1969y Chevrolet CAMARO SS 伝統を踏襲しながら力強さとスピード感を表現する【SPEED RESEARCH】

ビンテージ

アメリカンビンテージvol.01

CAMARRO

CHEVROLET


[vc_row][vc_column][vc_custom_heading text="1969y Chevrolet CAMARO SS"][vc_single_image image="1063" img_size="full"][vc_column_text]王道ホットロッドを表現する定番の1台といえば1stカマロ
仰々しい過度なカスタムではなく、長く愛用するために。
クルマの本質を理解し、必要だと考えられるレストアとカスタムを実施。
クラシックアメリカンを楽しむための、成功例のひとつがこれだ。
カマロSSはベーシックなスタイルで愛されるアメリカンマッスルの代表格。やはり走っている姿こそが最も格好良さを感じさせてくれる。
スピードリサーチの技術力やセンスが結集した1台。このカマロをシンプルに表現するとすれば、こんな言葉が頭に浮かぶ。
このカマロは、同社と10年以上付き合いのあるユーザーが長年大切に愛用している1台で、当初にもスピードリサーチによるレストアが施された。そして、10年の時を経てさらに豊富なノウハウと技術力を身につけたスピードリサーチにより、再度手が加えられたという謹製の1台である。ショップの歴史やプライド、そしてもちろんクルマへの愛情が込められた傑作品だと言っても良いだろう。
この1台に対し、10年ぶりに施されたレストアにおける最大のテーマはエンジンルームのリフレッシュだった。内外装はすでに完成しており、またオーナーが大切に愛用してくれていたことがその背景である。しかし「リフレッシュ」と簡単に言っても、極めて大規模なもので、大型プロジェクトと呼ぶに相応しい盛りだくさんの内容となっている。
エンジンルームは一度フレームをむき出しの状態にし、エンジン各部へのペイントも施された。インナーフェンダーは一旦取り外し、ブラックにペイントしつつ、内部に配線やオイルクーラーラインを通せるように加工。そして、10年前に一度レストアしたとはいえ、フレームや足回りにはサビや汚れが出ている。それらをすべて取り外し、丁寧にひとつひとつサンディングで綺麗にしていく。クルマに対するこだわりが徹底的に施されまくっていて、正直ここで書き切ることはできない。詳細はスピードリサーチのブログにて、プロジェクト「Blue Bullet」として詳しい様子が6回に渡って紹介されている。読み応えのある内容であるため、是非Webサイトから辿って読んでみてほしい。「BlueBullet プロジェクト」で検索しても見つかるだろう。
かくして、この1台は2012年12月に開催されたYOKOHAMA HOTROD CUSTOM SHOW で、「BESTAMERICAN CAR」アワードを受賞した。スピードリサーチが追求した王道スタイルが、素晴らしい1台だと評価されたのである。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image="1064" img_size="full"][vc_column_text]ノーマルフェンダーに加工なしで目いっぱいに収まるタイヤサイズと、絶妙な車高の加減。カスタムのスタイルは色々あれど、こうした王道のスタイルが似合うのはカマロならではの魅力だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image="1065" img_size="full"][vc_column_text]シンプルで機能美を感じさせるインパネまわり。手へのフィット感に優れたレーシーなステアリングを筆頭に、運転したい気持ちにさせてくれる佇まい。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image="1066" img_size="full"][vc_column_text]ホールド性に優れたバケットタイプのシートは、長年オーナーが丁寧に愛用し、状態をキープ。クルマへの愛情が感じられるワンカットだ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_masonry_media_grid grid_id="vc_gid:1458043923158-5f102fbc-19e1-2" include="1067,1068,1069"][vc_column_text]搭載するエンジンはGM製ZZ-383。セッティング次第では425hpを発揮するモンスターユニットだ。優れたパフォーマンスながら熱量は高めであるため、ラジエーターやオイルクーラーなどで熱に配慮したアレンジがスピードリサーチにより施されている。エンジンルームの見た目にも配慮がなされており、見た目の派手さはなくとも、美しくまとめられた配線類と色味のバランスにより、機能美を感じさせる仕上がりになった。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image="1070" img_size="full"][vc_column_text]配線やホース類が熱で劣化しないようフェンダーの裏に通すなどの配慮がなされている。できるだけ長くメンテナンスフリーで乗れるようにと工夫されたアレンジが各部に施されており、安心して乗れる状態だ。[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row][vc_row][vc_column][vc_single_image image="1071" img_size="full"][vc_column_text]スパルタンなイメージを感じさせるシフトレバーは、カバーなどを取り付けないレーシーなスタイル。ブラックの内装とメタリックなレバーの組み合わせは、シンプルでいて素直に格好良い。
[/vc_column_text][vc_column_text]■取材協力:SPEED RESEARCH(http://www.speedresearch.net/)
■Text & Photos|AMERICAN VINTAGECAR magazine[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]

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