようで、「それで改めて変更した部分もあります。当初のままやっていたら後悔していたと思う部分もあるので、こちらの要望を言われたままやるんじゃなく、しっかり提案もしてくれるのは本当にありがたかったですね」。それだからこそ、建ててから後悔している部分は一切なく、まさに理想の住宅と語る奥村さん夫婦である。

常にみんなと一緒に居たいから、家族と愛犬が分断されない平屋にして大正解

奥村さん邸の大きな特徴が、廊下を極力省いた開放的なリビング。子供部屋にも直接移動ができる。こだわりは、図面作成の段階でリビングに配置を決めた愛犬のゲージスペース。

建築途中で天井に空き空間があることを知り、収納スペースにすることも考えたが、子供の秘密基地としてロフトにすることをジェネラルに依頼。

キッチンは奥様が主導でデザインし、パイナップル柄の壁紙も自ら選択。キッチン天井や床、パントリーのドアなど、図面作成時に決めていたカラーや柄は建築途中に変更。カタログで見るだけではイメージしづらい部分もあるだけに、ギリギリまで自由に変更ができるのもジェネラルの魅力。

子供部屋のひとつには、壁一面に広がる海岸の壁紙を選択。ただ、子供たちがその壁紙のことが気に入り過ぎてベタベタ触る為、現状は荷物を置いてガード。「これは本当に想定外です」と奥村さんは笑う。

奥様が世界的に有名な夢の国が大好きで、洗面ドレッシングはそのホテルをイメージ。ランドリールームの壁紙も特徴で、そこにはめ込んだステンドグラスもこだわり。因みにここは、取り外して変更もできる。

リビングなど基本はサーファーズスタイルのデザインだが、夫婦の寝室もまた夢の国のホテルをイメージしたクラシックなデザイン。ダークウッドの床や腰壁のデザインも変えるなどリアルを追求。なお夫婦は、フロリダの夢の国で挙式を挙げるほどのガチファンである。

当初は広いドッグランを備えた2階建てを検討したが、家族が増え様々な住宅を見学していく中で平屋に変更。それでも子供と愛犬が遊べる庭はしっかり確保。外観を含めた基本デザインはサーファーズスタイル。

広く長いカバードポーチも特徴で、奥側には広いスペースも確保。雨をしのげる遊び場としてや、バスルームへ繋がっているため洗濯物も干すことが可能。奥村さんの愛車が並ぶカースペースは、将来的にインガレージにすることも検討している。

奥村さんの愛車は2022年型ジープ・グラディエーター。これまで所有した愛車はJKラングラーや国産四駆ということで、生粋のアウトドア好き。グラディエーターはオーバーランドスタイルへとカスタム中。その他にもジムニー・SJ30、ホンダ・モンキーも所有。


OWNER:奥村さん

★間取り……4LDK+ロフト
★土地……120坪
★完成……2024年7月
★ジェネラルアメリカンホームを知ったきっかけは?
インスタグラムとフィールドスタイル


[リアルアメリカの住宅を建築デザインするハウスメーカー]
General American Home【ジェネラルアメリカンホーム】
所在地:愛知県刈谷市東境町登り坂100
TEL:0566-91-3007
URL:http://g-a-h.sakura.ne.jp/wp


PHOTO&TEXT:相馬一丈
アメ車マガジン2025年1月号掲載


関連記事

RELATED


自然豊富な故郷に建てた家族が毎日笑顔になる家

家族5人で暮らすアパート暮らしは窮屈そのもの。新たに家族が増えることが分かり、家族みんなが笑顔になれるマイホームを建てることを決意した藤本さん。奥様が憧れたリアルアメリカンの住宅を建てるべく、大家族の夢がスタートする。

【ジェネラルホームアメリカン】憧れのリアルアメリカン住宅で毎日を楽しく過ごす

ジェネラルアメリカンホームで建築し、アメリカを感じながら生活を送るオーナーたち。すべてのオーナーに共通するのは、家族全員が毎日を楽しく過ごしていること。2024年にアメマガで紹介したオーナーを改めて振り返ってみよう!

一度は諦めかけたが夢を追いかけ理想の家に辿り着く

某ハウスメーカーでサーファーズハウスの建築を目指していたが、理想の形を追い求めていくと建築費用は膨れ上がっていった。現実を知り諦めかけたが、インスタで見たハウスメーカーにダメもとで電話すると…。再び理想の住宅計画が動き出す!

【ジェネラルアメリカンホーム・サンクスギビングデー】年に一度のジェネラル大感謝祭2024年も大豊作!

リアルアメリカンの住宅を建築デザインするジェネラルアメリカンホームが、オーナーに感謝の気持ちを込めて開催するサンクスギビングデー。無料で食事を提供し、参加者が熱狂する豪華景品を2024年も大盤振る舞い。子供たちの泣き笑いが飛び交う、濃厚な時間を全員が楽しんだ。

【PISMOBLUE CAFE/ピズモブルーカフェ】NOジャパニーズアメリカンこれが本物のアメリカ

日本にあるアメリカンなカフェは、あくまでも日本人がアメリカをイメージしたデザイン。だがPISMOBLUE CAFEは、本物を知るオーナーと本物に拘り建築デザインするジェネラルアメリカンホームが作り上げた、まさに本物のカリフォルニアのビーチのカフェだ。

 

最新記事


2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

2025/12/18

若い世代にも手が届くチャレンジャーR/Tをベースにカスタム

クーペ

ダッジ

独創的なボディパーツを提案し、唯一無二の世界観を創造するLUXZのEDGE CUSTOMS。13年間掛けて現在の境地に辿り着いたが、その始まりとなるのがこのM-LINE となる。

2025/12/16

【キングオブカスタム2025】2日間に及ぶ大イベント!北海道最大級のカスタムショー!

イベントレポート

KING OF CUSTOM 2025
北海道 えべつRVパーク
2025.08.23.24

2025/12/11

【ジープオーナーズミーティング】Jeepがあるから楽しい。仲間といればもっと楽しい!

イベントレポート

Jeep owner's meeting in SAGA vol.3
佐賀空港グランド

ランキング


2025/12/23

【キャデラック エスカレード EXT】地味すぎず奇抜すぎない、絶妙なバランスを意識!

ピックアップトラック

キャデラック

ショップ

株式会社プルーヴ
愛知県一宮市

2022/04/08

US日産の巨大ユーティリティバンのNV3500

バン

逆輸入車

2019 Nissan NV Passenger

2022/07/14

チャレンジャーとチャージャー、実はこの2台は双子の様な存在と言える。

セダン

クーペ

ダッジ

2019 DODGE CHALLENGER R/T SCATPACK WIDEBODY[SUBLIME]
2018 DODGE CHARGER DAYTONA392[YELLOWJACKET]

2020/08/31

魅惑のマッスルカー黄金時代:1960年代と70年代の誇り高き車両たち

ビンテージ

人気のあるマッスルカーであるマスタング、カマロ、チャレンジャーに焦点を当て、1969年のシボレー・カマロ、コルベット、フォード・マスタング・ボス429を紹介。性能やコストパフォーマンスだけでなく、美しさや運転の喜びにも注目。