大胆にピンクを取り入れ厳つさを消し去る!フォードマスタングGT500E【ジェットシティ】
![](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC708222.jpg)
マスタング乗りの憧れであるエレノア仕様に変更しながら、そのゴリゴリのスタイルをあえて消し去るピンクをボディ各所に注入。こんな斬新なやり方は、とっても個性的だし何より面白い
EXTREME AMERICAN
2006y FORD MUSTANG GT500E
誰かのマネではなく、自分だけの「個性あるカスタム」を提案する広島県のジェットシティ。その代表的なモデルが、ピンクを大胆に注入したエレノア仕様のマスタング。コーディネートが難しいピンクも調理する!
誰もが楽しくなるカスタムを求める!
訪れたオーナーが口をそろえて「家族みたいに温かい人柄が好き」と語る、広島県広島市のジェットシティ。時には優しく、時には厳しく、オーナー一人一人と向き合って対応する姿勢は、まさに家族さながら。定期的に開催されるスポーツ大会やBBQはスタッフ一同が本業を忘れての完全本気モードとなり、笑いと涙が絶えない交流の場となっている。
そんなアットホームなジェットシティだからこそ、カスタムも自由奔放で個性的なスタイルも誕生する。トレンドだけを追わず様々なパーツの組み合わせや手法を駆使して、いかに個性を盛り込むか。さらに、少しでも見る人が楽しくなるカスタムを取り入れるのもジェットシティ流だ。
紹介する06年マスタングもその一つで、マスタング乗りの憧れであるエレノア仕様に変更しながら、そのゴリゴリのスタイルをあえて消し去るピンクをボディ各所に注入。こんな斬新なやり方は、ある意味王道から外れ賛否が有るかも知れないが、とっても個性的だし何より面白い。何度も言うが、これがジェットシティ流だ。
個性を最大限引き出すことがジェットシティ流
多くの人は、ボディのワンポイントにピンクを入れることを想像しても、ストライプにドーンと入れる勇気は正直ない。だけどそれをやってしまったマスタング。ちなみにこのピンクは、地元である広島愛を感じるマツダ・デミオの純正ピンクがベース。
このピンクは装着するレクサーニ・R-FOUR・22インチホイールにも施され、ブラックとツートン仕上げ。全体をピンクでペイントしない色の塗り分けを見ると、ただの思いつきではなく、こだわりのある部分というのが伝わってくる。
オーナーとジェットシティのこだわりは、単にピンクを入れたというだけではなく、実はオーディオシステムだ。
通常の上開き開閉から上方スライド開閉型に変更したトランク内には、カスタムペイントされたエアサスタンク&コンプレッサー、サブウーハーとアンプが鎮座。車内パネルはキャンディレッドにペイントされ、JLオーディオのミッドスピーカーが4発&ツイーターがインストール。さらにリアウインドー下のパネルにはモニターを埋め込むなど、手の込んだシステムを満載する。
マスタング王道のエレノア仕様、ピンクを大胆に入れる、そしてオーディオシステムなどインテリアを改築。これらすべてが組み合わさることで、誰ともかぶらないオンリーワンのマスタングが完成した。こんなカスタムモデルがゴロゴロ存在するジェットシティは、とにかく大注目だ。
![フォードマスタングGT500E リア](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC7121.jpg)
![フォードマスタングGT500E サイドスカート](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC7110.jpg)
マスタングだからできるエレノア仕様にフルチェンジ。グレーボディにエレノアは最高にハマり厳つさがアップするが、ピンクでそれをあえて崩したのだ。ヘッドライトやテールもピンクにペイントする徹底ぶり。
![フォードマスタングGT500E トランクが上にスライドして開閉する仕様](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC7130.jpg)
![フォードマスタングGT500E トランク内にはカスタムペイントされたエアサスタンクとコンプレッサ](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC7136.jpg)
このマスタングはピンクだけがウリじゃない。トランクが上にスライドして開閉する仕様になり、トランク内にはカスタムペイントされたエアサスタンクとコンプレッサー、さらに自慢のオーディオシステムであるウーハーとアンプをセットする。
![フォードマスタングGT500E JLオーディオのミッド&ツイーターをインストール](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC7161.jpg)
![フォードマスタングGT500E リアガラス下のパネルにモニターを埋め込む](/cms/amemaga/uploads/2016/11/DSC7150.jpg)
インテリアはピンク…ではなく、キャンディレッドでセンターパネルなどをペイント。JLオーディオのミッド&ツイーターをインストール。リアガラス下のパネルにモニターを埋め込むなど、こだわりのシステムを作り上げている。
マツダ・デミオの純正ピンクをベースにしたピンクを、大胆にストライプにペイント。レクサーニ・R-FOURの22インチにも、このピンク&ブラックでペイントが施されている。
取材協力:ジェットシティ
https://jetcity-motoring.com/
Text & Photos|アメ車MAGAZINE
最新記事
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7442.jpg)
2024/07/26
物静かな青年が次第に豹変、マスタングにもっと刺激が欲しい!
燃費が…維持費が…。マッスルカーに憧れを持つも、アメ車へのネガティブな思いが強く決断できずにいたオーナーさん。そんな彼が、彼女の後押しによって購入を決めるのだが、次第にアメリカンマッスルの魔力に染まり豹変していく。「音も見た目も刺激が欲しい!」
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/DSC_2937.jpg)
2024/07/25
ポストビンテージバンの大本命として人気高騰中【シェビーバン ビュービル】
70年代の丸目を筆頭に、フルサイズバンの中でも80年代までの個体がビンテージバンとして人気を博してきた。しかし紹介する個体の様に90年代中頃まで基本コンセプトは変わらない。むしろ熟成された最終モデルこそベストバイ!
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_DSC7249.jpg)
2024/07/24
アニメを見て惚れたマスタング、今では押しも押されぬ爆速女子へ
名探偵コナンに登場したマスタングに惹かれてカーボックスを訪れたオーナーさん。一番ド派手なエレノア仕様を選び、チャレンジャー・ヘルキャットに乗る旦那様は走りで負けたくないライバルだ。
![](/cms/amemaga/uploads/2024/06/_K2A80611.jpg)
2024/07/23
仮契約までしたけどLBスタイルに惚れて変更【ダッジチャレンジャー】
過去2回、LBワークスで武装したチャレンジャーに乗ってアメマガ主催イベントamZに参加したみっちさん。軽自動車が長年の愛車だった彼女が、初めてのアメ車としてチャレンジャーを手にするストーリーとは。